第127回 天皇賞


京都3200m

Last Update:03.05.2003
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
1ファストタテヤマ牡458安田康彦安田伊佐夫栗 東3-3-2-8
 2アルアラン牡758本田 優昆 貢栗 東8-5-4-29
 3イングランディーレ牡458小林淳一清水美波美浦北5-1-1-13
4ツルマルボーイ牡558横山典弘橋口弘次郎栗 東6-3-3-9
5トーホーシデン牡658田中勝春田中清隆美浦北4-4-0-6
 6イエローボイス牡458岩田康誠浅野洋一郎美浦南4-2-1-9
 7ダンツフレーム牡558藤田伸二山内研二栗 東5-5-0-8
 8トシザブイ牡758幸 英明音無秀孝栗 東5-2-4-22
 9マイネルアンブル牡458蛯名正義中村 均栗 東4-2-2-4
 10トップコマンダー牡658四位洋文崎山博樹栗 東5-6-3-17
11ヒシミラクル牡458角田晃一佐山 優栗 東4-2-3-11
12ダイタクバートラム牡558武 豊橋口弘次郎栗 東6-6-6-6
 13エリモシャルマン牡458池添謙一田所清広栗 東4-1-0-7
 14サンライズジャガー牡558後藤浩輝福永 甲栗 東6-3-5-10
 15マイネルプレーリー牡458村本善之五十嵐忠男栗 東4-0-2-13
16タガノマイバッハ牡458安藤勝己松田博資栗 東6-2-2-5
 17アクティブバイオ牡658福永祐一崎山博樹栗 東5-5-1-21
 18シースルオール牡758佐藤哲三石坂 正栗 東5-2-3-12


◎トーホウシデン
○ヒシミラクル
▲ダイタクバートラム
△タガノマイバッハ
△ツルマルボーイ
△ファストタテヤマ

珍しくフルゲートとなった今年の天皇賞。それだけ傑出した馬が不在であることの表れである。混戦だからこそ忠実にステイヤーから狙う。

本命はトーホウシデン。
父ブライアンズタイムに母の父Blushing Groomという配合は97年の勝馬マヤノトップガンと同じ。マヤノプッガンは母の母方がVaguely Nogle×AlibhaiでHyperion血脈を固めてシンプルに欧州血脈を強調していたのに対し,トーホウシデンは母の母方がNijinsky×Sir Ivorで米国血脈が混在したことでシンプルさを欠ける印象を受ける。高速京都の申し子だった高速ステイヤーのトップガンに比べると素軽さを欠けるが,スタミナに良さがある正真正銘のステイヤー。

対抗には菊花賞馬ヒシミラクル。
父サッカーボーイに母の父がShirely Heights産駒のShady Heightsの配合。父の母系のPrincely Gift、母の父がMill Reef系、祖母の父がGrey Sovereign系で,基本的にはNasrullah 5×5*6*6のスピードをBlandfordやGainboroughの上質のスタミナがサポートしている。この豊富なスタミナ血脈がスブさに繋がっているが,それだけ長く良い脚が使え,菊花賞を制した。
GIクラシックホースは伊達ではない。

ダイタクバートラムは,父ダンスインザダーク,母スプリングネヴァー,母の父サクラユタカオーで,ダイタクリーヴァの半弟。父は米国血脈主体で完成度が高くスタミナ・底力に富み,母はネヴァービート 3×2のインブリードを持ち,欧州のスピード血脈が主体で,アウトブリードとして全体的なバランスは良い。
堅実な差し脚で,長距離戦で安定した戦績を残しているが,GIの大一番で単勝前売り2倍前後になる馬ではない。人気がかぶり過ぎのため,軽視は禁物。


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