・羽生善治三冠
「(三浦九段のカンニングは)限りなく黒に近い」
・久保利明九段
「三浦九段にカンニングをやられたと直観した」
・渡辺明竜王
「対局後の感想戦においても、三浦九段の読み筋と将棋ソフトの読み筋が一致する」
「(三浦九段のカンニングは)間違いなく黒だ。私が内部告発した」
・日本将棋連盟・緊急会合メンバー
「(三浦九段はカンニングを)99.9%やっている」
・カンニング疑惑の三浦弘行九段
「最高峰の将棋ソフト『技巧』は妻がダウンロードしたが、(カンニングは)やっていません」
「私の指し手とソフトの指し手の一致率が異常に高いのは偶然だ」
・三枚堂達也四段
「三浦九段にスマホからパソコンを遠隔操作する方法を教えて欲しいと依頼された」
「三浦九段にスマホからパソコンを遠隔操作する方法を教えた」
・日本将棋連盟
「三浦九段からパソコンを押収したが、スマホの提出は拒否された」
週刊文春2016年10月27日号 2016年10月20日発売
追記1:
現在の将棋ソフトは、大半のプロ棋士の実力を超えているとされる
追記2:
「将棋ソフトはもはや人間を超えた」 コンピュータ将棋の専門家
コンピュータ将棋協会の会長を務める滝沢武信・早稲田大教授は「2000年代半ば(2007年頃)、何万もの棋譜を読み取って最適な指し手を探し出すソフ
トが現れて以降、急激に強くなった」と語る。開発者がソフトの実力を競う「世界コンピュータ将棋選手権」が毎年行われるなど開発競争も進んでいる。滝沢教
授は「ソフトの実力は人が届かない高みに到達している」と指摘する
2016/10/21 1:35日本経済新聞 電子版
追記3:
「私がこれまで対局中に将棋ソフトを使用していたことはない」三浦九段
三浦九段は10月18日に出した声明の中で「ソフト利用は一切ない」と反論。「対局前にソフトで研究しており、ソフトと一致率が高い部分があったとしても不思議ではない」と説明し、「適正な手続きによる処分とは言い難い」と日本将棋連盟の対応を批判している。
2016/10/21付日本経済新聞 朝刊
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