第126回 天皇賞


中山2000m

Last Update:25.10.2002
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 1ナリタトップロード牡658四位洋文沖 芳夫栗 東8-5-8-6
 2アグネスフライト牡558勝浦正樹長浜博之栗 東4-2-0-4
 3トラストファイヤー牡458江田照男河野通文美浦南4-1-1-7
 4アラタマインディ牡558飯田祐史新川 恵栗 東5-3-0-11
 5テンザンセイザ牡458田中勝春藤原英昭栗 東3-1-3-9
6エイシンプレストン牡558福永祐一北橋修二栗 東9-4-1-10
7ツルマルボーイ牡458河内 洋橋口弘次郎栗 東6-3-2-8
8シンボリクリスエス牡356岡部幸雄藤沢和雄美浦北4-2-2-0
 9ブレイクタイム牡458松永幹夫山本正司栗 東5-6-2-4
10テイエムオーシャン牝456本田 優西浦勝一栗 東7-0-2-2
 11イブキガバメント牡658横山典弘橋口弘次郎栗 東7-6-3-18
 12ゴーステディ牡558吉田 豊大久保洋吉美浦北6-1-2-11
 13トーホーシデン牡558O.ペリエ田中清隆美浦北2-4-0-4
14エアシャカール牡558武 豊 森 秀行栗 東4-6-1-6
 15アグネススペシャル牡558蛯名正義小島 太美浦北5-4-2-9
 16ダンツフレーム牡458藤田伸二山内研二栗 東5-5-0-5
17サンライズペガサス牡458柴田善臣石坂 正栗 東4-3-0-5
 18ロサード牡658後藤浩輝橋口弘次郎栗 東5-6-3-24


◎テイエムオーシャン
○サンライズペガサス
▲エイシンプレストン
△エアシャカール
△シンボリクリスエス
△ツルマルボーイ

GIホース6頭を含めた重賞ウイナーが15頭と、なかなかの好メンバーが揃った今年の秋の天皇賞だが、本命は紅一点の2冠牝馬テイエムオーシャン。
父ダンシングブレーヴに母リヴァーガール、母の父リヴリアという配合。ダンシングブレーヴは母系の良さを生かすのが身上の種牡馬で、リヴリア×エルプスの持つスピード・スタミナが生きている。特にリヴリアとマグニチュードはNever Bend×Princequillo×Aureoleと血統構成が似ており、疑似クロスとして、これらの良質の血脈が生きているのが長所の配合。
前走の札幌記念は完勝で、今の勢いなら牡馬相手でも十分勝ち負けになるだろう。鍵は先行馬には厳しいコースである中山2000mを踏ん張り切れるかだろう。

相手はサンライズペガサス。
父サンデーサイレンスに母の父ブライアンズタイム、祖母の父Alydarで、米国血脈主体の配合。Hail to Reason 3×4のインブリードはあるが、この18.75のクロスの影響はさほど強くなく、父サンデーサイレンスのキーホースでもあるMahmoudに対してHyperionや母系のNasrullahクロスが呼応していることがサンデー産駒の成功例としての長所。加えて、Bull Dog(Sir Gallahad)、Blue Larkspur、Man'o Warと 三大米国血脈を豊富に持つ。
馬力型で中山へのコース適性は高く、相手筆頭。

続いてはエイシンプレストン
父がNijinsky系Green Dancerに母の父がLyphard系Monteverdiで、Northern Dancer 3×4のクロスを持つ。父方、母方とも欧州血脈と米国血脈が入り交じっているが、Northern Dancer内のNearco、Hyperionの血脈により、米国血脈のスピードと欧州血脈のスタミナとの微妙なバランスを保たれている。オールラウンドでのバランスの良さが同馬の長所。
前走は開幕週の高速馬場で前を捕まえきれなかったが、休養明けということでは申し分のないステップだった。今回も勝機は十分あるだろう。

2000年の2冠馬エアシャカールは、今年に入っても掲示板を外しておらず、ここでも決して見劣りするものではない。鞍上が“主戦”武豊に戻るのは何よりで、鉄砲も効き、2勝2着1回の中山2000mでは軽視は禁物。
あとは菊を見送り参戦してきたRoberto直仔Kris S.産駒シンボリクリスエスとここに来ての安定感が光るツルマルボーイまで。


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