拉致問題解決訴え、曽我さんが署名活動 「政府は全力尽くして」 北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさん(57)=新潟県佐渡市=が10日、ともに拉致され行方が分からない母親のミヨシさん(失踪当時46)ら被害者の救出を訴え、佐渡市内で署名活動した。 報道陣の取材に応じた曽我さんは28日に85歳の誕生日を迎えるミヨシさんの体調を懸念し、「心が痛い。一日も早く佐渡に帰してあげてほしい」と胸中を打ち明けた。また、(曽我さんは)拉致問題の現状について「前進せず、いら立ちを感じている。政府は全力を尽くして」と語気を強めた。 北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10~16日)が始まったのに合わせ、「曽我さん母娘を救う会」が主催。メンバーら約10人とともにフェリー乗り場で署名を呼び掛けると、多くの観光客らが応じていた。 〔共同〕 2016/12/10 12:22 (2016/12/10 13:34更新)日本経済新聞 電子版
拉致相、国際刑事裁判所に金正恩氏提訴を検討
加藤勝信拉致問題相は12月10日、都内で開いた日本人拉致問題に関する国際シンポジウムに出席した。北朝鮮に拉致問題の解決を促すための圧力として、金正恩(キム・ジョンウン)委員長を人権侵害などの罪で国際刑事裁判所(ICC)に提訴する可能性を検討する考えを示した。北朝鮮への圧力を強める姿勢を示し、膠着状態にある拉致問題を巡る交渉の打開につなげたい考えだ。
通例では、ICCへの提訴は国連の安全保障理事会が決める。これまで政府は、安保理常任理事国の中国が拒否権を行使するのは確実とみて、金氏のICCへの提訴は非現実的だと考えてきた。
10日のシンポジウムに出席したICC被害者信託基金の野口元郎理事長は、安保理を通さなくても、同じく拉致問題を抱える韓国と共同で国際刑事裁判所(ICC)に(金正恩氏を)提訴することは「国際法上、十分可能だ」と指摘した。野口氏は、旧ポル・ポト派の大量虐殺などの罪を裁くカンボジア特別法廷で国際判事として責任者を裁いた国際司法の権威の一人だ。
これに対し、加藤氏は「安保理を通さない国際刑事裁判所(ICC)への提訴の可能性は、拉致問題に真摯に向き合おうとしない北朝鮮への選択肢を検討するうえで大変興味深い」と強調した。
日本側は北朝鮮の指導者をICCに提訴する可能性を示し、圧力をテコに対話に応じるよう促す狙いだ。ただ北朝鮮側が反発する可能性はある。10日のシンポジウムの様子は北朝鮮向け短波ラジオ放送でも中継された。
2016/12/10 20:36日本経済新聞 電子版 拉致問題の解決を公約に掲げた、青山繁晴・参院議員は、どうしているのか? 青山信者は、拉致問題の解決がまったく前進していないことについてどう弁明するのか? 青山氏が参院議員に当選した2016年7月10日から拉致問題がなんら進展していない。 青山氏は、テレビやラジオに出たり、講演をする暇はあるのに、なぜ拉致問題の解決に尽力しないのか? 青山信者は、この問題(拉致問題に取り組まずにテレビ・ラジオに出る)に正面から向き合って欲しい。 歳費をもらっている国会議員が、アルバイトをする必要があるのか。拉致問題の解決という本業に尽力すべきではないのか。 国会議員が、本業をないがしろにして、アルバイトに精を出すのはおかしくないか。 青山繁晴・参院議員が、やるべきことは、公約(拉致問題の解決)の実現であり、テレビ・ラジオ・ネット番組の出演のようなアルバイトではない。 青山信者は、そんなのこともわからないのか。 PS 参院議員の青山氏のアイディアは、自衛権の発動として、自衛隊を北朝鮮に派遣して、横田めぐみちゃんを救出することだった。われわれ青山ウォッチャーは、青山氏が「(金氏提訴は)ボクが水面下で動いた」とか自慢しないように監視しないといけない。 |