* 1octave 12keyとPitch(周波数)の関係

chromatic version ratio interval name
C 1.0000 unison
C# 1.0595 half step
D 1.1225 whole step
D# 1.1892 minor third
E 1.2599 major third
F 1.3348 fourth
F# 1.4142 diminished 5th
G 1.4983 fifth
G# 1.5874 minor 6th
A 1.6818 sixth
A# 1.7818 minor 7th
B 1.8877 major 7th
C 2.0000 octave

* 平均率の半音の比 も12√2 =1.0595倍で等比関係になります。

antilog ampはtransistorのコレクタ電流とVbeとの関係

Ic=Is{exp(q*Vbe/kT)-1}

 * Ic..コレクタ電流...[A]
 * Is..コレクタ逆方向飽和電流
 * q..電子の電荷    ........1.6*10^-19 [colomb]
 * Vbe..ベース-エミッタ間電圧...[V]
 * k...ボルツマン定数   .......1.38*10^-23 [joules/°K]
 * T...絶対温度   .......[°K]
 * exp... eを底とする指数関数

を利用します。 上式は常温で Ic=Is{exp(Vbe/26mv)} となります。 1V/OCTのリニアに変化する制御電圧を octaveで2倍の変化つまり2のべき乗にするわけ なので、Vout=2^Vinという入出力関係を上記の指数関数 Ic=Is(exp(Vbe/26mV))で 実現したいわけです。

結果としては1V( 1000mV )の変化を18mvに減衰させれば Ic=Is{exp(Vbe/26mv)}の式は 制御電圧に対して2のべき乗の変化になります。

すなわち IcとVbeの関係は 18mv Vbeが変化すればIcは2倍になるということです。
上記の式中 Is と T が温度ドリフトに関係するparameterです。

* T...絶対温度.......................... span補償対象
* Is..コレクタ逆方向飽和電流 ... offset補償対象

Isはtransistorなどの半導体での活性化したキャリアの量に関するparameterなので当然温度に左右されて変化します。 Isには単位がないことに注目。