4月4日に最新の日銀当座預金残高が発表された
異次元緩和の失敗を露呈している
毎月毎月、当座預金残高(金融機関が日銀にお金を預けるための口座)が過去最高を更新している
日銀当座預金残高
2013年4月=62兆円 ☜黒田バズーカ1
2014年4月=131兆円
2014年10月=164兆円 ☜黒田バズーカ2
2015年4月=206兆円
2016年1月=255兆円 ☜マイナス金利を発表
2016年2月=256兆円
2016年3月=263兆円 ☜最新データ
これは、市場(企業や家計)に資金需要がないことを意味している
お金を借りたい企業や家計がないということだ
つまり、量的緩和をしても、マイナス金利をしても、まったく実体経済にお金が行き渡っていない
これで、デフレが脱却できるわけがない。
野口悠紀雄が言ってたとおりになった。
「量的緩和は当座預金残高が増えていくだけでデフレ脱却に効果はない」
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