第62回 桜花賞


阪神1600m

確定予想

Last Update:06.04.2002

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
11スマイルトゥモロー牝355吉田 豊勢司和浩美浦北3-0-0-2
12キョウワノコイビト牝355松永幹夫山本正司栗 東1-1-1-1
23シャイニンルビー牝355岡部幸雄藤沢和雄美浦北2-0-0-1
 24タムロチェリー牝355蛯名正義西園正都栗 東3-0-1-3
 35カネトシディザイア牝355河内 洋田中章博栗 東2-1-0-6
 36ブルーリッジリバー牝355四位洋文小島 太美浦北2-1-0-3
 47オースミバーディー牝355坂井千明菅原泰夫栗 東1-1-0-2
48オースミコスモ牝355後藤浩輝中尾 正栗 東2-1-1-0
 59アイノブリーズ牝355岩田康誠田島良保栗 東2-2-0-7
 510マチカネテマリウタ牝355幸 英明西園正都栗 東2-0-4-2
 611ミスイロンデル牝355小牧 太島崎 宏栗 東1-3-0-5
 612サンターナズソング牝355柴田善臣手塚貴久美浦北2-1-1-4
 713シェーンクライト牝355福永祐一角居勝彦栗 東2-0-2-2
 714ツルマルグラマー牝355川原正一橋口弘次郎栗 東1-1-0-2
 715アローキャリー牝355池添謙一山内研二栗 東1-2-1-2
 816チャペルコンサート牝355熊沢重文池江泰郎栗 東2-2-1-1
 817ヘルスウォール牝355M.デムーロ森 秀行栗 東3-0-1-3
818サクセスビューティー牝355藤田伸二山内研二栗 東3-1-1-2


◎オースミコスモ
○シャイニンルビー
▲サクセスビューティー
△キョウワノコイビト
△スマイルトゥモロー

2歳女王タムロチェリー以外に重賞2勝馬は見当たらず、その2歳女王のトライアル惨敗で、傑出した中心馬と呼べる存在のない混戦模様となった今年の桜花賞。

本命はオースミコスモ。
父フジキセキに母タイセイカグラ、母の父モーニングフローリックで、半兄にオースミブライト、叔母に89年の桜花賞馬シャダイカグラがいる。母の父モーニングフローリックがHerbager×MahmoudにBold Ruler×Nearcticの配合で、父の父サンデーサイレンスがMahmoud主導の米国血脈主体の配合であり、また母タイセイカグラがNasrullahのインブリードを持つことから、基本的にはMahmoudとBold Rulerを生かした配合。
祖母ミリーバードがPrincely Gift系ファバージにLe Haarで欧州血脈主体であり、父の母方の欧州血脈との相性が良く、底力が補強されている。自身が米欧折衷の配合であるが故に、産駒でバランスが崩れることの多いフジキセキにしては、なかなかの好配合馬。
抜けた存在とは言い難いが、大崩れしない堅実さがあるという意味での本命。

相手はシャイニンルビー。
父サンデーサイレンスに母シャイニンレーサー、母の父ノーザンテーストで、母はフジキセキの半姉。血脈構成は3/4フジキセキで、プノーザンテーストをプラスしたところ。父サンデー、母の父ノーザンテーストによりAlmahmoud主導のスピードが前面に出たマイラータイプで、祖母ミルレーサーの良質の血脈のアシストは弱くなっている。
前走のレース内容は評価できる。後はクイーンCからの直行という点がどうでるか。

先手がとれた場合の条件付きでサクセスビューティー。
父サンデーサイレンスで、母の父がNorthern Dancer系のDeupty Minister、祖母の父がRibot系のPlesant Colony。3代母の父がHail to Reasonで、Hail to Reason 3×4を持つ。父サンデーに母の父がNorthern Dancer系で基本的にはAlmahmoud主導のスピードタイプだが、Hail to Reasonのインブリードで米国的な馬力型のスピード馬という印象を受ける。母系にRibot血脈が入り、大物感もある。
ただ、これまでのレース振りは強さと脆さが同居し、不器用な印象を受ける。逃げ馬が揃った今回、しかも阪神1600で大外枠は厳しい。スンナリ、ハナが切れれば強い。

あとは、内枠の2頭。


●今週のメニューへ  ●HOME PAGEへ
感想はこちらまで