第65回 東京優駿


東京2400m

Last Update:06.06.1998
確定予想

Derby Dandies

予想枠順馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 11ビルドアップリバー牡457加藤和宏加賀武見美浦南1-2-1-6
12キングヘイロー牡457福永祐一坂口正大栗 東3-2-1-0
 23タヤスアゲイン牡457柴田善臣山内研二栗 東5-1-2-1
 24タイキブライドル牡457岡部幸雄伊藤正徳美浦北3-2-1-0
35スペシャルウィーク牡457武  豊白井寿昭栗 東3-1-1-0
 36ミヤシロブルボン牡457大塚栄三郎山田要一美浦北0-0-0-0
 47シャインポイント牡457藤田伸二宮  徹栗 東2-2-0-7
48エリモソルジャー牡457四位洋文大久保正陽栗 東1-2-2-2
59メジロランバート牡457吉田 豊谷原義明美浦北1-1-0-4
 510センターフレッシュ牡457角田晃一二分久男栗 東3-0-2-2
 611ミツルリュウホウ牡457南井克己松元茂樹栗東3-3-3-3
612セイウンスカイ牡457横山典弘保田一隆美浦南3-1-0-0
 713エモシオン牡457松永幹夫小林 稔栗 東3-1-1-1
714エスパシオ牡457後藤浩輝後藤由之美浦北2-1-2-2
 715ダイワスペリアー牡457菊沢隆徳二ノ宮敬宇美浦北2-1-1-2
 816ボールドエンペラー牡457河内 洋中村 均栗 東2-2-1-6
 817ディヴァインライト牡457岡部幸雄伊藤正徳美浦北2-1-0-2
 818クリールサイクロン牡457蛯名正義稲葉隆一美浦南3-0-2-2


◎スペシャルウイーク
○セイウンスカイ
▲キングヘイロー
△エリモソルジャー
△タイキブライドル
△メジロランバート

 今年の4歳牡馬に関しての基本的な見解は、皐月賞前と変わらない。そして、皐月賞上位3頭と他馬との差にも開きがあると見ている。また別路線組も3頭に割って入るのは厳しいだろう。

 皐月賞で本命に推したスペシャルウィークがここでの巻き返しは必至と見て、本命。
 サンデーサイレンスに母の父マルゼンスキー。マルゼンスキーはMan o'War、Bull Lea、Blue Larkspurといった米国血脈を持ち、サンデーサイレンスとの相性は良い。そして母系は日本古来のシラオキの牝系で、シラオキにヒンドスタン、セントクレスピンと代々、底力に富む重厚なスタミナ血脈が重ねられてきた。そのためサンデーサイレンス産駒としては、スタミナ色の強い中長距離向きの配合となっている。府中の2400mでこそ母系のスタミナが生きる。
 初制覇に燃える武豊に気負いがなければ、すんなり戴冠となるだろう。

 相手には、3頭の中で、もっとも自分の競馬に徹することが可能なセイウンスカイ。
 父シェリフズスターはHyperion系のステイヤーで、母の父は長距離で実績のあるミルジョージ。ただセイウンスカイはGrey Sovereignクロスの影響力が強く、Grey SovereignのスピードをHyperionでサポートしている形態の配合。ある程度の距離はこなせるが、2400m以上の適性という点ではスペシャルウイークには及ばない。

 キングヘイローは、前回が申し分ない競馬だっただけに、今回は乗り方が難しいと思う。
 父は80年代欧州最強馬ダンシングブレーヴ、母は歴史的名牝グッバイヘイローで、Almahmoud(4×5)、Sir Gaylord(4×4)、Turn-to(4×5*4)、Tom Fool(5×5)と濃いインブリードを持つのが特徴。これらの濃いインブリード血脈の質の高さがこの馬の長所で、どちらかというとスピード優位の中距離馬という印象を受ける。府中の重賞を勝っているが、こちらも2400mがベストではない。


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