Last Update：23.03.2003
確定予想
| 予想 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | 調教師 | 所属 | 戦績 |
| △ | １ | 1 | ビリーヴ | 牝５ | 55 | 安藤勝己 | 松元茂樹 | 栗 東 | 8-1-5-8 |
| ○ | １ | 2 | ショウナンカンプ | 牡５ | 57 | 藤田伸二 | 大久保洋吉 | 美浦北 | 8-1-3-6 |
| ２ | 3 | マンデームスメ | 牝４ | 55 | 中舘英二 | 坪 憲章 | 栗 東 | 4-0-0-6 | |
| ２ | 4 | テイエムサンデー | 牡７ | 57 | 秋山真一郎 | 福島 勝 | 栗 東 | 7-4-3-17 | |
| ３ | 5 | エアトゥーレ | 牝６ | 55 | 四位洋文 | 森 秀行 | 栗 東 | 6-3-4-9 | |
| ３ | 6 | テイエムサウスポー | 牡５ | 57 | 安藤光彰 | 柴田光陽 | 栗 東 | 2-2-1-9 | |
| ４ | 7 | ゴールデンロドリゴ | 牡６ | 57 | 佐藤哲三 | 飯田雄三 | 栗 東 | 6-6-1-24 | |
| ４ | 8 | ジェミードレス | 牝６ | 55 | 菊沢隆徳 | 坂本勝美 | 美浦南 | 6-4-3-1 | |
| ▲ | ５ | 9 | ディスタービングザピース | セン５ | 57 | 武 豊 | Ｄ．ヴィエナ | 米 国 | 7-4-4-3 |
| ５ | 10 | キーゴールド | 牡８ | 57 | 内田浩一 | 宮 徹 | 栗 東 | 7-4-2-23 | |
| ６ | 11 | エコーエディ | せん６ | 57 | Ｊ．ヴァルディヴィアＪｒ． | Ｄ．ヴィエナ | 米 国 | 9-6-3-4 | |
| ６ | 12 | カフェボストニアン | 牡４ | 57 | 松永幹夫 | 松山康久 | 美浦南 | 3-2-1-3 | |
| △ | ７ | 13 | ネイティヴハート | 牡５ | 57 | 石崎隆之 | 大山一男 | 大 井 | 6-3-3-9 |
| ７ | 14 | ナムラマイカ | 牝６ | 55 | 村本善之 | 福島信晴 | 栗 東 | 5-4-6-21 | |
| △ | ７ | 15 | リキアイタイカン | 牡５ | 57 | 武幸四郎 | 松田正弘 | 栗 東 | 5-1-2-15 |
| ８ | 16 | シベリアンメドウ | 牡４ | 57 | 川島信二 | 堀井雅広 | 美浦南 | 3-0-3-12 | |
| ８ | 17 | アグネスソニック | 牡４ | 57 | Ｍ．デムーロ | 森 秀行 | 栗 東 | 3-3-3-2 | |
| ◎ | ８ | 18 | サニングデール | 牡４ | 57 | 福永祐一 | 瀬戸口勉 | 栗 東 | 5-3-1-3 |
◎サニングデール
○ショウナンカンプ
▲ディスタービングザピース
△ビリーヴ
△リキアイタイカン
△ネイティブハート
今年は新潟での開催となったスプリンターズＳ。3開催連続開催の最終日に加え、天候から馬場の荒れ具合は気になるところだが、もともとが高速馬場の新潟。確かに内は荒れているものの、この頭数ではバラける展開となるだろうし、さほど深刻に受け止めなくても良いだろう。
昨年の覇者ショウナンカンプは、父サクラバクシンオーに母の父ラッキーソブリン、祖母の父タケシバオーの配合。Norhern
Dancer 4×4はあるが、ネヴァービート4×5に、その祖父であるNasrullah 5＊6×5＊7が能力の源泉。
祖父ユタカオー、父バクシンオーに加え、3代ＧI制覇を成し遂げただけあって、父系には現在ではクラシカルな日本向きの血脈が並ぶ。母系はメジロの牝系に加えタキシバオーが入ることで、父系の日本血脈を活かしていおり、クラシカル血脈の強調がこの配合の長所。
ただ断然人気での逃げ切りは決して楽ではない。
本命は自在性に優るサニングデール。父がKnown Fact×Robertoのウオーニングに母の父がMill
Reef系Darshaanに祖母の父Blushing Groomの配合。
父系のRoberto内のNasrullhが母系のMill Reef、Blushing Groomと二つのNasrullah血脈とのクロスがあるが、とりわけBlushing
Groomをほぼ全開にまで強調させた配合で、ここが能力の源泉。欧州型の粘り強いスピードが身上。
中京コースは3戦3勝で，揉まれない外枠は好都合だろう。
咋秋のスプリンターズＳを勝ったビリーヴは父サンデーサイレンスに母の父Danzigの配合。DanzigはNorthern
Dancer系種牡馬でも短距離型で、ビリーヴの場合、母系がDanzigのスピードをさらに強調する父母相似配合となっている。母Great
ChristineはNearctic 3×3、Native Dancer 4×4、Petition 4×5、Olympia 4×5、Fighting
Fox 5×5のインブリードを持っており、母の父Danzigと祖母Great Lady M.はほぼ同じ主要血脈を持つ構成となっている。そのため、サンデーサイレンス産駒の中でもスプリンター適性は非常に高い配合。
この中間は坂路で自己最高タイムを叩き出して復調の兆しは見えるが、一度崩れると立て直しが難しいのが牝馬。厳しいと思う。
自国と同じ左回りのレースとなる武豊騎乗のディスタービングザピースは無気味。
妙味はアフリート×Nijinskyは成功例の多い配合で、差し足が堅実なリキアイタイカン。
平坦小回り向きのCozzene系のネイティヴハートまで。