第49回 有馬記念


中山2500m

Last Update:25.12.2004
確定予想

予想 枠番 馬番 馬名 性齢 重量 騎手 調教師 所属 戦績
1 1 (市) ゼンノロブロイ 牡 4 57.0kg O.ペリエ 藤沢和雄 美浦北 6-4-2-2
  2 2 ピサノクウカイ 牡 3 55.0kg 藤田伸二 藤沢和雄 美浦北 3-3-1-2
  2 3 ハイアーゲーム 牡 3 55.0kg 吉田豊 大久保洋吉 美浦北 3-1-2-4
  3 4 [地] コスモバルク 牡 3 55.0kg 五十嵐冬樹 田部和則 北海道 7-4-0-2
  3 5 ハーツクライ 牡 3 55.0kg 横山典弘 橋口弘次郎 栗 東 3-1-2-3
  4 6 (父) シルクフェイマス 牡 5 57.0kg 四位洋文 鮫島一歩 栗 東 8-4-3-9
  4 7 ユキノサンロイヤル 牡 7 57.0kg 柴田善臣 増沢末夫 美浦南 6-3-2-37
5 8 (父) ダイタクバートラム 牡 6 57.0kg 武豊 橋口弘次郎 栗 東 8-6-7-12
5 9 (外) タップダンスシチー 牡 7 57.0kg 佐藤哲三 佐々木晶三 栗 東 11-5-7-13
6 10 (父) デルタブルース 牡 3 55.0kg D.ボニヤ 角居勝彦 栗 東 4-2-1-5
6 11 (父)(市) ヒシミラクル 牡 5 57.0kg 角田晃一 佐山優 栗 東 6-3-3-13
  7 12 グレイトジャーニー 牡 3 55.0kg 小牧太 池江泰郎 栗 東 2-1-1-7
7 13 (父) ツルマルボーイ 牡 6 57.0kg 蛯名正義 橋口弘次郎 栗 東 7-6-3-15
  8 14 コイントス 牡 6 57.0kg 岡部幸雄 藤沢和雄 美浦北 4-5-4-4
  8 15 アドマイヤドン 牡 5 57.0kg 安藤勝己 松田博資 栗 東 10-3-2-6


◎デルタブルース
○ゼンノロブロイ
▲ダイタクバートラム
△タップダンスシチー
△ヒシミラクル
△ツルマルボーイ

藤沢厩舎と橋口厩舎がともに3頭出しで、対決の様相を呈する今年の有馬記念。藤沢厩舎の大将格ゼンノロブロイには2000年のテイエムオペラオー以来の秋のGI3連勝がかかる。一方の橋口厩舎も前走快勝で勢いに乗るダイタクバートラムと天皇賞から直行で勝負掛かりのツルマルボーイが一発を狙う。

本命は割って入って菊花賞馬デルタブルース。
父ダンスインザダークに母の父がNorthern Dancer産駒のDixieland Bandに祖母の父Allegedの配合。Northern Dancer 4×3で、Almahmoud 5*6×5のスピードを9本のHyperionがサポートしており、サンデー産駒に見られるツボは抑えている。なおかつ、父方のKey to the Mintと母方のAlleged内のRibot、War Admiral、Princequillo、Alibhaiといった上質のスタミナが生きているのが最大の長所で、ここが菊花賞を制した血統的背景となっている。配合の完成度は高い。
前走は出遅れて届かずの3着で見所はあった。乗り手を選ばない馬で、ここでの手替りも好材料。

ゼンノロブロイは, 父サンデーサイレンスに母の父がMr.Prospector×BuckpasserのMiningの配合。母系に入るIcecapadeはNearctic×Native Dancerで疑似Northern Dancerの形態をとる。父の持つ米国血脈はくまなく生かされており,アメリカンなスピードと爆発力に富む。サンデーに母のミスプロ×Buckpasserは母の父がMiswakiのサイレンススズカと同じで,中距離で強い競馬をする馬。
距離も守備範囲で、中山の連対実績もあるが、府中程得意ではないだろう。その辺りがどうでるか。

ダイタクバートラムは,父ダンスインザダーク,母スプリングネヴァー,母の父サクラユタカオーで,ダイタクリーヴァの半弟。父は米国血脈主体で完成度が高くスタミナ・底力に富み,母はネヴァービート 3×2のインブリードを持ち,欧州のスピード血脈が主体で,アウトブリードとして全体的なバランスは良く、北九州記念のレコード勝ちとステイヤーズS快勝が証明している。
内回りの6つのコーナーをスムーズにこなすことが求められる有馬記念で、それ以上にコーナーを回るステイヤーズSに良績があるのは強み。 コース適性も加味して惑星の魅力十分

タップダンスシチーは,父がRibot系のPleasant Tapに母の父がNorthern Dancer,祖母の父Bold Rulerの配合。Nasrullah 5*6×5*6,Polynesian 5×5のインブリードがあるが,祖母の父Northern Dancerのキーホースを押さえているのが長所の配合。
Ribotらしくここ一番の底力に富む。今回は復調途上だが、自分の型に持ち込んだ時の強さはこれまでのGI2勝が証明している。


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