予想 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | 調教師 | 所属 | 戦績 |
△ | 1 | 1 | ファルブラヴ | 牡4 | 57 | L.デットーリ | L.ダウリア | イタリア | 7-4-3-1 |
1 | 2 | インディジェナス | せん9 | 57 | E.サンマルタン | I.アラン | 香 港 | 15-6-10-34 | |
◎ | 2 | 3 | ゴーラン | 牡4 | 57 | K.ファロン | M.スタウト | イギリス | 4-2-1-3 |
2 | 4 | イリジスティブルジュエル | 牝3 | 53 | P.スマレン | D.ウェルド | アイルランド | 3-1-2-2 | |
3 | 5 | アメリカンボス | 牡7 | 57 | 江田照男 | 田子冬樹 | 日本・美浦北 | 8-4-5-22 | |
3 | 6 | アグネスフライト | 牡5 | 57 | 後藤浩輝 | 長浜博之 | 日本・栗 東 | 4-2-0-5 | |
△ | 4 | 7 | シンボリクリスエス | 牡3 | 55 | O.ペリエ | 藤沢和雄 | 日本・美浦北 | 5-2-2-0 |
4 | 8 | サラファン | せん5 | 57 | C.ナカタニ | N.ドライスデール | アメリカ | 7-7-3-11 | |
△ | 5 | 9 | ノーリーズン | 牡3 | 55 | 蛯名正義 | 池江泰郎 | 日本・栗 東 | 3-1-0-3 |
△ | 5 | 10 | ジャングルポケット | 牡3 | 55 | 武 豊 | 渡辺 栄 | 日本・栗 東 | 4-1-2-1 |
6 | 11 | テイエムオーシャン | 牝4 | 55 | 本田 優 | 西浦勝一 | 日本・栗 東 | 7-0-2-3 | |
▲ | 6 | 12 | ブライトスカイ | 牝3 | 53 | T.テュリエ | E.ルルーシュ | フランス | 5-3-1-1 |
○ | 7 | 13 | ナリタトップロード | 牡6 | 57 | 四位洋文 | 沖 芳夫 | 日本・栗 東 | 8-6-8-6 |
7 | 14 | ストーミングホーム | 牡4 | 57 | M.ヒルズ | B.ヒルズ | イギリス | 5-4-3-6 | |
8 | 15 | マグナーテン | せん6 | 57 | 岡部幸雄 | 藤沢和雄 | 日本・美浦北 | 11-1-1-14 | |
8 | 14 | エアシャカール | 牡5 | 57 | 田中勝春 | 森 秀行 | 日本・栗 東 | 4-6-1-7 |
◎ゴーラン
○ナリタトップロード
▲ブライトスカイ
△ジャングルポケット
△ファルブラヴ
△シンボリクリスエス
△ノーリーズン
まずは外国馬の見解から
1番ファルブラヴ
父Fairy Kingに母の父Slewpyは凱旋門賞馬エリシオと同じ配合。祖母にRibot、Tourbillonが入り、底力に加え日本の馬場にも対応できる切れがある。欧州ではBクラスのイタリアの最強馬だが、4走前の2000mのタイムを驚異的。ここでも侮れない。
2番インディジュナス
父はラストタイクーン産駒のMarjuに母の父がOwen Tudor系のAverofの配合。Tudor Minstrel、Court Martialといった欧州の良質なスピード血脈が生きているのが長所の配合。
2年前の2着馬で、スピード能力は高さから本質はマイル〜中距離馬と見る。
3番ゴーラン
父はRainbow Quest産駒で、愛2000ギニーと英チャンピオンSを勝ったSpectrum。母の父ジェネラス、祖母の父Shirley Heightsがともに英ダービー馬という配合。Never Bend 5×5を主導にNasrullahと相性の良いPrincequilloをはじめ、CharlottesvilleなどPrince Rose系のスタミナ血脈が補強されており、スピード・スタミナのバランスのとれた好配合馬。
昨年の英2000ギニー勝馬で、今年はキングジョージを制した。昨年は6着で、課題は日本の軽い馬場への対応する
スピードだが、今年のキングジョージは硬めの馬場で、問題はないと見る。昨年よリ馬がワンランクアップした。
4番イリジスティブルジュエル
父デインヒルに母の父Sadler's Wellsに祖母はMr.Prospector系×Graustarkの配合。母系にNorthern DancerとGraustarkが入るところはブレイクタイムと同じ。Northern Dancer 3×3にHis Majesty=Graustarkの全兄弟クロス 3×4があり、底力は十分すぎるほどだが、やや重い。
8番サラファン
父はRoberto産駒のLear Fanに母の父カロ、祖母の父Rivermanの配合。父はジャックルマロア賞を勝った欧州のマイラーで、祖母もフランスの名マイラーIrish Riverの全妹、さらにカロは日本向きのスピード適性が高い。Nasrullahを5*5×5*5と4本持つスピード優位の配合でマイルがベストだろう。
12番ブライトスカイ
父はNureyev×BuckpasserのWolfhound、母の父はAlydar産駒のAlysheba、祖母の父がNijisnky産駒イルドブルボン。甥にA.P.Indyがいてかなりの良血。父はスプリンターで良質のスピード血脈を豊富に持つのに対して、母系は長距離適性が高く、スピード・スタミナのバランスのとれた好配合馬。また、エルコンドルパサーと同じThong=Lt.Stevensの全兄弟クロスを持ち底力が強化されているのが同馬の配合の長所。今年のフランスオークス馬。
14番ストーミングホーム
父はMr.Prospector産駒のMachiavellian、母の父がNorthern Dancer系Shareef Dancer、祖母の父がMr.Prospector。Mr.Prospector 2×3を持つ他、Nasrullah 5×5*6、Native Dancer 4*5×5*5、Natalma 4×4、Almahmoud 5*5×5と強めのインブリードが前面に出た配合。馬力型の中距離馬という印象で、器用さに欠ける。
ここ数年の趨勢から日本馬の人気が集まり、外国馬は実績で例年より見劣りしているが、なかなかの好配合馬は揃っており侮れない。
本命はゴーラン、日本馬の相手筆頭はナリタトップロード。
外国馬では他にブライトスカイ、ファルブラヴが一発を秘める。