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2006年1月25日 ショートツーリング -1年ぶりのりんくうタウンへ- (たつや)

2005年1月5日、雪が舞うような寒さの中、私は単身で大阪府泉佐野市にあるりんくうタウンまでツーリングにでかけた。
目的はいわゆるオフ会と言うものであった。

その時出会った小唄さん(ハンドルネーム)と言う方から、昨年末よりツーリングのお誘いがあった。
しかし、なかなか日程が合わず、年も明け今日になったのである。

今回は友人のK氏にも声をかけて見るとOKがでたので、特別ゲストとして参加して頂くことになった。

私のアシは前回の橋本ツーリング同様にダックスで、K氏は新車で購入した限定モデルのモンキーである。
ここでモンキーについて解説しておこう。

モンキーは、ダックス同様に1970年代に発売されたレジャー用バイクで、その小ささ故に「モンキー」と名付けられたほど小さいバイクである。
おおよそ平均的な成人男性がまたがれば非常に見た目は窮屈であるが、1/1プラモデル感覚でカスタムできることから、10代〜50代位まで幅広く人気のある車両である。
私も1台所有しているが、確かに小さくかつ色々な面で楽しい車両である。

話を戻して、現地までの時間は1時間半を見込んだ。
小唄さんとの集合は12時としたので、余裕を持って10時出発となった。

ルートは、前回は国道24号線と言う東西線だったのだが、今回は国道26号線(R26)と言う南北線をひたすらに北上することにした。

そして当日になった。
天候は晴れで風も余り無かったので立っているだけではそれほど寒さを感じなかった。
例によって工具袋を荷台へくくりつけ、K氏宅へ向かった。

10時前にK氏宅に到着したのでしばし話をしてから現地へ向かった。
大阪へ抜けるまでには孝子峠という山道を越えねばならない。
それほど狭い山道ではないので走行は楽なのだが、如何せん国道だけあって車が多い。
特にトラックが多いのでその間を縫うようにして山道を越えていった。

そして山道を越えると大阪府へと入る。大阪府泉南市岬町である。
ここは大阪府と言っても山が近いので自然が多い所である。
そこを北上していくと、和歌山市民ならば一度は行ったことのある、「みさき公園」と言う遊園地が顔を見せる。
ここは古くからある遊園地なのだが、今なお遠足の行く先として人気がある。

その手前のセブンイレブンで第1回休憩を取った。

セブンイレブン


ここまででおよそ30分ほどの走行だった。
冷静になって考えてみると距離的にはもう半分手前ぐらいまできていた。
そこで話し合った結果、ここから先は目的地までノンストップで行くことになった。

その後泉南市を抜け、阪南市に入った。
ここもあまり立ち止まったことがないので何があるとは説明しにくいが、泉南市に比べれば華やかな街である。
そのまま北上を続けると目的地のある泉佐野市へと入る。

泉佐野市の有名スポットと言えば関西国際空港である。
空港開港と同時に空港の手前にりんくうタウンという行楽地もでき、最近では巨大ショッピングモールなどもオープンするほどの都会である。
ここまで来るとR26を外れ、目的地まで海岸線を走った。

この海岸線は片側2車線の非常に広い道路であるが信号も少なく、直線が続くので海を楽しみながら走行することが可能である。
もちろん、よそ見をしていると危ないので前方確認は怠らずにである。

しばらくすると目的地のりんくうプレミアムアウトレットへと到着した。
買い物の予定は無いのだが規模が大きいので待ち合わせの目印とした。
ただ、思いの外早く到着してしまったので近くのファミリーマートで休憩した。

りんくうファミリーマート


それでもまだ時間が余った為、りんくうプレミアムアウトレット内へと行くことにした。
ショッピングモールをウロウロしていると1本電話が入った。
小唄さんであった。

無事にこちらへと到着したものようで、駐輪場へと急いだ。

駐輪場


オレンジタンクのゴリラが小唄さんの単車である。
ゴリラとは、前述したモンキーの兄弟車であって、ビッグタンクが特徴で主に長距離ツーリングなどに好まれることが多い。
これもまたモンキーと共用の部品が多いことから、人気のある車両である。

そこから3人で少し南下した所にある「イオン」で昼を食べようと言うことになり、超ショートツーリングを決行した。
そこで昨年と同じ見世で今度は3人で食事を取った。
時間を立つのも忘れて、話に花を咲かせたのである。

その後、イオンの向いにあるマーブルビーチと言う所へ行くことになった。
ここの砂浜には舗装された道が長く続いており、撮影会も兼ねて向かったのである。

マーブルビーチ1

マーブルビーチ2


ここで小唄号に試乗させてもらったのだが、一新した小唄号は速かった。
シフトアップしていくとどのギアでも加速していくので、一体今何速に入っているのかを正確に把握できなかったのである。
その海岸沿いでも話に花を咲かせ、午後3時半頃次は暖かい時に最高の約束を交わし、小唄さんと別れ、帰路についた。

帰りも、行きと同じR26を南下するルートを選択した。
その途中、行きで休憩した岬町のセブンイレブンの向にあるファミリーマートで休憩した。

岬ファミリーマート


休憩を終え、出発しようとした矢先、ダックスのチェーンが外れると言うトラブルに見舞われた。
ワイヤーロックをしたまま走り始めたのが原因だったのだが、工具も持ち合わせていた為に、その場で対処し南へ向かった。

同じ道を帰るのは面白くない為、途中からR26を外れて大川峠という峠を越える事にした。
この大川峠は旧県道らしく、今は殆ど車も人も通らないような山道である。
しかし、いわゆる「走り屋」には大人気の場所であって、
道路の至る所にタイヤ痕や車のパーツの破片が散らばっている。

大川峠

大川峠2


ここを2台で走行していたのだが、ダックスは山道の上りにはめっぽう弱く、
どうしてもスムーズに走行することができない。
その点K氏のモンキーは峠仕様らしく、峠に入ると活き活きと走行していた。

そのまま和歌山に入り、加太港を通り過ぎ再びR26へと合流した。
そしてR26を南下しK氏を送り届け、日も落ちた18時前に自宅へとたどり着いた。

駐輪場


メーターを見てみると走行距離は約80kmだった。
全快の橋本ツーリングでは100kmの走行だった為、ショートツーリングだと言わざるを得ない。

しかし、仲間と連んで走る楽しさ、再会の喜びを味わえたことは、一人で何百km走行しても得られないものだっただろう。
改めて、K氏、小唄さんに感謝の気持ちを表したい。


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