Last Update:11.11.2000
予想 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | 調教師 | 所属 | 戦績 |
△ | 1 | 1 | フサイチエアデール | 牝5 | 56 | 横山典弘 | 松田国英 | 栗 東 | 5-6-1-7 |
○ | 1 | 2 | ファレノプシス | 牝6 | 56 | 松永幹夫 | 浜田光正 | 栗 東 | 6-1-1-7 |
2 | 3 | スプリングチケット | 牝4 | 54 | 池添謙一 | 鶴留明雄 | 栗 東 | 3-0-2-3 | |
2 | 4 | ヒシピナクル | 牝5 | 56 | 角田晃一 | 佐山 優 | 栗 東 | 4-2-2-8 | |
◎ | 3 | 5 | トゥザヴィクトリー | 牝5 | 56 | 四位洋文 | 池江泰郎 | 栗 東 | 4-3-2-3 |
3 | 6 | サニーサイドアップ | 牝4 | 54 | 熊沢重文 | 山内研二 | 栗 東 | 3-1-3-8 | |
4 | 7 | ナリタルナパーク | 牝6 | 56 | 渡辺薫彦 | 大久保正陽 | 栗 東 | 4-3-1-18 | |
4 | 8 | ウメノファイバー | 牝5 | 56 | O.ペリエ | 相沢 郁 | 美浦北 | 4-0-0-10 | |
5 | 9 | ニホンピロスワン | 牝4 | 54 | 和田竜二 | 田中耕太郎 | 栗 東 | 3-1-1-7 | |
5 | 10 | クリスマスツリー | 牝6 | 56 | 田中勝春 | 田中耕太郎 | 栗 東 | 5-8-3-5 | |
6 | 11 | プリモディーネ | 牝5 | 56 | 福永祐一 | 西橋豊治 | 栗 東 | 3-0-1-1 | |
6 | 12 | トーワトレジャー | 牝4 | 54 | 上村洋行 | 橋田 満 | 栗 東 | 3-0-2-2 | |
▲ | 7 | 13 | シルクプリマドンナ | 牝4 | 54 | 藤田伸二 | 山内研二 | 栗 東 | 3-1-1-2 |
7 | 14 | エイダイクイン | 牝6 | 56 | 二本柳壮 | 鈴木康弘 | 美浦北 | 4-3-1-9 | |
△ | 8 | 15 | メジロサンドラ | 牝5 | 56 | 幸 英明 | 池江泰郎 | 栗 東 | 4-1-2-10 |
8 | 16 | オリーブクラウン | 牝4 | 54 | 高橋 亮 | 松田国英 | 栗 東 | 1-1-1-5 | |
8 | 17 | ブゼンキャンドル | 牝5 | 56 | 安田康彦 | 松田博資 | 栗 東 | 3-1-5-13 |
◎トゥザヴィクトリー
○ファレノプシス
▲シルクプリマドンナ
△メジロサンドラ
△フサイチエアデール
今回は、考え方としては至ってシンプル。
◎○▲は各世代で最も強いと思う牝馬をそれぞれ。
◎トゥザビクトリーは、4歳春からずっと期待してきた馬で、ここに来てやっと本格化してきた。
トゥザヴィクトリーは、父サンデーサイレンス、母の父がNorthern Dancer系のNureyevでスピードに富むAlmahmoud主導の配合となっている。父サンデーが米国血脈中心なのに対し、母系は欧州血脈が中心だが、底力のHyperion血脈を豊富に持っているため、サンデーに欧州血脈を配す場合のツボを抑えた配合といえる。
先手をとれる強みからもここは中心。
相手には6歳の2冠牝馬ファレノプシス。
古馬になってから未勝利で、順調度を欠いているが、牝馬としての配合・完成度は上位。ナリタブライアンと母の父が異なる3/4同血(実質13/16)同血で、母の父がStorm Catでナリタブライアンよりはシンプルさを欠いている分、秋華賞を勝っているように中距離戦の方が向いている。
昨年は1番人気を背負い敗れたが、不利あってもので、ここでも侮れない。
注目は今年のオークス馬シルクプリマドンナ。
父ブライアンズタイムに母の父Northern Dancerとこちらもナリタブライアンと3/4同血。ただ母系が異なりNasrullahが入っている分、それほどの凄味はないが、共通項は多く、ここでも上位。
前走はスローな流れの後方待機で展開が向かず全く競馬になっていなかった。これまで大崩れがなかっただけに前走の惨敗はひっかるところだが、叩き良化型が多いブライアンズタイム産駒としては、ここらあたりが走り頃と思う。
人気の一角のフサイチエアデールだが、Royal Charger系の父サンデーサイレンスに母系がRaise a Native×Royal Charger×Raise a Nativeと重ね、米国血脈全開でスピード能力は高い配合。
人気はトゥザビクトリーに譲ることになるかもしれないが、前々走で完勝しており、また昨年2着になっていることからも、実質的には受けて立つ立場。それでいて1枠1番は乗り方が非常に難しいと思う。今回は評価を下げて臨む。