■縄文・・・なぜ、縄文か。
 縄文時代は今から1万2千年前から2千5百年位前までのことを言う。
 考古学しか関係ない分野だ。
 考古学に興味があるかというそうでもない。
 とは言え、文化財保存修復学会に何故か所属している。
 話は戻る。
 きれいな夕日をや虹を見たときに、縄文の人もきっと同じような風景を見たんだろうと思う。
そのとき、縄文人はどんなことを感じて考えたんだろうと思う。
 そんなことを考えるのが好きなのだ。(2002.6.16)


「太陽の塔」の意味
(2002.11.15)


●岡本太郎の本
「岡本太郎に乾杯」      新潮文庫    岡本敏子
「自分の中に毒を持て」   青春文庫    岡本太郎
「芸術は爆発だ!」     小学館文庫    岡本太郎
「今日の芸術」      知恵の森文庫    岡本太郎
「芸術と青春」       知恵の森文庫    岡本太郎
(2002.11.15)
「青春ピカソ」         新潮文庫    岡本太郎
「仏教人生読本」       中公文庫    岡本かの子
「美の呪力」          新潮文庫    岡本太郎
「沖縄文化論」        中公文庫     岡本太郎
(2004.7.25)
「太郎に訊け」        青林工藝舎   岡本太郎
「ユリイカ 岡本太郎特集」 青土社
(2006.4.29)
「日本の芸術」        知恵の森文庫   岡本太郎
(2006.12.16)

▲形・・・”どうだっ!!!”(2003.8.2)

●「太陽の塔」の形
・ひき裂かれた傷口−鮮血−人間自体が傷口なのだ
・はじめに怒りありき
 ひややかに世界を見わたして「ノー」と言いきること。また決意をもって「かくあるべきだ」と、激しく、或いは力まず、また早口に、そして無言で、言いきることを意味するのである。・・・「美の呪力」

怒ったような正面の顔は、内側から皮膚を押し上げて出てきた顔。内側から出てきてメリメリと皮膚を裂いてでてきた。赤い稲妻のような模様は、裂けた皮膚とその血だったのではないだろうか。(2006.4.29)


●「傷ましき腕」
腕に巻きつけた二色の紐をぐっと握った手、大きなリボン。

『若くして世界芸術の本場、パリに修業に来られた幸運に対する責任感、自分自身だけに噛みしめなければならない重圧感を持ったものであり、また芸術家として名を成した両親を持つ者が対世間的にも、自分自身にも常に高いレベルを保持しなければならない宿命を苦々しく嘗めたのである。がんじ搦めの苦悩は訴えることも出来ない。いわゆる世間苦とは異質なものであった』・・・「青春ピカソ」

腕に巻きつけた二色の紐は両親であり、リボンは自分であったのではないだろうか。
1938年(27歳)「国際シュルレアリスト・パリ」展に「傷ましき」出展
1939年(28歳)母・かの子没
1948年(37歳)父・一平没
1949年(38歳)「傷ましき腕」再製作

(2006.4.29)


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大阪/万博公園『太陽の塔』正面
大阪/万博公園『太陽の塔』背中
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[太陽の塔]