第2回 ジャパンカップダート


東京D2100m

Last Update:24.11.2001
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 1ミラクルオペラ牡457幸 英明領家政蔵日本・栗 東7-2-5-3
 2ワールドクリーク牡657後藤浩輝新井 仁日本・栗 東8-2-3-13
 3ノボトゥル−牡557O.ペリエ森 秀行日本・栗 東7-4-3-18
 4プリエミネンス牝455蛯名正義伊藤圭三日本・美浦北8-3-4-11
 5ミツアキサイレンス牡457川原正一粟津豊彦日本・笠 松9-4-1-8
 6オンワードセイント牝555勝浦正樹阿部新生日本・美浦南6-2-4-9
7ディグフォーイット牡657A.ソリスB.ヘッドリーアメリカ5-3-7-23
8ウイングアロー牡657横山典弘南井克己日本・栗 東11-6-5-5
9クロフネ牡355武 豊 松田国英日本・栗 東5-1-2-1
 10ジェネラスロッシ牡657G.スティーヴンスN.オキャラハンアメリカ5-10-3-12
 11リージェントブラフ牡557吉田 豊大久保洋吉日本・美浦北7-7-5-17
12アエスクラップ牡457A.シュタルケH.ブルーメドイツ4-3-0-7
13キングオブタラ牡355T.テュリエF.ドゥーメンフランス4-1-1-1
14リドパレス牡457J.ベイリーR.フランケルアメリカ8-5-1-1
 15レギュラーメンバー牡455松永幹夫山本正司日本・栗 東6-2-2-7
 16ハギノハイグレイド牡557田中勝春松田国英日本・栗 東7-4-1-13


◎リドパレス
○ウイングアロー
▲クロフネ
△キングオブタラ
△ディグフォーイット
△アエスクラップ

まずは外国馬の見解から

7番ディグフォーイット
父がBlushing Groom産駒Digamistに母の父がHail to Reason産駒のパーソナリティの配合。Nasrullah 4*5×5*5を主導とするスピード馬。父の父Blushing Groomのキーホースはほぼ再現されているのが長所の配合。スタミナはSir Gaylord、Discoveryから補強されているが、本質は芝のマイル〜中距離馬という印象を受ける。
Nasrullah主導のスピード馬という意味では昨年3着のロードスターリングに近い。

10番ジェネラスロッシ
父ジェネラスに母の父がRed God産駒のValiyarの配合。Northern Dancerの4×4はあるが、母の父内のRed Godの構成血脈がすべてクロスし、明確に同脈を強調したことが、長所の配合。
Nasrullah主導のスピード馬という印象で、スタミナ・底力に物足りなさを感じる。この馬もイメージとしては昨年3着のロードスターリングに近い。

12番アエスクラップ
父Acatenangoに母の父がRoberto系のセレティアルストームの配合。母系のハイハットからスタミナを補強しており、Hyperion、Nearcoを中心にドイツ馬らしく欧州血脈でまとめられ、相性は良い。
ややスピード不足で、本質はステイヤーと見る。ダート向きとは言い難いが、日本のダートは米国のダートと異なり、欧州血脈主体の配合馬でも良績がある。

13番キングオブタラ
父Fairy Kingに母の父Lafontaineの配合で、96年の欧州2歳チャンピオンRevoqueの全弟。Hyperionを中心に母系のShamのキーホースを抑えており、スピードはNasrullah、Gold Bridge、スタミナはDjebel、Admiral Drakeから補強され、バランスのとれた好配合馬。
本質は芝向きの中距離馬だが、父の父Northern Dancerの強く、ダートでも侮れない。

14番リドパレス
父がフォーティナイナー産駒のRich Man's Gold、母の父がTourbillon系のQuick Decisionの配合。チリ産で、チリでG1を4勝し年度代表馬になった後、米国に移籍し、BCクラシック2連覇のTiznowを前走で破っている。父Rich Man's GoldはBCの種牡馬登録がなく、出走するためには高額な追加登録料を払う必要があったため、BCクラシックからJCダートに目標を定めることになった。
父は米国血脈主体で母は欧州血脈主体で構成されているが、母Sonadaは活躍馬を多く輩出し、チリの年度代表繁殖牝馬と選ばれているが、その裏付けになるだけの優秀な配合となっている。特殊な配合構成だが、特に8代から9代でのクロスの結合が強固で、アウトブリードの異系配合のメリットが最大限に生かされている。

昨年の同レースで1000m通過が58.1、1800m通過が1.48.1(日本レコードプレミアムサンダー1.48.4)のハイペースを演出したレギュラーメンバーが出走するため、今年もハイペースは必至と見る。
前走で驚愕のレコードをたたき出したクロフネも侮り難いが、スタミナ要求度の高いレースという意味では、日本馬ではウイングアローを上位に見る。


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