第24回 ジャパンカップ


東京2400m

Last Update:27.11.2004
確定予想

予想 枠番 馬番 馬名 性齢 重量 騎手 調教師 所属 戦績
 

1

1
[外] ポリシーメイカー 牡 4 57.0kg S.パスキエ E.ルルーシュ 仏 国 6-2-0-3
  1
2
[外] リュヌドール 牝 3 53.0kg T.ジャルネ R.ギブソン 仏 国 4-1-1-1
2
3
ハーツクライ 牡 3 55.0kg 武豊 橋口弘次郎 栗 東 3-1-2-2
2
4
(市) ナリタセンチュリー 牡 5 57.0kg 柴田善臣 藤沢則雄 栗 東 7-3-2-6
  3
5
[外] フェニックスリーチ 牡 4 57.0kg M.ドワイヤー A.ボールディング 英 国 3-1-1-3
  3
6
(外) マグナーテン せん 8 57.0kg 岡部幸雄 藤沢和雄 美浦北 12-3-1-20
4
7
(父) デルタブルース 牡 3 55.0kg 安藤勝己 角居勝彦 栗 東 4-2-0-5
  4
8
エルノヴァ 牝 5 55.0kg 藤田伸二 藤沢和雄 美浦北 5-9-2-8
5
9
(市) ゼンノロブロイ 牡 4 57.0kg O.ペリエ 藤沢和雄 美浦北 5-4-2-2
  5
10
[地] コスモバルク 牡 3 55.0kg C.ルメール 田部和則 北海道 7-3-0-2
  6
11
(父)(市) ヒシミラクル 牡 5 57.0kg 角田晃一 佐山優 栗 東 6-3-3-12
  6
12
ハイアーゲーム 牡 3 55.0kg M.デムーロ 大久保洋吉 美浦北 3-1-2-3
  7
13
(市)(地) トーセンダンディ 牡 6 57.0kg 江田照男 森秀行 栗 東 6-1-2-16
  7
14
(市) ホオキパウェーブ 牡 3 55.0kg 横山典弘 二ノ宮敬宇 美浦北 2-3-1-2
8
15
[外] パワーズコート 牡 4 57.0kg J.スペンサー A.オブライエン 愛 国 4-5-3-3
8
16
[外] ウォーサン 牡 6 57.0kg K.ファロン C.E.ブリテン 英 国 8-9-4-12


◎パワーズコート
○ゼンノロブロイ
▲ウォーサン
△デルタブルース
△ハーツクライ
△ナリタセンチュリー

まずは外国馬の見解から

1番ポリシーメーカー
父が欧州チャンピオンサイヤーのSadler's Wells、母の父がRoberto系のLear Fan、祖母の父がHabitatiの配合。Hail to Reason〜Turn-toのクロスが強く、またNasrullhaを4本持ち、スピード優位の配合。過去のジャパンカップでSadler's Wells産駒は99年のモンジューを始め、スピード不足に泣いたが、後述のパワーズコートも含め、スピード面で今年の2頭は申し分ない。ただポリシーメーカーはNorthen Dancer系でありながら、Hyperionクロスを持たないのは、G1では致命的で、ここでは心許ない。

2番リュヌドール
父はGreen Dancer産駒のGreen Tune、母の父がファバージに遡るNoir et Or、祖母の父がLuthier。母系には二昔前に日本馬の血統表に見られた馬名が並び、母方のラインゴールドのキーホースを押さえるなど、欧州血脈の結合の良さが長所の配合。その一方で父方の米国系のスピード血脈は壊滅的で,アンバランスな印象を受ける。

5番フェニックスリーチ
父がNorthern Dancer系Alhaarthに,母の父がExclusive Native産駒のHatim、祖母はシルバーシャーク×ヴィミー。日本に馴染みの血脈が豊富で、母系は凱旋門賞馬キャロルハウスの近親にあたるが、全体的にまとまりのない印象を受ける。

15番パワースコート
父Sadler's Wells,母の父Rainbow Quest、祖母の父がPrince John産駒のStage Door Johnny。Nearco主導で父方のNorthen Dancerを強調した配合だが、Nasrullah 6×5が効いていて、母系のBlushing Groomのスピードが生き、Sadler's Wells産駒にありがちなスピード不足は解消されている。米国の芝路線でも勝ち負けできるスピードは証明済み。 欧州血脈主体で結合の良さが長所で,なおかつスピ−ド・スタミナのバランスのとれた配合。

16番ウォーサン
父がCaerleon,母の父がHigh Line、祖母の父がSir Gaylordの配合。Turn-to 5×4はあるが、Hyperion、Princequillo、Admiral Drakeのスタミナが強調した配合で、6歳まで一線級での戦いを続けている背景もここにある。走法も掻き込みが強く、馬力型に出ている。スピード不足の懸念は拭えないが、底力は十分。侮れない。

外国馬の顔ぶれは例年に比べるとやや寂しい感を受けるが、日本馬も決してメンバーが揃ったとは言い切れない。大将格のゼンノロブロイにしても前走が初GI勝ちという状況はやはり寂しいものがある。今年は決して日本馬有利とは言い切れない。
本命は日本版Sadlerのパワーズコート。


●今週のメニューへ  ●HOME PAGEへ
感想はこちらまで