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■六,七
 古くからの文化が大事にしている数がある。
 数字が近いのでなにかつながりがあるのでは?とも思うが、多くを知らないし、すぐには答えも出そうにないので継続して考えてゆくことにする。
●アイヌの人たち
 
アイヌ語の六というのは聖数で、数の六の他にたくさんという意味で
 使われることが多く、六個あったという意味ではない。
【アイヌ、神々と生きる人々】藤村 久和(小学館ライブラリー)P174
●ユダヤの人たち
 
ユダヤ人にとって7という数字は、非常に大切である。まず、七日目に
 安息日がくる。七年目には畠を休ませる。四九年目には畠を休ませた上、
 借金は帳消しになる。
 
【ユダヤ五000年の知恵】ラビ・M・トケイヤー(講談社+α文庫)P178

 仏教では六というのは、特別な意味を持つ数であるらしい。
 しかし、七回忌があり七も特別であろう。キリスト教は7はラッキーセブンで、
 6は 悪数字のようである。
 7と6は一つ横であるということが、一つポイントである。
 茶道では、お茶をいただく時に茶碗を正面をずらす。
 大事なものは遠慮するという気持ちがある。
 話は収束しないが今回はここまで。(2002.8.16)

神道では、”八”が吉数だそうだ。
 出雲神社の本殿天井には、7つの雲の絵がある。
 何故か八雲と言うそうだ。
 ちょっと、話がそれたのだが、神道は8だ。(2002.10.27)


●枕団子
  と言うのを知った。
 通夜に添える。
 6つのところもあり、7つのところもある。
 六道の考えからきているらしい。
 六道とは地獄,餓鬼,畜生,修羅,人間,天人の6つの世界のこと。
 7つ目は浄土で六道をさ迷わずに楽に浄土に行けるということで7つ供えるとのこと(仏教早分かり事典・・・日本宗教学会理事藤井正雄監修・・・日本文芸社)(2002.8.20)]


■百八(108)煩悩
 人間の過去・現在・未来にわたるさまざまな心の迷い。
 一○八種の煩悩(迷い)(仏教語)眼・耳・鼻・舌・身・意の六根が、色・声・香・味・触・法の六塵(ロクジン)と関係するときに、それぞれ苦楽・不苦・不楽の三種があって、煩悩となる。
大晦日につく除夜の鐘は、この煩悩を消滅させるため、六×六×三で一○八回鳴らされる。
 出典『天台四教儀集注』昏煩の法−旺文社 週めくり四字熟語カレンダーより(2003.1.4)

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長者原の景色はいつも心なごむ

[大分県 長者原(チョウジャバル)]