駄位納密苦日記2003年11月

2003.11/27(木) 「特撮エース」創刊号(角川書店)。

「魂震える本格派 特撮コミック」というのはいささか陳腐だ とは思うんですが、高田裕三の『ウルトラマン THE FIRST』と、 伊藤伸平の『キューティーハニー A GO GO!』は目を通さねば イカンと購入。本誌を大きくかさ張らせている付録の、バルタン フィギュアはとりあえず飾ってます。来月はかさ張るウルトラマ ンだぞ!

▼で、ダイナミック的にはハニーが先だろう、というトコですが、 高田版『ウルトラマン』から。ラテ製マスクのシワは再現するも んじゃないと思う。故・成田先生的にはAとBは同じ型だってんだ から。あのシワは事故なんであって、理想の上ではないものなん じゃじゃないの?(いや、テレビにあったその問題を、何らかの 設定穴埋めで遊ぼうという思惑も透けはするが…うーん)

ダイナミックで、マンガとしては読ませるんだけど、アキコ隊員 とハヤタの想いが、どうにも幼い恋愛にしか見えなかったり、ウ ルトラマンが持っていて、セブンにはない神々しさをハヤタの等 身大な感覚に下げているのは、ちょっと頂けないかなあ。それは むしろティガだと思うんだけども。

とりあえず、次回のバルタンどもをどのくらい「通じないヤツラ」 として描いてくれるか期待。

▼さて『キューティーハニー a GO GO!』。
伊藤伸平版。なので、『楽勝!ハイパードール』『モルダイバー』 ひいては『あやめにおてあげ!』の延長気分で期待していた。て ーか、同誌掲載の庵野監督とのインタビュー読むと、そもそも今 回の映画でブレイン参加なさってたんですね。(あ、スタッフリ ストにも載ってました)

いきなり、バットフライクローの顔にタイヤ擦り付ける人でなし 度にOK。更に、ラストのキズの付き具合が、いかにも切れば血の 出るヒト、てカンジでOK。立ち回りが時代劇なのもいかにもテレ ビ好きな作者らしいぞ。

「いやらしさ」よりコロッコロしたカンジが強いキャラだけに、 好き嫌い、あるいは豪ちゃん版との違いを受け付けない読者が いるだろう気はしますが、俺はOKであります。少なくとも続き は読みたい、つーことで期待。

「秋 夏子」って本名じゃないでしょ、伊藤先生。PAOからチ ェロキーにクルマ進歩してるよ。

▼今月の「マガジンZ」(1月号)。
♪おわんないよるの はってにっ なにがぁ あるのぉかぁ♪ 『魔王ダンテ(神魔大戦編)』最終回。結局のところ、前世の 運命論で終わらざるを得ないところに落ち着いてしまった、の 感強し。この展開は神魔大戦編突入より見えていただけに残念。

そもそものオリジナル『ダンテ』は、前世の因縁復活が、ある 種終わらせるための方便だったにせよ、宇津木涼を(引いては 読者を)混乱させ、気持ちを逆転する効果を持っていただけに ショッキングだったが、今回は予定調和の道具だったもんなあ。

またリメイクという意味では、『キューティーハニー天女伝説』 の青子&轟のようなイキのいい今の豪ちゃんキャラが出なかっ たコトも今一つ前作の枠をはみ出なかった遠因だろうか。

もう豪ちゃんには、過去作でない新連載を渇望しますです。

2003.11/24(月) えっ?『オモライくん 完全版』!?

…イーブックさんちの豪ちゃんニュースコーナー見てたんだけど、 以前「12月発売」と掲示されていた講談社プラチナコミックス (コンビニ版ね)『デビルマン』『オモライくん』が跡形もなく 消えていた。

その代わりに来月、実業之日本社から『オモライくん 完全版』 が出るとの情報。さーてさて、この「完全」は連載時の完全復刻 …つまりカットされていたページの復活を意味するのか、それと も「コミック伝説マガジン」掲載の『オモライくん2001』収録を もってそう言い切るのか、興味津々。

▼金魂『ゲッタードラゴン』ようやく入手。仕事で店に行けなか った2、3日の内に新宿・さくらやホビー館では完売とのコト。ぬ おお。ま、結局百貨店で手に入れたんだけどね。箱だけ見たら、 一瞬エヴァシリーズかと思ったのは内緒だ。

…これから箱開けて、じっくりトンガリを愛でますよお。

▼今月の「月刊 石川賢」(チャンピオンRED1月号・秋田書店)。

まさに「これが魔獣のたたかいだ!」というカンジ。ママから翼 生えたときは、背筋に電撃走りましたよ。この「母親の幻影が主 人公を襲う」ってネタは、『キューティーハニー』の他、賢ちゃ んお得意のネタなんだけど、あらかじめネタバレしてるコトも含 めて、イキオイにしてしまう、プロの仕事にビバ。

ところで今回、同誌にてコミックオーディション結果発表がされ ているのだが、某作品への賢ちゃんのコメントがもう。アクショ ンシーンについての話なのだが「そりゃそうだ、まことにそうだ」 という他なかったり。

▼今月の『降魔伝 手天童子』(同上)。
先月に続いていいカンジ。いくつかオマージュめいた演出もある が、気付かなければ通り過ぎられるレベルでしょう。クモに乗っ 取られる描写がステキ。

こちらは『けっこう仮面P』に比べると、「永井豪・原作とは」 …という部分をまず押さえて、自分の世界を載せてるフシがあっ て、好感持てます。

▼本屋に行ったら、東京百科発行・星雲社発売にて『世界の終わ りと始まりに 漫画家永井豪創作の秘密』という本が出ていた。 (イーブックさんトコで表紙見られます)影絵のデビルマンとハ ニーが表紙飾ってるのだが、ふとフットワーク出版のアレを思い 出しましたよ(笑)。

中身は豪ちゃんインタビュー集なのだが、自画自賛のお言葉、 「今まで永井豪のインタビュー本はなかったろう」っておいおい。 ま、そう思うのは勝手だけどさ。

とはいえ、豪ちゃん直筆の描き下ろしイラストが幾つかあったの で、行かざるを得なかったことについては、「まんまと嵌められ た」と言えるだろう。

▼ちなみに星雲社といえば、自費出版で有名で、トンデモ本の数 々が出ているトコロで有名。然るにこの本手に取れば分かるが、 表紙カバーにステッカーで発行・発売社名が貼ってある。…何が あったのだろうか?その内はがそう。

2003.11/21(金) 『ゲッターロボG』DVD-BOX。

我が元に降臨。好みで言えば、バトルモノとしての面白さは ダイナミック企画アニメの中で最も高いと思う。そりゃもう 『マジンガーZ』のバラエティには叶わないけれど、そこを ハードに割り切った作りが好きー。

というところで、最終回三部作やら15話「赤い蝶のバラード」や ら16話「死闘!嵐吹く男の道」19話「早乙女博士を救出せよ!」 26話「鬼になったあいつ!」28話「緑の地球が死ぬ!」アタリを 一気に。やっぱ好きだわ俺。

…この発売でまた33話「夕焼け空が知っている」だけあげつらってヘラ ヘラ語り入れるサイトがいくつか現れるんだろうが。くそくそくそ。

何よりも、ライナーの野田&金田インタビュー!俺にとって 神にも等しい方々の貴重な証言は嬉しいぞ。ガニマタとか。 木村圭一郎節がかなり意識されていたことも、絵を見りゃ分かる が、ご本人方の証言があるとやはりなるほどである。

エンディングモチーフだといいなあ、と思ってた越智一裕監督 のインナージャケット、さすがいいカンジです。やっぱり3枚目 の隼人&ミチルかなあ。

2003.11/19(水) 笑われてしまいました。

えー、映画『デビルマン』の盛り上が…りがそろそろ落ち着き 始めた昨今、こんなページをめっけました。

確かに『デビルマン』 は狂的な信者や小難しい理屈こねるマンガおたく、今更半可通語り したら怒りそうな輩などなど(全部当てはまるんだろうな俺)、 様々な方がおられるので、早晩出現するだろうとは思ってましたが。

名誉なコトに、我がサイトが参考サイトでそちらからリンク。 うひゃあ、ビバビバ。しかしコメント見てしばし落ち込みましたよ。 当方のTVアニメ版『デビルマン』コーナー見てひとしきり笑って 頂いたようで。そりゃまあ、俺の文体だから致し方ない所はござんすが…

そんなにおかしいかね?

つーワケで早速BBSに書き込んでしまいました。うるせえオヤジだな、俺。

2003.11/18(火) 『けっこう仮面P(ピーチ)』終了。

…読んだ直後は何かをいう気力が出なかったすよ。

ま、原田&清水コンビには、企画モノをこなしきれなかったのね、 と同情差し上げる。いやそれが理由でもう一つ弾けなかったのだ ったらだが。

無論、プロである以上、純粋な作家的動機よりもまず売るという 基準をクリアしなきゃイカンのが、マンガ家という職業だと思うよ。 そんな中、ようやくテンションみたいなものが生まれて来たように 思えたのだが。しかしヤケクソチックな正体がバレバレ、という メロンのネタは、そうそう続けられないやね。

▼忘れちゃいけないが、元の『けっこう仮面』はプロット自体は、 正義の味方モノの古典を行っている。少年少女が困っているとこ ろへ颯爽と現れた謎の覆面ヒーローが、技を披露して去っていく と言う。

そのためには、真の主人公は「襲われる人」「被害者」なのであり、高橋真 弓という主人公が実にうまく機能していた、という事実がある。 合わせて、けっこう仮面よりも高橋真弓に感情移入しつつ身悶え しながら読み進めないと、この作品は真に楽しめないだろう。 豪ちゃん作品の「うまさ」ってココだと思うのだけど。

▼そこへ、けっこう仮面の正体とは、といういささか反則な切り 口で突入したこの『P』は、既に最初期にして変化球でしかなく、 更には「襲われる人」を十把一絡げにしたために、「ヌキどころ」 すら失い迷走していたと言える。

正体バレなきゃどこまでも続く正義の味方モノ、というこの作品 の肝心要の部分を落としてそもそもが続くはずがなかった、とい うのが俺の結論かな。

▼あるいは今回の主人公で行くなら、恥辱プレイモノのところま でちゃんと演出してれば、面白いヒーローものだったかもしれな い。AVの企画モノ棚見りゃ分かるが、ストリーキングモノ、街 中バイブプレイモノ、屋外セックスモノなど溢れている。だが、 ソコに思い入れもなさそうだしなあ。毎度どう正体が暴かれかけ るか、というサスペンスに入魂すれば良かったのに。(無論、そ れがクセになっているという阿呆さ加減は豪ちゃんキャラには欠 かせない!)

▼そして案の定、正体が分からない別のけっこうを出すことでの 延命。これが下記の「八百屋の軒先」である。最後は正体バレバ レ、というネタになったのは限界の証明でもあるだろう。このま ま内輪でワイワイやることに情熱を傾ければ、あるいはティム・ バートンの『バットマン』の高みにまで、昇華するコトも可能だ ったと言えば言えるか。言い過ぎか。

2003.11/12(水) 『キューティーハニー天女伝説』8巻(双葉社)

ホントに黒Qええトコ取りしてるよなー、と思う今回は、 スキー場に帆立貝が出る話と、欲情植物と、遺産狙う獣人。 欲情植物はラスト加筆だよね、確か(>って確認しろや俺)

この巻はパンサー戦もあるけども、基本的には『デビルマン』 チックな集団ヒス話がベースにあったりして、このテンション でもう少し「アクション」が持ってればなあ、という気がする する。残念だなあ。(いや、デビルマンとくっつかなくてね)

2003.11/11(火) 神様、八百屋の軒先になりませんように…

今週のヤンマガ。

いつもいつももう一つ、登場車種への愛ある理解が足りない 気のする『ガタピシ車で行こう!』だが。インプWRXは確かに GT-Rカモれる動力性能話がメインになりがちですが、あのク ルマ、そういう直進安定性みたいのは犠牲にして道なき道を ぶっ飛ばす仕様の方が、本来のユーザーにはしっくり来るん じゃねーか?…ことにスバリストには。

などという愚痴はともかくもっと愚痴。

▼『けっこう仮面P(ピーチ)』。
読まなきゃいいだろーが、という脳内ツッコミは俺の溢れか える好奇心を止めることは出来ない。陰毛描いてる時点で、 既に俺のけっこうのお姉さまとは全く異なる、いやソレを言 うなら、そもそもこいつら<お姉さま>ですらないじゃん… それもまた今日的でいーのかなどと常々思いつつ読んでいる のだが、案の定L(レモン)登場時から危惧していた、新け っこう(巨乳)。

ああ、八百屋さんじゃないんだから、A(アップル)だB (バナナ)だC(チェリー)だD(ドリアン)だS(ストロ ベリー)だW(ウォーターメロン)だ同じPでも(ペアー) だ(パイン)だ行ってしまうしか道がなくなりはせんか? 梨や柿は、日本の種類と違うヤツに英語名があるが、日本の はそのままローマ字表記すれば通じるから、無理に英語にし ない方が賢明だぞ。

…いやそれで、生徒会以外の全女生徒が何がしかの果物キャ ラだ、というならそれはそれでギャグとしてありだが。

いやさ、それだけならヤケクソとも思える豪ちゃんの原作最 終回でもやってたことなので、あえて突っ込み入れる気も起 きないが、コトの本質がけっこうの内面にばかり気をとられ、 敵の変態度が通常営業の本屋の軒先に並ぶエロ本程度なのは 非常に頂けないとだけ言ってこの項終わり。

▼たまには饒舌モードで、と書き殴ってみました。

2003.11/9(日) ポポロクロイス。

さすが越智監督。師匠と組んで「動くとはこういうことさ」。 動画枚数通常の倍だったらしいよ。

2003.11/7(金) 30万ヒット突破。

個人サイトでのんびりやってても、5年も経てば結構な数に なるんだなあ、と日頃のご愛顧に感謝しつつ。 とはいえやはり、10/30『デビルマン』映画製作発表以降の ヒット数増加には驚きましたよ。一時普段の5倍はアクセス ありましたから。

2003.11/6(木) 『豪翔伝 〜崩壊の輪舞曲〜』完全攻略ガイド。

双葉社。先に攻略本狩っちまいました。わはははは。絵が見られれば それでいーのか。それでいーのだ俺。ゲーム業界的には敵な のか味方なのか。ま、ウチのリンク先の方々見ても、 h-kazuさんとikedaさんがそうみたいなんで、よきかなよきかな。

新たに描き起こされたキャラ絵は全部入ってるのかな。パケ 絵がそのまま表紙なのも実は嬉しいぞ。一応ソフト手に入れ た日のために、ゲームの要素はあまり読まず、絵の確認してますわい。

微妙に前歯が目立つ雪子姫や、ちょっと後の絵柄で描かれた 雪城やさよこお嬢様に新鮮なカンジ。門土は『ガクエン』モ ードのツラはないのね。残念。

仕方ないとはいえ、赤黄みどりが出ないのも残念。色んなコ ードで難しいのかも知れんけど。 …しかしカサ飛ばすなら、ユニフォームじゃなくて学生服で はないのか。りょぉぉおおまよ。

2003.11/5(水) 「ドコから始まるのか?」

ちょっとBBSにて振らせて頂いたところ、数人からお返事頂いた。 原作のどういうところに思い入れがあるのか、良く分かるのが ナイスであります。

▼例えば、
柊アキラさんは新デビの美樹の首埋める所
h-kazuさんはレストランにてデーモンが会話している「うまかったかい」
初参加の泡吉さんはいきなり人間同士の殺し合いor雷沼研究所の救出シーン
こちらもお初・一本だたらさんはテレビ版へのオマージュ
ちゅるふさんは「20年後、中国大陸に…」辺り
高瀬ポン太さんは「虫けらの…!」にタイトル(シレーヌ戦)
などなど。

さてさて、どうも明と了に思いを入れるらしい那須監督は、 どこから始めるのだろう。

▼デビ映画ネタ探してネット界をうろつくってーと、色んな方がいる 割には、否定にしろ肯定にしろ、案外突出ネタはないもんです。

そんな中で、あげつらうようで申し訳ないんですが、あるFLAME ファンサイトで、「明は最後、美樹の生首を喰らう」 という素晴らしいうろ覚えっぷりをカマしてくれてる管理人さんの お姉さんという存在を見ました。

▼そうそう、『ハニー』コーナー始めました。思い入れがあり過ぎ て、細かいことは徐々に(>って、手をまた広げる)

2003.11/3(月) 映画ガラミでちょと更新。

▼映画情報が多いので、 最近の流行っぽくまとめてみました。ま、自分でも確認しやすい ためっつーことで。

▼同じカラミで急ごしらえの『キューティーハニー』ページスタート。 今のところ70年代作品と『天女伝説』でぐわっと書けるだけ書いたんだけど、 その内ちょいちょい直しつつ、更に他のバージョンの情報も足して行くです。

▼しかし、やっぱり韮デビが三次元のスタンダードになっちゃったのかなあ。 決してアレが「正解」という風にはなって欲しくないんだけど。 優れて個性的なデザインであることは認めるんだけど、俺が 愛する豪ちゃんの持つ、マンガ的な余裕を残した絵じゃない分、 隙がなくて感情移入できないんだよな、多分。

2003.11/1(土) 牧村「亜樹子」さん。

小説『真デビルマン』での、永井泰宇先生のネーミングは不採用になったのね。 阿木燿子さんだから亜樹子でピッタリとかワケのわからんこと考えてたのに。 「恵美」さんとなってました。

…はっ!タレちゃんのキャストは?渋谷飛鳥?(笑)

▼ショーコーくんの最終弁論やら、北朝鮮に亡命した元オウム出 家信者やら、津波来てから注意報発令された地震やら、iモードで 殺人依頼したバカ男やら色んなニュースありましたが、んなもの 吹き飛ばす『デビルマン』映画化・衝撃の公式発表より一夜。

とりあえずは、動き出した公式ページのBBS見て、FLAMEファンの JUNON嬢ちゃんたちがどのくらい観に行くかが、この映画の興行 成績を左右するだろうと深く思う。

▼てなトコで、スタッフリスト見て今更ながら納得。
デビルマンコンセプトデザイン・寺田克也
キャラクターデザイン・衣谷 遊

つーことで、おおもとの原作よりは『AMON デビルマン黙示録』 の映画化と考えた方がいい気がして来ました。それであのキャ スティング、つーのはアリだな。

寺田方面のテイストがそもそも好みでない俺としては、それだ けでこの作品にある距離をおいて、ちゃんと観客になるコトが できそうです。

▼『ネオデビルマン』でいうと、田島昭宇、寺田克也とか萩原 玲二の方のテイスト。黒田硫黄とか夢野一子の泥臭い情念系よ りはスタイリッシュ先行のように見えます。間とってヒロモト 森一ラインが近いか。

▼一おたくの俺がこんな予想するのは、おこがましいとはいえ、 あのページ数を90〜120分に収めるとした場合、原作どおりの スタート地点が切れるとは思えない。とした場合に、殊更キャ ッチーなシーンをぶつけて回想に持ち込むてのが常道だと思う んだが、するとドコから始めるのが適切でしょうかね。

1.美樹の生首
2.床屋のおっさんが「ここトコヤー」
3.30年の時が流れた…
4.雷沼の記者会見

みんなも考えてみよう!

▼といったトコロで冒頭の話に戻るが、尺考えたキャラの整理 としたら、真っ先にタレちゃん落とすと思うんだけど、さてど うなるかな。(渋谷飛鳥はミーコだろうな)

▼…とはいえ根本的なコト言えば、マンガって映像化の ソースとして描かれてるワケではないので、俺個人としては映像 化そのものを特に望んでるワケじゃないんすけどね。

でもなんですかなあ。日本のアニメ商売自体がそのマーケティングの 手堅さゆえに、人気マンガ連載即アニメ化候補、でしかなくて。 「アニメ」というメディアは、マンガをなぞる動画としか認識して いない「アニメファン」のみを育成してるんだろうなあ、とか。

そういうファンがいるコトは否定しないんだけど、映像を作るってのは それほど簡単じゃないことに対するリスペクトすらない無邪気さは勘弁。


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