第26回 ジャパンカップ


東京2400m

Last Update:24.11.2006
確定予想

予想 枠番 馬番 馬名 性齢 重量 騎手 調教師 所属 戦績

1

1
ハーツクライ 牡 5 57.0kg C.ルメール 橋口弘次郎 栗 東 5-4-3-6
2
2
スウィフトカレント 牡 5 57.0kg 横山典弘 森秀行 栗 東 6-8-1-10
3
3
[外] ウィジャボード 牝 5 55.0kg L.デットーリ E.ダンロップ 英 国 10-3-4-4
 
4
4
ユキノサンロイヤル 牡 9 57.0kg 田中勝春 増沢末夫 美浦南 7-3-5-51
 
5
5
トーセンシャナオー 牡 3 55.0kg 後藤浩輝 森秀行 栗 東 2-1-2-7
6
6
(市) ディープインパクト 牡 4 57.0kg 武豊 池江泰郎 栗 東 10-1-0-1
6
7
(父) ドリームパスポート 牡 3 55.0kg 岩田康誠 松田博資 栗 東 3-5-3-0
 
7
8
(市) フサイチパンドラ 牝 3 53.0kg 福永祐一 白井寿昭 栗 東 3-2-4-2
 
7
9
[外] フリードニア 牝 4 55.0kg T.ジレ J.ハモンド 仏 国 3-2-1-1
8
10
[地] コスモバルク 牡 5 57.0kg 五十嵐冬樹 田部和則 北海道 8-6-0-12
 
8
11
メイショウサムソン 牡 3 55.0kg 石橋守 瀬戸口勉 栗 東 6-4-1-2


◎ディープインパクト
○ウィジャボード
▲コスモバルク
△ドリームパスポート
△ハーツクライ
△スウィフトカレント

今年は2頭のみの参戦だが、まずは外国馬の見解から

3番ウィジャボード
父はGreen Dancer産駒のCape Cross、母の父がTudor Melody産駒のWelsh Pagent、祖母の父がTom Fool産駒のSilly Season、3代母の父がAlycidonの配合。父のCape Crossはジャックル・マロア賞でタイキシャトルの2着だったマイラー。Tudor Minstrel 6×4が主導で、Tudor MinstrelのキーホースであるHyperion、Pharos、Swynford、Lady Judorの血脈が非常に強固に生きている。日本的には二昔前の配合という感じで、本格的な欧州血統馬。欧州血統が強すぎるとスピード不足に陥りやすいが、Pharos〜Phalarisとクラシカルな血脈がここまで豊富だと重い印象はしない。
昨年5着で日本の芝への対応も問題ない。仕掛け次第ではさらに上の順位もあっただけに、臨戦体制の良い今年はさらに上積みが見込める。

9番フリードニア
父がエタン系Sharpen Up×Red God系のSelkirkに,母の父がNijinsky×Round TableのCaerleon、祖母の父バイアモン、3代母の父Northern Dancerの配合。Red God 5×5のインブリードを持ち、Red Godの結合の良さが長所の配合。Tudor Minstrel 5×7をはじめ、Hyperionのアシストも良く、Prince Roseなどスタミナ勢力も生きている。全体として迫力不足で、斬れる脚もなく、どっち付かずという印象。ここは厳しいか。

本命はディープインパクト。
父サンデーサイレンスに母の父がLyphardの直仔Alzao、祖母の父がBlandford系Bustedの配合。サンデーにNorthern Dancer系の配合で、基本的にはAlmahmoud主導のスピードが生きているが、同馬の場合、母系はBlandfordを始め、Princequillo、ヴィミー、Solarioといった欧州のスタミナ血脈が活きており、スピード・スタミナのバランスが良い中長距離タイプ。

ハーツクライは父サンデーサイレンスに母が新潟記念を勝ったアイリシュダンスで、母の父トニービン、祖母の父Lyphardの配合。父サンデーに母の父トニービンの組み合わせはトニービンから底力のHyperionを供給し、いかにも府中向きで、昨年2着。
問題は陣営が早々と発表したノド鳴り。比較的軽度で、最終追い切りでも影響がないというが、来年以降も現役を続ける馬なら治療に専念すべきであり、出走するべきではないと考え、ここは軽視する。そんな甘いGIではない。


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