(2) 荒田八幡   

      ○荒田八幡宮(あらたはちまんぐう)

祭神は応神天皇・神宮皇后・玉依姫である。「荒田村」時代から産土神(うぶすな
がみ)として、 10月23日の ホゼ祭りには御神幸 (神輿)の浜下りがある。
昔は 2年ごと春の彼岸には神輿を奉じて荒田村四方の境にある隋神祠を巡った
という。(八幡境巡り「オサケメグイ」)現在でも東・西・南・北の各隋神祠 (ずいしん
し)がっている。

東隋神祠  ・・・・  天保山中学の南東角
西隋神祠  ・・・・  田上2丁目城ケ平橋南東  新川沿い
南隋神祠  ・・・・  荒田2丁目知事公舎南東角
北隋神祠  ・・・・  甲南高校南東角

社殿の創建は不詳であるが、 鹿児島神宮 の別宮(わけみや)とし て天 文21年
1552年) 島津 15代貴久公が現在地に再興されたとある。殖産興業 ・ 文化学
芸・安産・交通安全の神として、またまむし除けの砂が知られている。境内の樟
樹(くすのき)は八幡宮を再興したときに御神木として植え付けられた。
鳥 居 本殿
鳥 居 本 殿
手水舎 境内
水舎 境 内
社務所 ほぜ祭りでの神前奉納
社務所 ほぜ祭りでの神前奉納
境内の楠の木 八幡様通り碑
境内の「くすの木」 八幡様通碑


「くすの木」 後奈良天皇の御代天文22年、国守島津15代
   貴久公が八幡宮再興の際に植え付けられた。昭和48年
   鹿児島市条例により保存樹林第1号に指定。
「八幡様通碑」 元亀2年(1571)大隈の肝属郡より賊徒が襲い
   来たり、八幡宮の神宝を奪い、舟に乗りて帰る途中、俄
   かに暴風おこりて舟もろとも海にしずみたりと云う。
   毎年正祭には荒田浜に行宮を設け、神輿を護りて下る。
   これを八幡浜殿下り(はまどのくだり)と云う。