運送業の人手不足は深刻だ。トラックを含む運転職(ドライバー)の有効求人倍率は2倍超で推移し、高齢化が進む。一方、ネット通販拡大で宅配便の取扱個数は2015年度に37億個を超え10年度比2割弱増えた。消費増税の駆け込み需要の際は荷受け増量で遅配も発生。20年度前後にかけて現状より2割増を見込む大手もある。
2016/10/25 2:01日本経済新聞 電子版
インターネットを使った通販の拡大も見逃せない。アマゾンジャパンの2015年の売上高は約1兆円と、高島屋(百貨店)を初めて上回った。(Amazonにおいて)書籍からスタートした品ぞろえはいまや衣料品や飲食料品、日用品にも広がり、生活に必要なものをひと通りカバーする。買い物の「時間を節約したい」とする共働きの消費者などを引きつける。
スタートトゥデイの衣料品ネット通販サイト「ゾゾタウン」は2016年4〜6月の商品取扱高が403億円と4割増えた。扱うブランドは3000を超え、実際の店舗より選択肢は豊富だ。
ネット経由の個人間の商取引も急速に存在感を高めている。中古品の 売買仲介アプリのメルカリ(東京・港)は国内のダウンロード数が3500万件、年間の取扱高が約1200億円に達する。売り手に気軽に質問できるなど使い 勝手のよさで若者や主婦層の人気をつかんだ。既存の小売り大手が苦戦する一方で、消費の構造変化をとらえた新興企業が勢力を伸ばしている。
2016/10/13付日本経済新聞 朝刊
ネットがリアルを凌駕(りょうが)する時代が到来した。百貨店・スーパーの低迷ばかりか、最近では、コンビニも不振。この原因は、すべてネット通販なのだ。衣・食など生活に必要なモノはすべてネットでそろう。しかも、中古品もカバーしているから、低価格でそろえることができる。
極 右に感化されて「人工透析患者は殺せ」と極右思想を披瀝(ひれき)した長谷川豊が、ネットの炎上でリアルの世界から淘汰(すべてのレギュラー番組から降 板)されたように、いずれ青山(メタハイ詐欺)、有本(自民党の御用)もネットの世界を通じてリアルから消えていくとおもう。
彼ら(青山&有本)は、愛国 コメント(芸風)を通じてネットで支持されてきたが、ネットは、詐欺師と政権におもねる御用は、絶対に許さない。