第50回 有馬記念


中山2500m

Last Update:23.12.2005
確定予想

予想 枠番 馬番 馬名 性齢 重量 騎手 調教師 所属 戦績
 
1 1 (父) マイソールサウンド 牡 6 57.0kg 本田優 西浦勝一 栗 東 8-3-0-25
1 2 サンライズペガサス 牡 7 57.0kg 蛯名正義 石坂正 栗 東 6-4-1-12
2 3 (市) ゼンノロブロイ 牡 5 57.0kg K.デザーモ 藤沢和雄 美浦北 7-6-4-2
 
2 4 [地] コスモバルク 牡 4 57.0kg 五十嵐冬樹 田部和則 北海道 7-4-0-8
 
3 5 スズカマンボ 牡 4 57.0kg 安藤勝己 橋田満 栗 東 4-3-1-9
3 6 (市) ディープインパクト 牡 3 55.0kg 武豊 池江泰郎 栗 東 7-0-0-0
 
4 7 ヘヴンリーロマンス 牝 5 55.0kg 松永幹夫 山本正司 栗 東 8-8-3-13
 
4 8 (市) グラスボンバー 牡 5 57.0kg 勝浦正樹 尾形充弘 美浦北 7-7-3-18
5 9 (外) タップダンスシチー 牡 8 57.0kg 佐藤哲三 佐々木晶三 栗 東 12-6-7-16
 
5 10 ハーツクライ 牡 4 57.0kg C.ルメール 橋口弘次郎 栗 東 3-4-2-6
 
6 11 オペラシチー 牡 4 57.0kg 中舘英二 佐々木晶三 栗 東 5-0-3-3
 
6 12 ビッグゴールド 牡 7 57.0kg 柴田善臣 中尾正 栗 東 6-8-3-34
 
7 13 コイントス 牡 6 57.0kg 岡部幸雄 藤沢和雄 美浦北 4-5-4-4
7 14 リンカーン 牡 5 57.0kg 横山典弘 音無秀孝 栗 東 5-4-2-8
8 15 (父) デルタブルース 牡 4 57.0kg O.ペリエ 角居勝彦 栗 東 4-2-1-5
 
8 16 (父) オースミハルカ 牝 5 55.0kg 川島信二 安藤正敏 栗 東 6-3-3-8


◎ディープインパクト
○デルタブルース
▲ゼンノロブロイ
△リンカーン
△サンライズペガサス
△タップダンスシチー

無敗の4冠目を目指す三冠馬ディープインパクトが本命。
父サンデーサイレンスに母の父がLyphardの直仔Alzao、祖母の父がBlandford系Bustedの配合。サンデーにNorthern Dancer系の配合で、基本的にはAlmahmoud主導のスピードが生きているが、同馬の場合、母系はBlandfordを始め、Princequillo、ヴィミー、Solarioといった欧州のスタミナ血脈が活きており、中長距離タイプとなっている。
ウィークポイントは圧倒的な力の裏側で、スプリンターだった姉レディブロンドの軽さ、怪我でリタイヤした兄ブラックタイドの脆さが同居していることで、三冠目の菊花賞では危うく露呈しかけた。ただ、それでも勝ってしまうのだから申し分ない。4コーナーでまくる体勢に持ち込めれば、ここもアッサリか。

相手は昨年の菊花賞馬デルタブルース。
父ダンスインザダークに母の父がNorthern Dancer産駒のDixieland Bandに祖母の父Allegedの配合。Northern Dancer 4×3で、Almahmoud 5*6×5のスピードを9本のHyperionがサポートしており、サンデー産駒に見られるツボは抑えている。なおかつ、父方のKey to the Mintと母方のAlleged内のRibot、War Admiral、Princequillo、Alibhaiといった上質のスタミナが生きているのが最大の長所で、配合の完成度は高い。

昨年の覇者ゼンノロブロイは、 父サンデーサイレンスに母の父がMr.Prospector×BuckpasserのMiningの配合。母系に入るIcecapadeはNearctic×Native Dancerで疑似Northern Dancerの形態をとる。父の持つ米国血脈はくまなく生かされており、アメリカンなスピードと爆発力に富む。サンデーに母のミスプロ×Buckpasserは母の父がMiswakiのサイレンススズカと同じで,中距離で強い競馬をする馬。
今年は惜敗続きだが、その理由をあえて求めるなら、母の父Miningの軽さが災いし最後の踏ん張りが効かなくなっているようにも思える。力は上位だが。

リンカーンは、父サンデーサイレンスに母の父トニービン、祖母の父サドラーズウェルズの配合。フサイチコンコルド、ボーンキングは叔父にあたる。母の父トニービンの血は中山では厳しいが、重過ぎる母系故に長距離適性は高く、一昨年の2着。距離は合う。
サンライズペガサスは、父サンデーサイレンスに母の父ブライアンズタイム、祖母の父Alydarの配合。Hail to Reason 3×4のインブリードがあり、Mahmoudのスピードを米国血脈がサポート。Bull Leaなどのスタミナも生きている。母系のRoberto血は中山向き。

タップダンスシチーは、父がRibot系のPleasant Tapに母の父がNorthern Dancer、祖母の父Bold Rulerの配合。Nasrullah 5*6×5*6、Polynesian 5×5のインブリードがあるが、祖母の父Northern Dancerのキーホースを押さえているのが長所の配合。
Ribotらしくここ一番の底力に富む。これが引退レースで往時の力は望めないが、自分の型に持ち込めれば。


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