第122回 天皇賞


東京2000m

Last Update:29.10.2000
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 1ユーセイトップラン牡858M.ロバーツ音無秀孝栗 東8-1-3-23
 2メイショウオウドウ牡658飯田祐史飯田明弘栗 東5-4-2-5
3ナリタトップロード牡558渡辺薫彦沖 芳夫栗 東4-5-4-1
 4ダイワテキサス牡858北村宏司増沢末夫美浦南11-8-3-17
5ロサード牡558松永幹夫橋口弘次郎栗 東3-2-2-14
 6ジョーヤマト牡858須貝尚介須貝彦三栗 東5-5-6-30
 7トーワラノビア牝656郷原洋司佐山 優栗 東5-5-6-28
 8サクラナミキオー牡658田中勝春小島 太美浦北6-3-4-14
9ステイゴールド牡758武 豊 池江泰郎栗 東4-12-8-16
10トゥナンテ牡658幸 英明松元省一栗 東8-1-2-11
 11イーグルカフェ牡456岡部幸雄小島 太美浦北3-2-1-3
 12ロードブレーブ牡658柴田善臣山内研二栗 東4-2-5-25
13テイエムオペラオー牡558和田竜二岩元市三栗 東9-3-3-1
 14ミッキーダンス牡558佐藤哲三服部利之栗 東4-2-5-25
15メイショウドトウ牡558的場 均安田伊佐夫栗 東8-4-1-5
 16ミヤギロドリゴ牡758横山典弘高市圭二美浦北6-0-10-20


◎テイエムオペラオー
○トゥナンテ
▲メイショウドトウ
△ステイゴールド
△ナリタトップロード
△ロサード

まずは今年に入って負け無しの1番人気テイエムオペラオーの評価から。
1番人気が12連敗中だが、この12年間で出てきた一番人気馬にイメージとして一番近いのは、96年のサクラローレルだと思う。血統的な共通点としては特にないが、スタミナ・底力に優れたタイプで捲りの脚質というと、この馬が当てはまるだろう。
このレースでサクラローレルは3/4馬身差の3着。敗因としては、8枠16番での後方からの追走で、直線で前が壁になり、しかも武豊マーベラスサンデーのブロックで追い出しが遅れたということが大きかったと思う。このレースで勝ったバブルガムフェローは2枠4番で、スタート後すんなり好位に取りつき、直線で何の不利もなく追い出すという非常に楽な展開た。3/4馬身差の3着ならば、展開ひとつでひっくり返るものであるし、サクラローレルの好走を考えると、同じく2000mの持ち時計がなかったローレル並みにはやれると思うし、大崩れは無いものと見る。
また、この96年のレースでの2着はマヤノトップガンだが、母の父Blushing Groomの能力を全開させた血統構成は、父の違うが、オペラオーとの共通項は多い。やはりオペラオーがここをあっさりクリアしても不思議ではないと思う。雨で湿り気味の馬場もこの馬に味方するだろう。

相手には重賞3連勝中のトゥナンテ。
92年の中山記念を勝ったダイナマイトダディの全弟で、父サクラユタカオーに母の父ノーザンテーストの配合は、父の父テスコボーイと母の父ノーザンテーストのHyperionが強調されることで、サクラバクシンオーなど成功例の多い配合。母の母はガーザント×ライジングフレームで、Tetratema〜The Tetrarchの決め手もある。
昨年3着のエアジハードもサクラユタカオー産駒だが、エアジハードよりは、配合内容は秀逸と思っているので、ここでもやれると思う。

メイショウドトウは、父Bigstoneに母の父Affirmedで、母の母の父がNijinskyのためNorthern Dancer 4×4のクロスを持つ。母系のAffirmed、Nijinskyの血脈を生かした配合で、実績通り2000m戦の適性は高い。
しかし先行抜け出しが身上のこの馬にとって8枠15番は辛い。後方待機での実績がないだけに難しいと思う。


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