魚の形をしたオープナーです。
構造的には、パンタグラフ型と呼ぶことにします。
(私が勝手につけた呼び名です。正式には、わかりません。)
同じ構造で、魚でない形もあります。

ひし形が4段連なった形をしていて、
スクリューが1段目、しっぽが4段目になっていて、
しっぽをひっぱると、しっぽの移動距離に対して、
スクリューの移動距離は1/4になるので、
力が4倍になるしくみです。

このタイプで、外国製のものなら、4000円前後ですが、
これは日本製(佐竹産業)で参考価格1200円です。


一回使ってみたところ、使い易いとは言えません。(予想どおりではありますが)
したがって、コレクション向きという感じです。

まず、縮めた状態で、スクリューの、本体に対する固定力が弱いので、
ねじ込むときに、スクリューを垂直に保つのが大変です。
それから、スクリューをねじ込むときに、
本体を持ちにくいです。
さらに、しっぽを引っ張ったとき、
コルクの抜け具合が、感覚としてわからないので、
(コルクの抜け具合を見ながらしっぽを引っ張るのは難しい)
抜け具合を確認して、4回くらいしっぽを引っ張りなおして
やっと抜けたっていう感じです。
(しっぽのストロークが、けっこう長いです。)
あと、取り越し苦労かもしれませんが、
回転部位(関節)を留めている金具が頼りない感じがします。
しかも、関節のあそび(ガタ)が4段分累積されて、
全体のガタが大きい感じがします。

使い易くはないですが、形のインパクト、娯楽性は高いです。