第20回 フェブラリーS


中山D1800m


Last Update:22.02.2003
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 1エイキューガッツ牡857田中勝春大江原哲美浦南6-7-2-13
 2カネツフルーヴ牡657中舘英二山本正司栗 東8-6-5-8
 3 プリエミネンス牝655柴田善臣伊藤圭三美浦北12-5-5-16
 4アッパレアッパレ牡456後藤浩輝田中章博栗 東6-2-0-6
5ゴールドアリュール牡456武 豊 池江泰郎栗 東6-1-1-5
 6マイネルブライアン牡657北村宏司宮 徹 栗 東7-3-1-11
 7 イーグルカフェ牡657M.デムーロ小島 太美浦北5-3-3-21
8ビワシンセイキ牡557横山典弘松田博資栗 東8-3-2-4
 9 スマートボーイ牡857伊藤直人伊藤圭三美浦北10-7-3-34
 10 ノボトゥル−牡757O.ペリエ森 秀行栗 東9-6-5-24
 11レギュラーメンバー牡657松永幹夫山本正司栗 東6-2-2-9
12ハギノハイグレイド牡757池添謙一松田国英栗 東9-7-1-17
 13ディーエスサンダー牡456勝浦正樹藤原辰雄美浦北2-3-1-3
14エイシンプレストン牡657福永祐一北橋修二栗 東9-5-1-12
15 リージェントブラフ牡757吉田 豊大久保洋吉美浦北8-10-6-24
16 アドマイヤドン牡456藤田伸二松田博資栗 東4-0-2-4


◎ゴールドアリュール
○アドマイヤドン
▲ビワシンセイキ
△リージェントブラフ
△エイシンプレストン

地方馬の参戦がなく,また3ヶ月前のJCダートと同舞台ということで,少々新鮮味に欠ける今年のフェブラリーS。
同舞台の昨年のJCダートでは人気を集めた現4歳の実力馬2頭が競り合って,漁夫の利をさらわれたが,10回レースをしれば数回は起こりうる展開のアヤであり,今回も56kgで斤量を1kg貰っているため,順調結着と見る。

本命はゴールドアリュール。
父サンデーサイレンスに母の父Nureyevは,トウザヴィクトリーと同じ。父サンデーに母の父Northern Dancer系で基本的にはAlmahmoudのスピードを生かした配合だが,同馬は母系にNijinsky,Vaguely Nobleと良質のスタミナ・底力に富んだ血脈が並んでいる。Northern Dancerを2本持ち,Almahmoudのスピードを強化するだけでなく,さらにスタミナも増強しており,スピード・スタミナのバランスのとれた好配合馬。
JCダートでは,先手をとったため,アドマイヤドンに終始マークされる苦しい展開。今回も同型馬が揃っているが,テンのスピードが最も速いのはこの馬。天候不順で湿り気のある今週の中山のダートなら先手優位は動かない。

相手にはアドマイヤドン。
父ティンバーカントリーに母ベガの配合。Tom Fool 5×4,Native Dancer 5×5で,基本的には父と祖母の米国血脈が生きた配合。父はMr.Prostector系でWoodman産駒で,Swapsの4×3を持つ。Swapsクロスを持つ馬は詰めが甘さが目立つが,同馬は母の父のトニービンが1/4異系として作用し,Hyperionの供給源となることで,底力を補強している。

注目はビワシンセイキ
父フォーティーナイナーに母の父Northern Dancerの配合。母オシアナはStorm Birdの全妹。Nearco 6*6×4,Native Dancer 4×4をはじめNorthern Dancerの能力が全開した。米国血脈主体で,Bull Dog=Sir Gallahad〜Teddyの結合力に良さがあるアメリカンタイプの配合馬で,ダート適性は高い。昨年,5連勝でオープンまで上って来た血統的裏付けはある。
前走はスムーズな競馬にならず,故障馬が3頭も出る異様なレースである意味度外視して良いだろう。前々走で◎に2着した競馬は評価できるし,その時の鞍上に手が替わるのも魅力。

リージェントブラフは,確実な差し脚が魅力で,時計のかかる馬場になれば,割って入る。
エイシンプレストンは,芝でも時計のかかる馬場が得意だけにダートはこなせると思う。稍重程度で時計勝負のダートになれば浮上。


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