「拉致、皆さんも考えて」 写真展で横田早紀江さん


 1977年に北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(失踪当時13)の写真展が5日、東京都渋谷区の新宿高島屋で始まった。母の横田早紀江さん(80)はジャーナリストの池上彰さんと対談し、「長い年月を悲しい思いで暮らしてきた。皆さんも真剣に拉致問題を考えて」と訴えた。

 

 展示されているのは父、横田滋(しげる)さん(84)が撮影した幼少期のめぐみさんや家族写真など。早紀江さんは「幸せだった時間の写真を見るのはつらい部分もある」と心情を明かし「許せないことが起きていると知ってほしい」と話した。

 

 横田めぐみさんの拉致から今年11月で40年となるが、帰国に向けた見通しは立っていない。池上さんは、今月の米大統領就任式後にトランプ氏と安倍晋三首相の会談が調整されていることに触れ「トランプ氏に拉致被害者の存在を知ってもらわないといけない」と指摘。米国や中国への働き掛けが重要だと強調した。

 

 写真展は入場無料。10日まで。〔共同〕


2017/1/6 0:34日本経済新聞 電子版

 

 

 

 

拉致未解決「また1年」 被害者家族に失望感



 「また1年が過ぎていく」。北朝鮮による拉致問題の解決の動きは暗礁(あんしょう)に乗り上げ、被害者の帰国を待ちわびる家族に失望感が深まっている。

 

 「(拉致被害者の)帰国に向けた道筋も見いだすことができず、痛恨の極みだ」。加藤勝信拉致問題相は今月、東京都内で開かれたシンポジウムで拉致問題の進展がないことに反省の弁を口にした。

 

 核実験を強行した北朝鮮への制裁強化、米韓両国の政治状況の変化など、国際情勢が大きく動き、交渉の先行きは一層見通せなくなった。

 

 家族の高齢化に伴う健康不安も顕著だ。有本恵子さん(失踪当時23)の母、嘉代子さん(90)は入退院を繰り返し、横田めぐみさん(失踪当時13)の父、滋さん(84)は体調を理由に大半の集会への参加を見送るようになった。

 

 田口八重子さん(失踪当時22)の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(78)は「毎年、今年こそはと思っているが、また未解決。1年が非常に重く感じられる」と話す。


2016/12/22付日本経済新聞 夕刊



拉致問題の解決を公約に掲げた青山繁晴・参院議員は、どこにもいない。拉致問題にかかるシンポジウムにも写真展にも出席していない。

青山参院議員は、拉致被害者の家族に寄り添うことすらしていない。

こいつは、せっせとブログを更新したり、副業である独立講演会の告知をやっている。

青山信者の皆さん、なぜこいつを糾弾しないのか?

あなた方、青山信者は、完全に裏切られているですよ。

国会議員が、副業をやる必要があるのですか?