* SYNTH KIT以外の当時のKIT / synth panel考

synthのKITは WAVEKITや伸光くらいしかありませんでしたが、AUDIO等では販売店が作ったKITやいくつか大手のKITがありました。

・LUX KIT
・Kencraft
・Heathkits
・ELEKIT
・Chriskit  etc

これらの物に対しては購入するまでには興味がいかなかったのですが唯一、 LUXKITの A-502という Pre Amp KITのみ購入したことがあります。(80年代初頭) このA-502、LUXKITの中では安価な部類のKITで(当時 3.5万程度)筐体が金属でなく側面、天板にベニア板を使用していたことを思いだしました。 高級感はなかったが手作り感がよかったです。

LUXKITでは測定器のKITもありこれも側面はベニヤ板でちょと他のシリーズと異なり、パネル、筐体の作りがanalog synth moduleに通ずるものがあります。 このシリーズ当時存在は知っていたはずですが買うことはありませんでした。 現物を見た記憶もあいまいな為、実質NETの写真でしかみたことがない存在でしたが現物を入手することができました。 当時KITのカタログ類はいくつも集めましたが synthのカタログのように現在まで保有しているものは皆無。



* LUXKIT M-3G 発振器

測定器シリーズのサイン波発生器です。 23cm(L) * 6cm(H) * 13cm(D)の筐体サイズはちょうどいい大きさに思えます。 電源UNITのM-6Pを基準にして設定されたサイズのような気もします。 これの上位機は SVFの発振によるもので高精度をうたったものですがこれはウイーンブリッジ + FET VCRによるもの。

MOOG modularの最初期の試作器でmodule panelを上に積み上げていくタイプに似ています。 上の写真のM-3Gは最もパネルがシンプルなものですが他のものはもう少し複雑でこれらのケースを上に積み上げていった様子がカタログ写真にあります。 一番下段にある電源UNITがよいです。

NETにこのシリーズの回路図がありましたが電源部だけは掲載無し、残念。 これは2015年の無線と実験に掲載された物のようで確かこの号は本屋で見て買おうかどうしょうか悩んだ記憶があり。 なぜかそそるデザインでこのようなケースに module synthを格納する例は digsound80の雑誌掲載版にありました。

この筐体のセンスが好きで同じようなものを作って syntn moduleにできないかと思案 したのが以下。 両脇は木材、この幅に合うサイズのアルミのU字パネルをくっつけました。 このサイズのU字パネルはもう売っていないのでそれより少し小さい幅のU字パネルを利用したものも作ってみました。 それ用の側板はさつまあげが入っていたケースの側板がジャストサイズなので利用しました。 長めのU字パネルを使えば1Uサイズぐらいの Effecter用ケースとしても利用できそうです。

20年前くらいではこの6cm *20cmのU字パネルは130円くらいでしたが現在では5cm *20cmの U字パネルでも 270円程、前と後ろに用いると計540円で底板のアルミパネルも同じくらいするので計 800円くらいはかかってしまいます。

箱型のmodule caseは魅力的でたとえば100Mの moduleや MOOGのmoduleなどはケースにとりつけなくても単独で直立できるのがいいです。 このU字パネルを利用したものも縦に向ければ MOOG Module風のたたづまいにちょと似ています。 耳をつければラックマウントできそうです。




moduleのパネルというと2018年現在、コンパクトさからか 3UのEURO RACKが主流になっていますが MOOG等の moduleのイメージが刷り込まれているせいか全くそそられません。  規格が統一された形になればその中でデザインを考えればいいのでパネル選択になやむことはなくなるというメリットはありますが。 EURO RACKは1994年にFORMANT modularのあこがれからタカチとアイデアルの物をそろえて持ってはいるのですが。

パネルに出来そうな素材、願わくば加工無しで使えるものを長年さがしています。 100均のプラケース等は使えそうなものがいくつかあり穴がたくさんあいているものを見つけるととりあえず買ってはみますが強度等は期待できず、現時点でベストの物は以下に示す物です。

これは100円ショップのダイソーのアルミトレイですが素材はもとより、加工されている穴径が mini jackにジャストでさらには幅が秋月の基板がぴったりおさまるのが偶然とは言えすこいと言うか。 高さが若干低いのが難点ですが縦に 4Volumeとmini jack 2列までは配置できますのであまり不便さはないです。 トレイとしてはできが悪いですが synth panelには好都合。


* daiso トレイ使用の VCO module  / 元のトレイ / 秋月基板のマウント

上の写真は doepferのA110VCOの回路をコピーしたものです。 Volumeは3段、jackは2段で SWが1段です。 jackは余裕があるようにすきまをあけました。 目盛り板は古くから秋葉に売っていてよく昔のラジオなどの製作記事で使われており当時は格好の悪い古びたデザインに見え好きではなかったです。

90年代に秋葉のヒロセ無線が閉店した際に特価で10個100円で売っていたので何かに使えないかと多目に購入したものです。 普通に買うと1個100円以上しますが安価だったので気軽に使えます。 つまみとのデザインが合えばこのようになにも化粧していないパネルでもそこそこ見られるパネルになります。 またこのトレイをサブパネルとして後日、化粧板をつけてもいいでしょう。 トレイの筐体へのマウントもL型のアルミアングルで連結できます。


表面の穴を隠した状態 etc(2010年ごろの作)

ダイソーの商品は移り変わりが速いので売れないものはすぐディスコンになってしまい、上記トレイもすぐになくなりましたが(2005年で消滅)それを見越していくつも保有しているので10module程度のmodularならこれで構成できます。 同じころに穴のいっぱいあいたアルミのブックスタンドと言うものもダイソーで売られていました。 これも同じくsynth module等には有用に思えます。 ダイソーといえば 桐の枡も色々に使えて有用なのですが最近見かけません。



* daisoのブックエンド 利用のパネル案

細い木枠を追加してスラントスタイルなパネルにしてみました。 これを利用して小型のsynthを作ってみたいものです。  と思いながら早、10数年たってしまいました。


その他のアイテムを使用したパネル案

1: 万能基板の活用

穴位置の加工精度が優れていること、加工が容易なことがメリット。基板サイズは限定されるので思うようなサイズがないのが難点。 昨今のように基板を業者に発注すれば望みのサイズは手に入るのでしょうが、既存の万能基板がつかえればそれにこしたことはない。


秋月の細長い基板を利用した例。 取り付け穴の幅がたまたまアイデアルのユーロラックのバーナットに合ったサイズであることを発見。 高さは3Uより少し長めなのでユーロラックには対応しないのがおしいが自作ケースとしてユーロラックのアングルを利用できる というメリットはある。 上図は単独Moduleとして長いスペーサを使って単独で構成した例。


秋月の普通の万能基板だがアイデアルのユーロラックサブアングルの穴の間隔にぴったりマッチした例。 縦にならべた方はバーナット取り付けアングルについていたもの。下のアングルに対しては横向きでジャストであった。かつすきま無しで基板が並んだ。

2:プラトレイ

加工が楽。LOWCOST.


無印良品のプラトレイ。 横置きにした状態で高さはジャスト3Uであった。ダイソーのこれのコピートレイも同様のサイズ。 無印のは220円、ダイソーのは110円。

3:アルミブックエンド

穴があいているので加工が楽で穴位置精度はよい。


上記ダイソーのアルミブックエンドを組み合わせたもの。小規模のMODULERができそう。



2021/11/10
2018/08/10