以下の4つのメニューが表示される。 xf86cfg xf86cfg -textmode xf86config XDesktop
3. が正常終了すると、デスクトップの選択画面に移る。 これは 2. で XDesktop を選んだのと同じ画面である。 以下の5つのデスクトップが表示されるので、いづれかを選択する。
KDE GNOME 2 Afterstep Windowmaker fvwm
以上の手順でうまく行けば半自動的に X Window の設定ができるのだが、
私の環境では 3. の段階で失敗したというメッセージが出て、
4. の段階に進むことができない。
startx で画面が表示されるので、ある程度設定が出来ているようなのだが、
少し別の方法を取ることにした。
はじめに Windows 98 を起動して、ディスプレードライバーを調べる。
Diamond Viper V550 であることが判る。しかしこれは商品名で
チップセット名ではない。
インターネットで検索してチップセット名を調べる。
どうやら「nVIDIA RIVA TNT」らしいということが判る。
終了は上部の Action メニューから logout を選んで終了する。
この時点では root にしか GNOME の設定がなされていない。他のユーザーで
GNOME を使うためには、ホームディレクトリの .xinitrc に以下の一文を挿入する。
exec gnome-session
また環境変数 LANG に日本語を設定している場合は、メニューは日本が表記される。
はじめに Windows 98 を起動して、ディスプレードライバーを調べる。
名前は 「VIA Tech VT8361/VT8601」だがこれは xf86cfg のデータベースに載っていない。
インターネットで検索すると trident 社の技術者が VIA Technorogy 社に移って開発したチップで
trident のものと互換性があるらしいことがわかった。しかしはっきりしたチップセット名は見つからなかった。
そこで The FreeBSD Project (Japan) の
ハンドブックを読んで再度設定に挑戦した。
するとビデオカードの調査を行って XF86Config.new という設定ファイルが作られる。
次に XFree86 -xf86config XF86Config.new と入力して 設定ファイルが有効か確認する。
黒とグレーのグリッドと X のマウスポインターが現われれば その設定は成功です。
Ctrl+Alt+Backspace で 終了する。
XF86Config.new には XFree86 が調べた ビデオカードの情報が書き込まれているので、
これをメモする。