第25回 エリザベス女王杯


京都2200m


確定予想

Last Update:11.11.2000

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
1フサイチエアデール牝556横山典弘松田国英栗 東5-6-1-7
2ファレノプシス牝656松永幹夫浜田光正栗 東6-1-1-7
 3スプリングチケット牝454池添謙一鶴留明雄栗 東3-0-2-3
 4ヒシピナクル牝556角田晃一佐山 優栗 東4-2-2-8
5トゥザヴィクトリー牝556四位洋文池江泰郎栗 東4-3-2-3
 6サニーサイドアップ牝454熊沢重文山内研二栗 東3-1-3-8
 7ナリタルナパーク牝656渡辺薫彦大久保正陽栗 東4-3-1-18
 8ウメノファイバー牝556O.ペリエ相沢 郁美浦北4-0-0-10
 9ニホンピロスワン牝454和田竜二田中耕太郎栗 東3-1-1-7
 10クリスマスツリー牝656田中勝春田中耕太郎栗 東5-8-3-5
 11プリモディーネ牝556福永祐一西橋豊治栗 東3-0-1-1
 12トーワトレジャー牝454上村洋行橋田 満栗 東3-0-2-2
13シルクプリマドンナ牝454藤田伸二山内研二栗 東3-1-1-2
 14エイダイクイン牝656二本柳壮鈴木康弘美浦北4-3-1-9
15メジロサンドラ牝556幸 英明池江泰郎栗 東4-1-2-10
 16オリーブクラウン牝454高橋 亮松田国英栗 東1-1-1-5
 17ブゼンキャンドル牝556安田康彦松田博資栗 東3-1-5-13

◎トゥザヴィクトリー
○ファレノプシス
▲シルクプリマドンナ
△メジロサンドラ
△フサイチエアデール

今回は、考え方としては至ってシンプル。
◎○▲は各世代で最も強いと思う牝馬をそれぞれ。

◎トゥザビクトリーは、4歳春からずっと期待してきた馬で、ここに来てやっと本格化してきた。
トゥザヴィクトリーは、父サンデーサイレンス、母の父がNorthern Dancer系のNureyevでスピードに富むAlmahmoud主導の配合となっている。父サンデーが米国血脈中心なのに対し、母系は欧州血脈が中心だが、底力のHyperion血脈を豊富に持っているため、サンデーに欧州血脈を配す場合のツボを抑えた配合といえる。
先手をとれる強みからもここは中心。

相手には6歳の2冠牝馬ファレノプシス。
古馬になってから未勝利で、順調度を欠いているが、牝馬としての配合・完成度は上位。ナリタブライアンと母の父が異なる3/4同血(実質13/16)同血で、母の父がStorm Catでナリタブライアンよりはシンプルさを欠いている分、秋華賞を勝っているように中距離戦の方が向いている。
昨年は1番人気を背負い敗れたが、不利あってもので、ここでも侮れない。

注目は今年のオークス馬シルクプリマドンナ。
父ブライアンズタイムに母の父Northern Dancerとこちらもナリタブライアンと3/4同血。ただ母系が異なりNasrullahが入っている分、それほどの凄味はないが、共通項は多く、ここでも上位。
前走はスローな流れの後方待機で展開が向かず全く競馬になっていなかった。これまで大崩れがなかっただけに前走の惨敗はひっかるところだが、叩き良化型が多いブライアンズタイム産駒としては、ここらあたりが走り頃と思う。

人気の一角のフサイチエアデールだが、Royal Charger系の父サンデーサイレンスに母系がRaise a Native×Royal Charger×Raise a Nativeと重ね、米国血脈全開でスピード能力は高い配合。
人気はトゥザビクトリーに譲ることになるかもしれないが、前々走で完勝しており、また昨年2着になっていることからも、実質的には受けて立つ立場。それでいて1枠1番は乗り方が非常に難しいと思う。今回は評価を下げて臨む。


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