第125回 天皇賞


京都3200m

Last Update:22.04.2002
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 1トシザブイ牡658池添謙一音無秀孝栗 東4-2-4-17
2ボーンキング牡658M.デムーロ松田国英栗 東2-1-1-6
 3ホワイトハピネス牡658小原義之小原伊佐美栗 東5-2-1-14
4マンハッタンカフェ牡458蛯名正義小島 太美浦北5-0-1-4
5ナリタトップロード牡658渡辺薫彦沖 芳夫栗 東7-5-7-6
 6アクティブバイオ牡558四位洋文崎山博樹栗 東5-3-1-13
7ジャングルポケット牡458武 豊 渡辺 栄栗 東5-2-2-1
 8キングザファクト牡558後藤浩輝谷 潔栗 東5-5-4-9
 9サンライズペガサス牡458安藤勝己石坂 正栗 東4-3-0-3
10エリモブライアン牡558藤田伸二清水出美栗 東4-3-2-15
 11アドマイヤロード牡458須貝尚介橋田 満栗 東4-1-2-5


◎ナリタトップロード
○マンハッタンカフェ
▲ジャングルポケット
△エリモブライアン
△ボーンキング

94年以来の11頭立てとなった今年の春の天皇賞。GI馬が3頭とはやはり寂しい。逃げ馬不在でスローペースが予想されるが、それならば、GI馬3頭の中では、自ら動いてレースを作ることのできるナリタトップロードを中心視する。

ナリタトップロードは、父サッカーボーイに母フローラルマジックの配合。
父サッカーボーイはスピードに優れた快速馬というイメージがあるが、もともとFine Top系は欧州のスタミナ血脈。母フローラルマジックはAffirmed×Never Bendで、スピードとパワーを伝える。そのため、この馬の場合はスタミナに優るズブい中距離馬という印象を受ける。
長距離馬での実績はメンバー中随一で、負けられない一戦。あとは鞍上の度胸次第だと思う。

相手はマンハッタンカフェ
父サンデーサイレンスに母の父がRibot系のLaw Societyで、母系にはスタミナ豊富なドイツ血脈が並ぶ。スタミナ・底力に秀でた配合だが、母系のRibot血脈故に安定味に欠け、ハマった時は強いが、前走のような凡走もありうる。
スローの上がり勝負となった菊花賞や有馬記念を勝っているように、長距離の上がり勝負は得意。

ジャングルポケットは、父トニービンに母の父Nureyevという配合。
NureyevはNorthern Dancer系でも母系のHyperionの影響が強く、Hyperion 4*6*6×6*6*7*7*7*8とHyperionの塊で、あくまで2000m前後で斬れる馬という印象を受ける。Hyperionにしても祖母からのアシストが7*7*7*8と影響力が弱い印象を受け、あっさり勝ち切る能力はあるが、脆さも同居している。

あとは長距離適性の高い2頭。 エリモブライアンは、父ブライアンズタイムに母の父マルゼンスキー。母がオークス馬エリモエクセルの半姉で、母系がRiverman×Exclusive Native×Northern Dancer×ヒッテイングアウェーとなかなか奥行きがある配合。 実績通り長距離適性は高い。
ボーンキングは、父サンデーサイレンスに母バレークイーン(父Sadler's Wells)で、ダービー馬フサイチコンコルドの半弟。サンデーにNothern Dancer系で定番のAlmahmoud 4×5に加え、Hail to Reason 3×5を持つ。母系はイングリッシュプリンス、Val de Loirとスタミナが入り、ジリっぽく斬れる脚はないがしぶとく距離は長い方が良い。


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