追記１：
シャープの雇用「最善尽くす人守りたい」　鴻海董事長

2016/4/2 18:01日本経済新聞　電子版

台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業の郭台銘董事長は２日開いたシャープとの共同会見の質疑応答で、今後の人員整理の可能性については「鴻海はパフォーマンスを理由に毎年３～５％レイオフ（一時解雇）している」としたうえで「日本では何％というのは言えない。最善を尽くしている人には残っていただけるようにしたい」との考えを示した。
＊
「シャープの従業員は、現状維持」だった約束だが…

追記2：
鴻海はグループとしてシャープに66％出資し、経営陣も派遣する。雇用に関しても鴻海では個人の成績を理由に年間３～５％を解雇していると紹介したうえで「日本では全員残ってもらえるように考えている」（郭氏）と話した。高橋氏も「自ら立っていかなくてはいけないと社員全員が思っている」と話した。
2016/4/3 2:00日本経済新聞　電子版

追記３：
「シャープ社員はできるだけ全員残ってもらう」（郭会長）とし、大規模な人員整理の考えは否定した。郭会長はシャープの現状について「製品ラインが多すぎて、その（製品）間の統合が必ずしもうまくいっていない。複数あるチームを一緒に管理していく役職が必要だ」と組織改革の可能性に言及。
2016年 04月 2日 22:28 JST　ロイター

追記４：
シャープの経営陣は刷新する。鴻海は４月中に新しい取締役の候補者を示す方針だ。買収合意の道筋をつけた高橋社長は業績低迷の責任を取って退任するとみられる。鴻海は戴正呉副総裁をシャープの首脳級に派遣する予定だ。
2016/4/2 21:06日本経済新聞　電子版