予想 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | 調教師 | 所属 | 戦績 |
1 | 1 | トシザブイ | 牡6 | 58 | 池添謙一 | 音無秀孝 | 栗 東 | 4-2-4-17 | |
△ | 2 | 2 | ボーンキング | 牡6 | 58 | M.デムーロ | 松田国英 | 栗 東 | 2-1-1-6 |
3 | 3 | ホワイトハピネス | 牡6 | 58 | 小原義之 | 小原伊佐美 | 栗 東 | 5-2-1-14 | |
○ | 4 | 4 | マンハッタンカフェ | 牡4 | 58 | 蛯名正義 | 小島 太 | 美浦北 | 5-0-1-4 |
◎ | 5 | 5 | ナリタトップロード | 牡6 | 58 | 渡辺薫彦 | 沖 芳夫 | 栗 東 | 7-5-7-6 |
6 | 6 | アクティブバイオ | 牡5 | 58 | 四位洋文 | 崎山博樹 | 栗 東 | 5-3-1-13 | |
▲ | 6 | 7 | ジャングルポケット | 牡4 | 58 | 武 豊 | 渡辺 栄 | 栗 東 | 5-2-2-1 |
7 | 8 | キングザファクト | 牡5 | 58 | 後藤浩輝 | 谷 潔 | 栗 東 | 5-5-4-9 | |
7 | 9 | サンライズペガサス | 牡4 | 58 | 安藤勝己 | 石坂 正 | 栗 東 | 4-3-0-3 | |
△ | 8 | 10 | エリモブライアン | 牡5 | 58 | 藤田伸二 | 清水出美 | 栗 東 | 4-3-2-15 |
8 | 11 | アドマイヤロード | 牡4 | 58 | 須貝尚介 | 橋田 満 | 栗 東 | 4-1-2-5 |
◎ナリタトップロード
○マンハッタンカフェ
▲ジャングルポケット
△エリモブライアン
△ボーンキング
94年以来の11頭立てとなった今年の春の天皇賞。GI馬が3頭とはやはり寂しい。逃げ馬不在でスローペースが予想されるが、それならば、GI馬3頭の中では、自ら動いてレースを作ることのできるナリタトップロードを中心視する。
ナリタトップロードは、父サッカーボーイに母フローラルマジックの配合。
父サッカーボーイはスピードに優れた快速馬というイメージがあるが、もともとFine Top系は欧州のスタミナ血脈。母フローラルマジックはAffirmed×Never Bendで、スピードとパワーを伝える。そのため、この馬の場合はスタミナに優るズブい中距離馬という印象を受ける。
長距離馬での実績はメンバー中随一で、負けられない一戦。あとは鞍上の度胸次第だと思う。
相手はマンハッタンカフェ
父サンデーサイレンスに母の父がRibot系のLaw Societyで、母系にはスタミナ豊富なドイツ血脈が並ぶ。スタミナ・底力に秀でた配合だが、母系のRibot血脈故に安定味に欠け、ハマった時は強いが、前走のような凡走もありうる。
スローの上がり勝負となった菊花賞や有馬記念を勝っているように、長距離の上がり勝負は得意。
ジャングルポケットは、父トニービンに母の父Nureyevという配合。
NureyevはNorthern Dancer系でも母系のHyperionの影響が強く、Hyperion 4*6*6×6*6*7*7*7*8とHyperionの塊で、あくまで2000m前後で斬れる馬という印象を受ける。Hyperionにしても祖母からのアシストが7*7*7*8と影響力が弱い印象を受け、あっさり勝ち切る能力はあるが、脆さも同居している。
あとは長距離適性の高い2頭。
エリモブライアンは、父ブライアンズタイムに母の父マルゼンスキー。母がオークス馬エリモエクセルの半姉で、母系がRiverman×Exclusive Native×Northern Dancer×ヒッテイングアウェーとなかなか奥行きがある配合。
実績通り長距離適性は高い。
ボーンキングは、父サンデーサイレンスに母バレークイーン(父Sadler's Wells)で、ダービー馬フサイチコンコルドの半弟。サンデーにNothern Dancer系で定番のAlmahmoud 4×5に加え、Hail to Reason 3×5を持つ。母系はイングリッシュプリンス、Val de Loirとスタミナが入り、ジリっぽく斬れる脚はないがしぶとく距離は長い方が良い。