駄位納密苦日記2004年4月

2004.4/24(土) ある時は扶桑社の宣伝担当?

なぜ、デル・プラドのミニカーコレクションをサトエリハニーが 宣伝していますか?なぜ、近くの本屋では既にぼろぼろの広告しか 残ってなくて、それすらもくれませんか?

2004.4/11(日) …中止かあ。

▼『天空の狗』第3回。(モーニング2004.4/29号・講談社)
本編とは関係ないんだけど、豪ちゃんキャラの鼻の描き方が、ちょっ と最近変わりましたね。基本パーツの押さえ方は80年代とそう変わら ないんだけど、鼻先がちょっと立ち上がったイメージ。『魔神王ガロ ン』の方のキャラ作りと関係あるんだろうか?

蒼の能力が描かれましたが、音の描写がステキでした。

▼そういやアレだ、映画『デビルマン』メイキングDVDの発売中止みたい ですね。ははあ。うーん。ぬぬう。うーんうーん(>うなされている)

2004.4/11(日) …イヤ、面白かったっすよ?

PPVで一回600円、税込表記630円というバカ高い上に録画不可 もう一度見たいと思ったらまた630円?何なんだよたけーなあ レンタルビデオだったら借りたら一晩は繰り返し見られるだろ うが。俺どーせパッケージも狩るからさ。

つーワケで、見ましたよ。

『新ゲッターロボ』#1「竜馬が行く」#2「隼人が来る」。 それと#3「武蔵坊弁慶」予告にオマケの石川英郎、川越監督 に脚本の大西さん3者のパブリシティ対談。

早乙女のジジイ、鼻血吹きますよ。下駄で竜馬殴りますよ。 「下駄…?」「ゲッターロボ…?」なんていう竜馬のギャグも 楽しめますよ。竜馬、潰れかけた道場持ってるくせに街金に借 金して逆ギレしてますよ。隼人、ほとんど声裏返ってますよ。 爪尖ってるですよ。

ココら辺りは原作準拠が良く出てるところ。

一方、「オンナコドモは黙ってろいっ!」と田嶋陽子が読んだ ら卒倒しそうな賢ちゃんマンガの中にあって、微妙に影の薄い ミチルさんですが、今回のアニメではオヤジに複雑な感情を持 ってそうなカンジとか、考古学研究者?っぽいクールさを前面 に押し出してるところとか、別キャラとして構築されてます。

うまいなあ、と素直に思ったのが、

隼人はテロリストとして登場、政府機密を掴んだらそれがゲッ ター線開発の記録文書で、ソレを求めて浅間山へ。そこへ来襲 を見越していた早乙女研究所が無理矢理ゲットマシンへ乗せる という展開。「お前の欲しがってたモノがココにある(記憶)」 と隼人に語りかけるジジイ、ステキですよ。

絵の話すると、クオリティは流石に高い。#1はネオゲのアクシ ョンで賢ちゃんの絵が動いている!という感覚。#2はキャラが 似てないですが、崩れているウチには入らないでしょ。

蓋を開けてみれば、達人と共に倒れるのが亀の子顔のゲッター。 ソレを乗り越えて竜馬が乗るのが新ゲッターでしたな、やはり。

#2ラストのどんでん返し(まだネタバレ防止のためナイショ) に最もよく現れているのだけど、賢ちゃんゲッターに惚れてい るファンが、大事に考える「他のマンガなら悪役だろうヤツラ が、たまたまこっち側にいて闘っている」感覚を強く押し出そ うとしているのに好感。

#3で登場となる破戒僧・武蔵坊弁慶。コレが鬼の正体と絡む みたいですが。今のところアタマぶっ飛ばさない限り、何度で も復元し人を喰らうこと、鬼に噛まれつつ死を免れた人間は鬼 に変わってしまうことくらいしか分かってませんな。ゾンビか。

▼今週の『天空の狗』(モーニング4/22・19号 講談社)。
主人公・狗井の幼なじみ、洋子。彼女は今後登場できるのか? 豪ちゃんに主線を入れてもらえるのか?(笑)

社長と狗井が二人でクルマ乗って会話してると、青子・轟漫才 を少し髣髴とする。しないか。危機的状況の中、無意識に超能 力を発揮するつーのも、豪ちゃんマンガらしいですね。

絵の説得力をけっこう有効活用して来ているところに、「本気」 どの高さを感じます。嘯吹つきの歪んだ顔を見せたりとか。作 品内「専門用語」に溺れないといいなあ、とちょっと感じない でもないっすが。

▼今月の「コミック乱」(5月号・リイド社)。
むらまつり誠『OH!江戸グラフィティ』は、小話の基本、大家 と店子&馬鹿ダンナモノ。騙して花見…というネタですが、ち といつものキレがなかったかなあ。俺が酒飲みじゃないからか なあ。

壮野睦・篠原とおる『白浪二人羽織 天下頂戴!』はサンカネ タ。阿片中毒にされた羆男の描写がちょっと、「奴隷農場編」 のジャックを彷彿とさせる…てーと両先生に失礼かなあ。

2004.4/4(日) 新たなけっこう仮面現る…!

なんつっていきなりネタバレで恐縮ですが、学研からようやく 出ました「コミックBG<ビッグゴルフ>」2004年春号・vol.4 (WEEKLYパーゴルフ5/1号別冊)。表紙に十べえ登場だぜよ。

▼永井豪『ハレンチゴルファー十べえ』4話。
2話目の『あばしり一家』、3話目のスパゲティ・ジェーン妹 のローラ・フェットチーネに続いて、今回はスパルタ学園復活。 相も変らぬ高橋真弓いぢめは、もうヒト捻りほしかったのが本 音だが(だって痛そうなだけなんだもん)、仕置き教師の面々 がアタマ悪そうだったのでいいとするか。

お馴染みパロは、自作のロボット。これなら文句あるまい、か? Z担当の先生はアレですが、ゲッターとジーグは共作とはいえ、 本人の作品だけあって容赦ない扱いナリ。

▼石川賢『超護流符伝ハルカ』4話。
さて、前回襟巻きと帽子に隠されていた「ドガ」の正体がつい に明かされる!自前でデータ取る装置を発射、衛星と通信し、 究極の計算するマシーンなゴルファー。かなりギャグ振りで ありつつ、決め技は鬼で決まり、ステキな展開です。

トコロでこの「ドガ A1000」、磁石の力っぽいデザイン。さし ずめ『回天』に登場したゲッター忍者みたいなもんかな。

▼「モーニング」2004.4/15(18)号(講談社)。
『天空の狗』新連載。時系列的には先に出た「別冊モーニング」 版作品の後になるのかな?

「普通の自分が覚醒していく! 永井豪が放つ伝奇アクション!」

だそうです。懐かしの『心霊探偵オカルト団』を彷彿としたり。 熱血・クール・青い目の3人に、お嬢様という布陣。それぞれの キャラがどう立つのか、楽しみですね。

▼なんだか凄い久々に中野ブロードウェイへ。
仕事が思いの他早くハケたので、つい寄ってみる。略ドンさん 夫妻(ガンオタ仕様)に見つかる。相変わらずロックな空気に 当てられ、小さくまとまりそうな自分に喝。

だからというワケでなく、古雑誌狩り。ちょっと企画立ち上げ で篭っていた反動だね。

「月刊少年チャンピオン」1975.2月号…石川賢『沖田総司』の 3回目と鈴原研一郎の『西川峰子物語』にフラフラと。

「ヤングジャンプ特別編集 花平バズーカ総集編」1980.8.10 …こんなの当時見なかったぞ…?初回のカラーはそのまま収録。 悪魔召還からボクシング部でのジェノサイドまで。

「プレイコミック」1978.2.9…『おさかん家族』収録、でつい。

「変や」でも宙とビッグシューターというイイ絵柄のバッジを 狩る。しかし久々に行くと、まんだらけ侵食率が大幅に増して てちょっと吃驚。そういや鉄の城駄玩具モノがやたらあったけ ど、某氏には電話すべきだったか…反省。

『ゲッターロボ』放映30周年! 

30年前の一昨日木曜夜7時。お茶の間に佐々木功大王の「ガンガンガンガン!」 という雄叫びとともに、『ゲッターロボ』テレビアニメスタート。 (ちなみに前番組は『ドロロンえん魔くん』ね)

マンガ連載はコレに先立つこと2週間、1974.3.24発売「週刊少年サンデー」 での予告編にて我々の目の前に現れていたのだけど、まさか今日に至るまで お付き合いさせて頂くことになろうとは。

永井豪先生、石川賢先生、ダイナミックの皆様、ありがとうございます。

▼メールを貰う。
『永井豪ワールド・まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 のパブリシティメール。河崎実監督、小森"公開中止コンクリ映画"未来&なべやかん主演。 うーん。河崎監督つーと、映画つーよりバラエティだからなあ。

2004.4/1(木) 佐藤まさあき氏とうしおそうじ氏追悼。

双方に関連は無いけど、

ボルサリーノ(のつもり)を被り拳銃を握りながら合掌。 続いてネビュラ71に向かって合掌。

『ヤダモン』原作・うしおさんがいなければ、豪ちゃんのデビュー はまた、違ったものだったろう。…これ以上のウンチクは検索でも して下さい。

▼雑誌「スカイパーフェクTV!」4月号。
『新ゲ』放送予告出てましたが、小さなカットのみ。そうか。

▼「別冊モーニング」第1号。
豪ちゃんの久々の完全新作『天空の狗』。拝み屋さん・身堂竜馬 もとい葛城蒼始め出版社メンバーが、裏世界に巣食う魔を祓う。

今回は連載に先立つ設定編ということで、「モーニング」本誌へ 登場予定と思しきもう一人のバイオレンス系男主人公?は出ず。 小道具やネタ解説が入るスタイルも相変わらずですが、『デビレ ディ』中盤のような味を狙っておられるんでしょうか。

何はともあれ、楽しみです。

▼「コミックビッグゴルフ」伸びてますね。決算越えてからの 発行にしたのか。

▼関係ないけど、ブッキング「藤子不二雄Aランド」ようやく 出ましたよ!『仮面太郎』。どーせなら完全版欲しかったけど、 当時狩り逃してたので、新刊でげっと。安彦ガンダムも狩って ます。他にもいろいろ出る期末構成に必死だが、読んでるヒマ が無い〜。


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