予想 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | 調教師 | 所属 | 戦績 |
1 | 1 | ツルマルツヨシ | 牡6 | 56 | 藤田伸二 | 二分久男 | 栗 東 | 5-0-1-4 | |
▲ | 1 | 2 | マチカネキンノホシ | 牡5 | 57 | 岡部幸雄 | 藤沢和雄 | 美浦北 | 4-2-0-10 |
△ | 2 | 3 | ホットシークレット | 騙5 | 56 | 横山典弘 | 後藤由之 | 美浦北 | 5-0-3-11 |
△ | 2 | 4 | ナリタトップロード | 牡5 | 57 | 的場 均 | 沖 芳夫 | 栗 東 | 4-5-4-3 |
3 | 5 | ジョービッグバン | 牡6 | 57 | 山田和広 | 坪 正直 | 栗 東 | 6-2-4-6 | |
○ | 3 | 6 | トーホーシデン | 牡4 | 55 | 田中勝春 | 田中清隆 | 美浦北 | 2-3-0-1 |
◎ | 4 | 7 | テイエムオペラオー | 牡5 | 57 | 和田竜二 | 岩元市三 | 栗 東 | 11-3-3-1 |
4 | 8 | ユーセイトップラン | 牡8 | 57 | 中館英二 | 音無秀孝 | 栗 東 | 8-1-3-26 | |
5 | 9 | ゴーイングスズカ | 牡8 | 56 | 芹沢純一 | 橋田 満 | 栗 東 | 8-8-3-19 | |
5 | 10 | キングヘイロー | 牡6 | 56 | 柴田善臣 | 坂口正大 | 栗 東 | 6-4-4-12 | |
6 | 11 | ステイゴールド | 牡7 | 56 | 後藤浩輝 | 池江泰郎 | 栗 東 | 4-12-8-18 | |
6 | 12 | ダイワテキサス | 牡8 | 56 | 蛯名正義 | 増沢末夫 | 美浦南 | 11-8-3-19 | |
△ | 7 | 13 | メイショウドトウ | 牡5 | 57 | 安田康彦 | 安田伊佐夫 | 栗 東 | 8-6-1-5 |
7 | 14 | アドマイヤボス | 牡4 | 55 | 武 豊 | 橋田 満 | 栗 東 | 2-1-0-1 | |
8 | 15 | アメリカンボス | 牡6 | 56 | 江田照男 | 田子冬樹 | 美浦北 | 6-3-4-10 | |
8 | 16 | メイショウオウドウ | 牡6 | 56 | 河内 洋 | 飯田明弘 | 栗 東 | 5-4-3-6 |
◎テイエムオペラオー
○トーホウシデン
▲マチカネキンノホシ
△ナリタトップロード
△メイショウドトウ
△ホットシークレット
年間無敗のG15勝の偉業がかかる大本命テイエムオペラオーから。
父オペラハウスはSadler's Well×High Topで欧州のスタミナ血脈主体のステイヤー。母の父はNasrullah系ながら底力にも富むBlushing Groomで、Wild Risk、Owen TudorといったBlushing Groomのキーホースとなる血脈が生きていて、母系からの強力なアシストが豪脚の源となっている。父オペラハウスの母の父High Top内にはBlushing Groomのキーホースがあり、父オペラハウスのSadler's Wells×High Topの配合を継続した形態をとっている。
過去に破れた1番人気馬同様に、天皇賞(秋)、ジャパンカップの激戦の疲れ云々と言われるが、条件は他の馬も同じ。馬力型のこの馬にとって、中山はベストの舞台。やはり中心視する。
相手には菊花賞2着のトーホウシデン。
父ブライアンズタイムに母の父Blushing Groomという配合は95年の勝ち馬マヤノトップガンと同じ。マヤノプッガンは母の母方がVaguely Nogle×AlibhaiでHyperion血脈を固めてシンプルに欧州血脈を強調していたのに対し、トーホウシデンは母の母方がNijinsky×Sir Ivorで米国血脈が混在しシンプルさに欠けるだけに、セントライト記念、菊花賞と惜敗が続いた原因も母系にあるのだろう。
ズブ過ぎるだけ、この馬にとっても、暮れの荒れた馬場の中山長距離戦は願ってもない条件。過去6年で5勝しているように、一瞬の捲りの脚が身上のロベルト系にとっては有馬はベストの舞台でもある。
注目はマチカネキンノホシ。
父Seattle Slewに母の父Alydarで米国血脈主体の配合。Nasrullah 5*5×5*5とPolynesian 5×5のインブリードが強烈で、Seattle SlewやAlydarのスピードは再現されている。切れる脚が使える馬ではなく、馬力型で中山は向いている。
鞍上が再三指摘しているようにムラっ気があり精神面に課題を残すが、前走も上々で次に繋がる走りだった。
ナリタトップロードは今年、テイエムオペラオーに全敗、メイショウドトウもG1で3戦して2着3回。展開云々ではなく、すべて真っ向勝負を挑んでの敗戦だけに負け方が悪い。力はある2頭で軽視はできないが、馬に対する精神的なダメージも決定的だと思うし、もはや完全に勝負付けは済んだと見る。一矢報いるとしたら、奇策を講じるしかないと思う。
大波乱を起こすとしたら、逃げ馬ホットシークレットが気になる。