建造物のある風景6



東京の(つくだ)にある、リバーシティ21のマンション群です。

ここは、以前、石川島播磨重工業(いしかわじまはりまじゅうこうぎょう)があったそうです。
右に見える斜張橋は中央大橋です。

2010年9月26日。
Nikon D5000, Tamron SP AF 17-50mm。



東京の隅田川にかかる清洲橋(きよすばし)と建設中の東京スカイツリーです。
最近のつり橋の多くは、メインケーブルの端がアンカレイジと呼ばれる
コンクリートブロックの(いかり)につながる他碇式ですが、
清洲橋はアンカレイジがない自碇式になっています。
それから、ほとんどのつり橋ではワイヤーを束ねたケーブルが使われるところを、
清洲橋では鋼板と棒状のもので吊られています。
チェーンケーブル式というそうです。
清洲橋の名前は、清住町、中州町という当時の両岸の地名からつけられたそうです。

東京スカイツリーは、撮影時の直近(9月25日)で470mです。

2010年9月26日。
Nikon D5000, Tamron SP AF 17-50mm。



東京の荒川にかかる五色桜大橋(ごしきざくらおおはし)です。
ダブルデッキのニールセンローゼアーチ橋となっています。

ローゼ橋というのは、アーチと桁が同程度の部材厚で荷重を分担しており、
さらに吊りケーブルを斜めに張るとニールセンローゼ橋というそうです。

2010年12月4日。
Nikon D5000, Tamron SP AF 17-50mm。


群馬県長野原町(ながのはらまち)にある不動大橋(ふどうおおはし)です。
エクストラドーズド橋(詳しくは桁がトラスになっていて
鋼・コンクリート複合トラス・エクストラドーズド橋)という形式です。
エクストラドーズド橋は以前からある形式では桁橋に近いようですが、
桁橋と斜張橋の間の新しい形式とされているようです。

このとき、近くでは八ッ場(やんば)ダムの建設が進行中でした。
この橋は水がない状態で、地上から86m、ダムが完成すると
湖面から35mの高さになるそうです。

吾妻線(あがつません)を走る115系電車が見えますが、2014年10月からもっと南の新線に切り替わっています。
続いて同年11月中旬には線路の手前を通る国道145号線(旧道)と、
この写真を撮った町道が通行止めになり、この構図で撮ることはできなくなりました。

さらに、2019年10月から試験湛水(しけんたんすい)(運用前に水を貯めて安全性を確認する試験)が始まり、
この場所は水の中に沈みました。

2014年4月27日
Nikon D5000, Tamron SP AF 17-50mm。



三重県四日市市(よっかいちし)にある千歳運河(ちとせうんが)にかかる末広橋梁(すえひろきょうりょう)です。
鉄道では国内唯一の現役可動橋だそうです。

一日数回、太平洋セメントの貨物列車の通過のために開閉するそうです。(平日の場合)
橋が降りてから貨物列車が通過し、再び橋が上がるまで、45分くらいかかります。

貨物列車は休日の運行が不透明なほか、
4月から5月にかけての一カ月間、セメント工場の設備点検のための運休期間があるようです。

2014年7月22日
Nikon D5000, Tamron SP AF 17-50mm。



埼玉県 行田市(ぎょうだし)のさきたま古墳公園にある二子山古墳(ふたごやまこふん)です。
前方後円墳です。

5月下旬ころにポピーが咲きます。

2016年5月22日
Nikon D5300, Tamron SP AF 17-50mm。

2020年3月10日に、埼玉古墳群は国の特別史跡に指定されました。



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