第19回 マイルチャンピオンシップ


京都1600m

Last Update:16.11.2002
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 1リキアイタイカン牡457武幸四郎松田正弘栗 東5-1-1-10
 2ミツワトップレディ牝555角田晃一渡辺 栄栗 東7-2-2-15
3モノポライザー牡356武 豊橋口弘次郎栗 東4-0-1-3
 4テレグノシス牡356勝浦正樹杉浦宏昭美浦北3-2-1-3
 5ディヴァインライト牡757田中勝春伊藤正徳美浦北4-6-2-13
6エイシンプレストン牡557福永祐一北橋修二栗 東9-4-1-11
 7デュランダル牡356四位洋文坂口正大栗 東4-1-0-0
 8エイシンスペンサー牡457安田康彦坂口正則栗 東5-1-0-13
 9テンザンセイザ牡457安藤克己藤原英昭栗 東3-1-3-10
 10トウカイポイントセ657蛯名正義後藤由之美浦北5-7-2-15
11 ゼンノエルシド牡557O.ペリエ藤沢和雄美浦北6-1-1-9
12アドマイヤコジーン牡657後藤浩輝橋田 満栗 東6-3-2-10
 13ミデオンビット牡557幸 英明河野通文美浦南5-7-2-10
14メイショウラムセス牡457柴田善臣伊藤雄二栗 東6-4-2-5
 15グラスワールド牡657藤田伸二鈴木勝美美浦北7-4-5-15
16ブレイクタイム牡557松永幹夫山本正司栗 東5-6-2-5
 17アローキャリー牝354熊沢重文山内研二栗 東1-2-0-5
 18ダンツフレーム牡457池添謙一山内研二栗 東5-5-0-6


◎エイシンプレストン
○ゼンノエルシド
▲アドマイヤコジーン
△モノポライザー
△ブレイクタイム
△メイショウラムセス

一番人気の信頼度の高いレースだが、今年はGI馬が6頭揃い人気も割れ気味で混戦ムード。昨年の1、2着馬も揃って出走するなら、まずはこの2頭を中心に考える。
本命はエイシンプレストン。
父がNijinsky系Green Dancerに母の父がLyphard系Monteverdiで、Northern Dancer 3×4のクロスを持つ。父方、母方とも欧州血脈と米国血脈が入り交じっているが、Northern Dancer内のNearco、Hyperionの血脈により、米国血脈のスピードと欧州血脈のスタミナとの微妙なバランスを保たれている。オールラウンドでのバランスの良さが同馬の長所。

相手にはゼンノエルシド。
父Carleanに母はDante系DominionにOwen Tudor系Kashmirの配合。欧州血脈主体の母方からNearco、Hyperionを豊富に持つため、素軽さに欠けるが底力に富む馬力型のマイル〜中距離馬。
今年に入ってから惨敗続きだが、中間の調教は抜群の気配。復調なったと見る。

春のマイル王アドマイヤコジーンは、父Cozzeneに母の父ノーザンテーストの配合。父CozzeneはBCマイルの勝ち馬で平坦向きのスピードに秀でた種牡馬、祖母Mr.McArdyは英2000ギニー馬で、Nasrullah 5×5のスピードが能力の源泉。
父内にNasrullahと相性の良いPrincequilloやSolarioなどの底力に富む血脈を持ち、それを母の父ノーザンテースト内のGainsboroughが強調する形で、スピード血脈のサポートは確保されており、馬力型に出ている。
今年に入ってからは連対率10割で、2歳王者の6歳になってからのこの充実ぶりは驚異。

モノポライザーは、エアグルーヴの半弟。父サンデーサイレンスに母の父ノーザンテースト、祖母の父ガーサントの配合。
父サンデーに母の父ノーザンテーストで基本的にはAlmahmoud主導のスピードタイプで、この配合馬は数多くの配合馬がいるが、未だG1馬はいない。それだけに母系がポイントとなるが、父と相性の良い母系のキーホースとしては、Blandford、Tetratama、Nasrullah、そしてHyperionがあり、イメージとしてはバブルガムフェローに近く、マイル適性は高い。

あとはブレイクタイム、メイショウラムセスまで。


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