第65回 菊花賞


京都3000m

Last Update:23.10.2004
確定予想

予想 枠番 馬番 馬名 性齢 重量 騎手 調教師 所属 戦績

1

1
オペラシチー 牡 3 57.0kg 佐藤哲三 佐々木晶三 栗 東 3-0-0-1
  1
2
(父)カンパニー 牡 3 57.0kg 柴原央明 音無秀孝 栗 東 3-1-0-1
  2
3
グレイトジャーニー 牡 3 57.0kg 小牧太 池江泰郎 栗 東 2-1-1-5
2
4
スズカマンボ 牡 3 57.0kg 安藤勝己 橋田満 栗 東 3-2-0-6
3
5
(市)ホオキパウェーブ 牡 3 57.0kg 横山典弘 二ノ宮敬宇 美浦北 2-2-1-2
  3
6
(父)シルクディレクター 牡 3 57.0kg 熊沢重文 大久保正陽 栗 東 3-2-0-4
  4
7
(父)(市)エーピースピリット 牡 3 57.0kg 吉田豊 加藤修甫 美浦北 3-0-0-4
  4
8
ケイアイガード 牡 3 57.0kg 松永幹夫 古川平 栗 東 4-1-1-2
  5
9
(外)トゥルーリーズン 牡 3 57.0kg 四位洋文 小島太 美浦北 2-1-2-3
5
10
ハーツクライ 牡 3 57.0kg 武豊 橋口弘次郎 栗 東 3-1-2-1
  6
11
ストラタジェム 牡 3 57.0kg 福永祐一 北橋修二 栗 東 2-2-0-6
  6
12
ブルートルネード 牡 3 57.0kg 池添謙一 池添兼雄 栗 東 2-1-1-3
  7
13
(父)コスモステージ 牡 3 57.0kg 小池隆生 宮徹 栗 東 2-3-3-6
7
14
ハイアーゲーム 牡 3 57.0kg 蛯名正義 大久保洋吉 美浦北 3-1-2-2
  7
15
[地]コスモバルク 牡 3 57.0kg 五十嵐冬樹 田部和則 北海道 7-3-0-1
  8
16
ブラックコンドル 牡 3 57.0kg 赤木高太郎 松田国英 栗 東 2-0-2-3
  8
17
モエレエルコンドル 牡 3 57.0kg 田中剛 増沢末夫 美浦南 2-1-0-6
8
18
(父)デルタブルース 牡 3 57.0kg 岩田康誠 角居勝彦 栗 東 3-2-0-5


◎ホオキパウェーブ
○ハーツクライ
▲ハイヤーゲーム
△スズカマンボ
△オペラシチー
△デルタブルース

まず地方在籍馬初のクラシック制覇が期待されるコスモバルクの取捨から。
父Nureyev系ザグレブに母の父トウショウボーイ、祖母の父トライバルチーフの直仔ビッグディザイアー、3代母の父キタノカチドキの配合。母はテスコボーイ2×4、Princely Gift 3×4×5とNasruah系の豊富なスピードに加え、Hyperion 4×5×6×6で底力も備えている。また父系のNureyevはHyperionを強調するNorthern Dancer系で、全体としてHyperionは7*7*7 *8 *8 *8 x 5 *6*7 *7となる。テスコボーイの爆発力とHyperionの底力が絡み合い、 母の父トウショウボーイの良さ活かし切った配合。 2000mがベストだが、父の母方ウォローのスタミナがアシストし、それなりに距離は持つ。
Hyperion強調ということで言えば、97年の勝ち馬マチカネフクキタルのイメージが近い。97年の勝ちタイムは過去10年で最も遅く、勝ち馬は上がり勝負を制した。最近の菊花賞は中盤の1000mが中だるみで13秒台のラップが最低2回、多ければ4回刻まれる。ここでしっかり折り合えれば、多少スタミナに不安があっても中団で折り合って差し切ったマチカネフクキタルの芸当も可能だが、コスモバルクにできるかというとかなり疑問である。前走はレコード勝ちの快勝だったが、中盤から馬の行く気に任せて一気にいってしまった結果。この馬の好走にはかなりの展開の助けが必要だろう。逆に中盤でよどみのないラップを刻むペースメーカーになりかねない。

本命はホオキパウェーブ。
父がSadler's Wells×Rivermanの凱旋門賞馬カーネギー、母の父Mr.Prospector、祖母の父Sir Gaylordの配合。近いとことろではNative Dancer 5×4、Turn-to 6×4、Nasrullah 5*7×5のクロスがあり、父方のNever Bendと母の父Mr.Prospectorのスピードの生かし方が長所の配合。特にNasrullahの結合は強固で、前走でレコード勝ちのコスモバルクに首差迫った裏付けはある。
スタミナはNasrullah血脈と相性の良いPrincequilloを始め、欧州系のスタミナ血脈が生きており、距離延長は歓迎。高速京都の長丁場向きのスピードステイヤー。

相手はダービー2着馬ハーツクライ。
父サンデーサイレンスに母が新潟記念を勝ったアイリシュダンス。父サンデーに母の父トニービンは昨年の2着馬リンカーンと同じで、スピード・スタミナのバランスが良い配合。リンカーンとの比較で言うと、祖母の父がスタミナ型Northern DancerのSadler's Wellsからスピード型Northen DancerのLyphardに代わり、スピードと素軽さは同馬が上。それだけにやや距離が長い気もするが、このメンバーなら好勝負できる。

ハイアーゲームは父サンデーサイレンスに母の父がRibot系Law Society、祖母の父がVagueley Noble産駒ゲイメセンの配合。父と母の父は2001年の勝ち馬マンハッタンカフェと同じ。祖母内のNorthern Dancerと呼応してサンデーの基本であるAlmahmoud 4×6 のスピードを豊富なスタミナをフォローする形態。
スズカマンボは父サンデーサイレンスに母の父キングマンボの配合。祖母がダンスインザダークの母ダンシングキーの全兄弟で、ダンスインザダークとは3/4同血。キングマンボが入ったことで中距離向けの爆発力が強調された。


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