第64回 菊花賞


京都3000m

Last Update:25.10.2003
確定予想

予想 枠番 馬番 馬名 性齢 重量 騎手 調教師 所属 戦績

1

1
(父) ニシノシンフォニー 牡 3 57.0kg 江田照男 松元茂樹 栗 東 2-1-2-4
1
2
リンカーン     牡 3 57.0kg 横山典弘 音無秀孝 栗 東 3-2-0-2
  2
3
サウスポール    牡 3 57.0kg 武英智 武宏平 栗 東 3-4-1-3
  2
4
(市) ゼンノロブロイ   牡 3 57.0kg O.ペリエ 藤沢和雄 美浦北 4-1-1-0
3
5
(外) トリリオンカット  牡 3 57.0kg 佐藤哲三 音無秀孝 栗 東 2-1-3-7
  3
6
(市) マーブルチーフ   牡 3 57.0kg 池添謙一 田所清広 栗 東 3-0-1-7
  4
7
ペルフェット    牡 3 57.0kg 吉田稔 角居勝彦 栗 東 2-0-1-6
4
8
(父) ザッツザプレンティ 牡 3 57.0kg 安藤勝己 橋口弘次郎 栗 東 2-1-1-3
  5
9
(市) コスモインペリアル 牡 3 57.0kg 武幸四郎 清水利章 美浦北 3-0-2-6
  5
10
サクラプレジデント 牡 3 57.0kg 武豊 小島太 美浦北 3-4-0-1
  6
11
マイネルダオス   牡 3 57.0kg 武士沢友治 中野渡清一 美浦南 2-1-4-5
  6
12
シルクチャンピオン 牡 3 57.0kg 幸英明 鮫島一歩 栗 東 3-1-1-4
7
13
(父) チャクラ      牡 3 57.0kg 後藤浩輝 安達昭夫 栗 東 1-2-2-4
  7
14
(市) テイエムテンライ  牡 3 57.0kg 小池隆生 岩元市三 栗 東 2-4-0-7
  7
15
アスクジュビリー  牡 3 57.0kg 四位洋文 伊藤雄二 栗 東 3-2-3-2
  8
16
ヴィータローザ   牡 3 57.0kg 蛯名正義 橋口弘次郎 栗 東 4-0-6-2
8
17
ネオユニヴァース 牡 3 57.0kg M.デムーロ 瀬戸口勉 栗 東 6-0-2-1
  8
18
(父) マッキーマックス  牡 3 57.0kg 藤田伸二 藤原英昭 栗 東 1-1-1-2


◎ネオユニヴァース
○ザッツザプレンティ
▲ニシノシンフォニー
△トリリアントカット
△リンカーン
△チャクラ

先週のスティルインラブに続き,牡馬でもネオユニバースの三冠馬達成がかかる今年の菊花賞。 まず前哨戦の神戸新聞杯をどう評価するかだが,2000mベストの馬が適距離で強い勝ち方をしたレースとして,本番とは分けて考える。

同レースを圧勝したゼンノロブロイだが, 父サンデーサイレンスに母の父がMr.Prospector×BuckpasserのMiningの配合。母系に入るIcecapadeはNearctic×Native Dancerで疑似Northern Dancerの形態。父の持つ米国血脈はくまなく生かされており,アメリカンなスピードと爆発力に富む。サンデーに母のミスプロ×Buckpasserは母の父がMiswakiのサイレンススズカと同じで,中距離で強い競馬をすると考えた方が良い。 折り合いに心配がなくある程度距離はこなせる上に,鞍上ペリエで人気になっているが,3000m戦で中心視できる配合ではない。

同レース2着のサクラプレジデントも2000mがベストの馬。父サンデーサイレンスに母の父マルゼンスキーの配合はロイヤルタッチやスペシャルウィークがいるが,同馬は三代母スワンズウッドグローヴがGrey Sovereign×Mahmoudで,Almahmoud〜Mahmoudと連なるスピードに秀でた配合。母の父マルゼンスキーということでは,祖母が重厚なシラオキ系のスペシャルウィークよりは,軽快なスターロッチ系のロイヤルタッチにイメージは近い。ロイヤルタッチは96年の2着馬だが,96年は超スローペースの上がり勝負であまり参考にならない。この馬も3000mでは買えない。

本命は二冠馬ネオユニヴァース。
父サンデーサイレンスに母の父Kris,祖母の父がShantungで,全兄にチョウカイリョウガ,アグネスプラネットがいる。Hyperion 6*7×6*5が主導で底力に富み,Tetratemaの斬れにBlenheim-Blandfordのスタミナを加え,優れた爆発力が長所の配合。スピード・スタミナのバランスも良い。
他の人気馬と比較して,スタミナの裏付けがあるだけに京都3000mは合っている。

相手にはザッツザプレンティ。
父ダンスインザダークに母の父がサイレンススズカの母の父でもあるMiswaki,祖母がバブルガムフェローの母という配合。Northern Dancer 4×4,Raise a Native 5×4でシンプルさには欠けるが,サンデーの実績馬の血脈をふんだんに盛り込み,良質の血脈がきめ細かく生きているのがこの配合の長所。
Princequillo,Bull Lea,War Admiralといったスタミナも欧米折衷ながら生きており, 距離の融通は効く。

伏兵としては,長距離適性の高い馬を狙う。
ニシノシンフォニーは,父メジロライアン,母の父がMill Reef×Ribotのサウスアトランティックの配合。スタミナ・底力に富む上,Northern Dancer 4×4で爆発力もある。
トリリアントカットは,父Swain,母の父Caerleon,祖母の父Vaguely Nobleの外国産馬。良質のスタミナに富む,欧州系の真性ステイヤー。休養明けのセントライト記念が案外だったが,春先からオープンで活躍してきた馬。ここは人気の盲点。
リンカーンは,父サンデーサイレンスに母の父トニービン,祖母の父サドラーズウェルズの配合。フサイチコンコルド,ボーンキングは叔父にあたる。ボーンキングのズブさからも母系は重過ぎるだけに距離延長は好材料。
チャクラは,父マヤノトップガンに母の父Caerleon,祖母はRed God系×Northen Dancer系の配合。母系はドイツ血脈が入り,スタミナ・底力は十分。

 


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