Durandのオープナーです。
スクリュー式と二枚刃式の複合型です。
ビンテージワインのコルクは崩れ易いそうですが、
このオープナーはそのようなワインでもコルクが崩れずに抜けるというのを
売りにしています。
コルクのケースが付いています。

説明書がついていて、びんの内径19mm以上に使用しなさいという注意書きがあります。

オープナーはスクリュー部と二枚刃部からなります。
説明書を読まないと使い方がわからないと思います。

まずスクリュー部をコルクにねじ込みます。
柄の部分が小さいので、少々ねじ込みにくいです。
コルクの中心からずれてしまいました。

その後、二枚刃部の柄がをスクリュー部の柄に90度になるように
びんとコルクの間に差し込みます。
その後、スクリュー部と二枚刃部をあわせて、ひねりながらコルクを抜きます。
テコの原理は使っていないので力が要ります。

ここでアクシデント発生です。
ひねり始めたところで、びんのふちが欠けてしまいました。

このまま続けるのは危険なので、二枚刃部を抜き取り、T字型オープナーとしてコルクを抜きました。
ワインはドイツのポピュラーな銘柄(ビンテージではありません。)ですが、
コルクを抜いた後でびんの内径を測ったら18.3mmでした。


びんの内径が注意書きの数値以下ですが、注意書きは多少の余裕を見ていることが予想され、
スクリューが中心から多少はずれることも想定されていると思われます。

そこで、以下推測ですが、
1. ビンテージワインの崩れやすいコルクを想定しているため、コルクの弾力が強いと二枚刃のびんに対する圧力が強くなり、
2. びんの内径に真円からのずれ、あるいは凹凸があり、
3. オープナーをひねることにより、一か所に過大な力がかかった。

また、
4.びんの材質または肉厚不足により強度が足りなかった。
かもしれません。


いただきもので高価なものですが、オープナーの性能を出せていません。