第5回 秋華賞


京都2000m

Last Update:14.10.2000
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 1ポンデローザ牝455渡辺薫彦山本正司栗 東3-4-0-8
2チアズグレイス牝455松永幹夫山内研二栗 東3-3-0-4
 3グランパドドゥ牝455河内 洋長浜博之栗 東2-2-0-2
 4ティコティコタック牝455武幸四郎松田正弘栗 東3-0-2-6
 5トーワトレジャー牝455上村洋行橋田 満栗 東3-0-1-2
6バイナリーナ牝455小林淳一後藤由之美浦北3-1-0-2
 7フューチャサンデー牝455横山典弘伊藤正徳美浦北2-0-0-4
 8サファイヤコースト牝455幸 英明音無秀孝美浦北2-0-0-5
 9ジェミードレス牝455岡部幸雄坂本勝美美浦北2-2-2-1
10ニホンピロスワン牝455福永祐一田中耕太郎栗 東3-1-1-6
11マルターズスパーブ牝455柴田善臣堀井雅広美浦南2-3-3-1
12シルクプリマドンナ牝455藤田伸二山内研二栗 東3-1-1-1
 13マターラミツル牝455安藤勝巳石坂 正栗 東2-0-2-9
 14ヤマカツスズラン牝455池添謙一池添兼雄栗 東3-0-1-1
 15レディバラード牝455熊沢重文山内研二栗 東3-1-0-5
 16サニーサイドアップ牝455後藤浩輝山内研二栗 東3-1-3-7
17マニックサンデー牝455田中勝春中野隆良美浦北2-0-2-2
 18カリスマサンオペラ牝455石橋 守崎山博樹栗 東2-2-2-3


◎シルクプリマドンナ
○ニホンピロスワン
▲バイラリーナ
△チアズグレイス
△マニックサンデー
△マルターズスパーブ

今年で5回目となる秋華賞だが、万馬券決着が3回と荒れるG1のイメージが強い。これは京都内回り2000mという先行馬有利の小回りコースにフルゲート18頭が殺到するためで、乱ペースゆえに展開によっては差し追い込みの台頭も見られる。
そんな中で、過去の連対馬を見ると、Lyphard系(ダンシングブレーヴ、モガミ)などのNorthern Dancer系とRoberto系(ブライアンズタイム、リアルシャダイ)や台頭が特徴として言える。小回りコース故に、長く良い脚が使えるよりは、勝負処で捲れる一瞬の脚が使えるRoberto系には有利なレースと言えるのだろう。

ということで、本命はブライアンズタイム産駒のシルクプリマドンナ。
ブラインズタイム×Northern Dancerで、3冠馬ナリタブライアンと3/4同血。配合形態も似ていて母の父Northern Dancerの血脈を生かし、スタミナ・底力に富む。この馬の場合は母系のNasrullahが入り、ナリタブライアンほどシンプルな配合ではなく凄味もないが、ここでは能力上位。
オークスを制したように距離はもっとあったほうが良くスピード不足の感もあるが、小柄な馬だけにここでもうまく立ち回ることは可能だろう。

相手にはトライアルを快勝したニホンピロスワン
父パラダイスクリークは、アーリントンミリオンなどを制したアメリカの芝チャンピオンホースで、94年ジャパンカップの2着。Never Bend系Irish RiverでTheatrical、タイキブリザードと同牝系。母ニホンピロピュワーは、父マルゼンスキーで、ニホンピロウイナーの半妹。祖母の産駒にはキタノカチドキ、リードスワローらがいる活躍馬の多い牝系。父系からスタミナを母系からスピードをという印象を受ける。
今年から施行時期がさらに1週早くなったこともあり、夏から順調に使われ実績を出しているのは強み。ここでの大崩れはないものとみる。

桜花賞馬チアズグレイスは、大型馬だけに逆に仕上がりに疑問が残る。
父サンデーサイレンスに母がNorthern Dancerクロスを持ち、Almahmoudのスピードをより強調した配合。小回りを立ち回るスピードはるが、叩き良化型だけに、ここでは苦戦するだろう。
枠順が1枠2番というのも、各馬に目標にされやすく、乱ペースとなれば、厳しい競馬を強いられることになる。今回は評価を下げて臨みたい。

あとは休養明けだが、バイラリーナ。
サンデーサイレンスに母の父Nureyevはトゥザヴィクトリーと同じ。サンデー×Northern Dancer系で、Almahmoud〜Mahmoudのスピードを強調して母の母方でスタミナ・底力を補強する形態。トゥザヴィクトリーと比べると母系のHyperion血脈が物足りないが、注目の1頭。
一発があるとしたらこの馬。


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