◎アパパネ
○ワイルドラズベリー
▲アプリコットフィズ
△オウケンサクラ
△ディアアレトゥーサ
△サンテミリオン
過去14年の連対馬を見ると、Northern Dancer系が8頭(うちLyphard系5頭),Hail to Reason系13頭(うちRoberto系3頭、サンデーサイレンス産駒が4頭、サンデーサイレンス系が6頭),Mr.Prospector系4頭(うちエンドスウィープ産駒2頭),Fine
Top系1頭,Grey Soverign系(トニービン)1頭。Tourbillion系1頭。
近年はサンデーサイレンス産駒の席巻により傾向は変わって来ているが、開設当初は差し脚のキレが身上のサンデーサイレンス産駒がなかなか勝てないレースだった。京都の内回り2000mではゴチャつく展開になりやすく,基本的な傾向として、爆発力でねじ伏せるNorthern
Dancer系か,小足のきいたマクリが身上のRoberto系が有利なレースといえる。
また、直線が短いため、後方一気の競馬はなかなか通用しない。
本命は三冠を目指すアパパネ。
父がキングカメハメハ、母の父がDeputy Minister産駒のSalt Lake、祖母の父がBold Ruler系Spectacular Bid、3代母の父がOwen Tudor系のHard Workの配合。Northern Dancer 5*5*7×5のインブリードを持つ。
Northern Dancerの底力に加え、 祖父Mr.Prospectorのキーホースを抑えている他、母ソルティビットがスプリント戦に良績のあるスプリンターで、Nasrullah、Owen Tudorからスピード能力は高い 。
自在性もあり、叩き2戦目の今回は万全の状態で臨める。
相手には紫苑S2着のワイルドラズベリー。
父ファルブラウ、母の父サンデーサイレンス、祖母の父がNijinsky産駒のBaldski、3代母の父がTeddy系のArgumentの配合。Northern Dancer 3×5、Hail to Reason 5×4*7、Almahmoud 5×5のインブリードを持つ。基本的にはNorthern Dancer系×サンデー系でAlmamoudのスピードを生かす形態をとり、さらにRound TableからNasrullah×Princequilloのニックスが生きており、スピード・スタミナ・底力のバランスが取れた好配合馬。
前走は2着に敗れたが勝ちに等しい内容。京都コースも良績を示している。
アプリコットフィズは、父ジャングルポケット、母の父サンデーサイレンス、祖母の父Law Society、3代母の父Lucianoの配合。母は父と同世代の菊花賞馬マンハッタンカフェの全妹。
父と母の父の配合からはオークス馬トールポピーがおり、AlmahmoudのスピードをHyperion〜Gainboroughでサポートする形態。
オウケンサクラは、父がBago、母の父がリアルシャダイ、祖母の父がスルーザドラゴン、3代母の父がチャイナロックの配合。母ランフォーザドリームは2000mの重賞を2勝。 牝系からはダート実績馬も多い。Nashua〜Nasrullah系のスピード血脈を豊富に有し、重厚なスタミナ・底力がサポートも良好。
馬力に優り、しぶとさが身上のタイプ。