第124回 天皇賞


東京2000m

Last Update:25.10.2001
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
1ロサード牡558横山典弘橋口弘次郎栗 東4-5-3-17
2メイショウドトウ牡558安田康彦安田伊佐夫栗 東10-8-1-5
 3トーホウドリーム牡458江田照男田島良保栗 東5-2-1-9
4ステイゴールド牡758武 豊池江泰郎栗 東6-12-8-21
 5サイレントハンター牡858吉田 豊大久保洋吉美浦北11-5-5-31
6テイエムオペラオー牡558和田竜二岩元市三栗 東14-4-3-2
 7メイショウオウドウ牡658飯田祐史飯田明弘栗 東5-5-4-9
 8イブキガバメント牡558河内 洋橋口弘次郎栗 東5-3-2-13
 9サイレントセイバー牡658田中勝春佐藤全弘美浦北7-5-4-23
10アグネスデジタル牡458四位洋文白井寿昭栗 東6-3-4-4
 11ダイワテキサス牡858柴田善臣増沢末夫美浦南11-9-5-25
12ジョウテンブレーヴ牡458蝦名正義相沢 郁美浦南4-2-1-7
 13トレジャー牡356岡部幸雄藤沢和雄美浦北3-2-0-2


◎テイエムオペラオー
○ステイゴールド
▲メイショウドトウ
△ジョウテンブレーヴ
△アグネスデジタル
△ロサード

テイエムオペラオーが本命。
父オペラハウスはSadler's WellsにHigh Topと欧州のスタミナ血脈主体のステイヤーで、母の父がNasrullah系ながら底力にも富むBlushing Groom。Wild Risk、Owen TudorといったBlushing Groomのキーホースとなる血脈が生きていて、母系からの強力なアシストが豪脚の源となっている。父オペラハウスの母の父High Top内にはBlushing Groomのキーホースがあり、父オペラハウスのSadler's Wells×High Topの配合を継続した形態をとっているなかなか奥のある配合。 それだけに年齢による衰えはそれほど気にしなくて良いだろう。
2000mは決してベストの条件ではなく、昨年も重馬場に恵まれた感はある。しかし、春先の休み明けの大阪杯でもレコードからコンマ0.3秒で、1分58秒台で走破できることを証明した。ここでも大崩れはないだろうし、サイレントハンターが引っ張るハイペースの展開なら、スタミナ・底力に優るこの馬には有利。

相手にはステイゴールド。
父サンデーサイレンスに母ゴールデンサッシュ。母はサッカーボーイの全妹で、父サンデーサイレンスもサッカーボーイもMahmoud血脈主導の配合馬であるため、父母の相性は良い。
同馬はGainsborough血脈の結合が強固であることがこの馬の長所で、息の長い活躍もうなづける。前走はヨレたものの、内容でもオペラオーには完勝で、今回も好勝負は必死。

メイショウドトウは、父Bigstoneに母の父Affirmedで、母の母の父がNijinskyのためNorthern Dancer 4×4のクロスを持つ。母系のAffirmed、Nijinskyの良質の血脈を生かした配合で、実績通り2000m戦の適性は高い。
鉄砲駆けの実績もあるが、宝塚記念以来でのぶっつけでここを勝ったのが88年タマモクロスのみ。この10年でも春シーズンからの鉄砲は3着まで。この秋のG1の勝ち馬は2頭とも鉄砲だが、厳しい流れになる秋の天皇賞は甘くないと思う。
宝塚記念は先行粘り込みを果たしたが、府中の2000mで同じ戦法はとれない。再び母の父Affirmedのツメの甘さが露呈するかも。

ジョウテンブレーヴは、父ダンシングブレーヴに母の父ロイヤルスキーに祖母の父トウショウボーイの配合。 父ダンシングブレーヴは母系の良さを引き出す種牡馬で、同馬は母系に秘めるMenow、Mahmoudといった良質のスピードに恵まれて中距離馬という印象を受ける。
前走は案外だったが、休養明けで勝ち馬と0.3秒差なら、許容範囲と見る。叩いての上積みに期待。

アグネスデジタルは、父がMr.Prospector系のCrafty Prospecterで、母の父はDanzig×SecretariatのChief's Crown。父Crafty Prospectorはダートのスプリンターという印象が強く、この馬もNasrullah 5×6のスピードは生きている。マイルのG1を勝っているが、母の母がAllged×Wild Riskといったスタミナ・底力に富む配合で、本来は中距離向き。


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