3月実質消費支出5.3%減 予想より落ち込む
総務省が4月28日発表した3月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり30万889円で、物価変動を除いた実質では前年同月比5.3%減少し
た。QUICKの市場予想(4.2%減)より落ち込んだ。2カ月ぶりにマイナスとなり、減少率は2015年3月(10.6%減)以来1年ぶりの大きさだっ
た。自動車や衣料品などへの支出が減った。総務省は消費支出をめぐり「弱い動きがみられる」との基調判断を変えなかった。
2016/4/28 9:53日本経済新聞 電子版

2016年4月28日 総務省 家計調査
今年の2月は、例年よりも1日多い29日だったため、補正すると−1.5%になる。
ここまで、個人消費が落ち込んでるとは、おそるべし新自由主義だな。
2月は、うるう年補正をすると、消費支出は−1.5%(前年同月比)だから、7カ月連続で消費支出が減少。
消費に関するデータが発表されるたびに、新自由主義のもとでは、デフレ脱却=絶対に不可能ということがわかる。
このマスナスの数字の羅列(られつ)は、いかに国民が貧困化し、苦しんでいるかを示している。
ネトウヨ諸君は、中国や韓国に目を向けるのではなく、我が国の国民の貧困化こそ目を向けるべきではないか。
オーストラリアが採用しなかった日本の潜水艦なんてどうでもいいじゃないか。
追記:
きのう(2016年4月28日)、日銀の金融政策決定会合で、金融政策(量的緩和+マイナス金利)の現状維持を決めた。
これにより、円高・株安が進行。1ドル=108.09円(2016年4月29日3:23)、日経平均=16,666円(終値、前日比マイナス624円)。
つまり、現在の金融政策は、富裕層(投資家)のためのカジノ(とばく場)だけが、反応する。これで、物価や消費が反応することはない。ほんと、虚(むな)しい。

2016年4月28日15:30〜16:30 黒田日銀総裁 記者会見より
笑ってるなw
もう潮時(しおどき)かな…
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