駄位納密苦日記2003年10月

2003.10/31(金) 実写映画『デビルマン』制作会見。

▼10月最後になって、前から聞こえては来ていた噂の作品が ついに制作発表。 いやー、ヒーローリメイク作が乱立する映画界でオリジナ ルヒーローを打ち出す東映さん!おもしろそうだね!

哀川翔がうだつの上がらないサラリーマンと、アツいシマウ マスーツのヒーローを演じ分ける『ゼブラーマン』!監督は 三池アニキだ!

…でなくて。

▼サトエリ・ハニーの予告編がリアルガイドにて公開されて ますよ。『プレイガール』と『フリクリ』つーかダイコンフ ィルムでしょうかな。例え庵野監督が否定しても。や、この テイスト好きですよー。サトエリの名乗りもコレ聴く限りス テキ。楽しみになりました。

そういや『ハイパードール』『東京爆発娘』の伊藤伸平が新 雑誌で描くコミカライズも楽しみ楽しみ。このヒトの間は実 に好きです。

▼で、本題。なんで明と了の関係だけに目が行くのよ。あく まで、美樹を守ろうとする明があるから『デビルマン』のエ ロチシズムは成立してるんだろうが!おうっ?あのキャステ ィングで「俺とお前は影と光…」とか抜かしたらタダじゃお かねえからな!(FLAMEファンにはイイのかも知れんけど)

メタモルフォーゼ後は徹頭徹尾、あの調子なんでしょうか? テレビ画面にダウンコンバートされた劇場映画向きCGてのは、 大概褪せて見えるものだが、ちょっと…なあ。

てか、なーんでボブ・サップで話題性が上がると思うのだ?

…少なくとも36歳のむさくるしいおっさん向けに作ってく れないだろうコトは想像してましたが。「そうか、アイドル ムービーだったのね」…とならない映像は求めたいところ。 アイドルムービーというジャンル自体を否定するものではな いが(好きな作品あるし)、アイドルムービーに毛が生えた 程度のものだと許さん。

ね、『BE BOP HIGH SCHOOL』『ピンチランナー』の那須博之監督!
ね、『月の夜星の朝』脚本の那須真智子先生!

2003.10/28(火) GBAがね。

10Kより高いって、実は今回調べるまで知らなかったの。 ソフト込み込みで2万近い出費覚悟する勇気がないの。

…そうでなくとも11月には『ゲッターロボG』箱出るし、 金魂Gも控えてるし、所詮財布が寒い懐古おたくジジイ はそっちに紐を緩めようかと思ってるところなの。ああ。

▼『けっこう仮面P(ピーチ)』第二部開始。
「週刊ヤングマガジン」11/10(48)号にて再開。なんか 『ハトの旋律』やりたいのかこの作者は、というカンジ。 カラッとしたアッタマ悪いキャラって、実は興味なかっ た人たちなのかなあ。

豪ちゃんの原作が基本的に「そこ」を飛び越えてたから こそ弾けていたのに対し、あえて「そこ」に言及した以 上、ウジウジしたものにならないことを祈る。

「そこ」ってなぁ、もちろん「顔を隠して云々」な。

▼星野監督、いい夢見せて頂き誠にありがとうございました。

2003.10/24(金) 『神州纐纈城』は出ないけど。

▼「乱 TWINS増刊『戦国武将列伝』」(リイド社)。
何だか軽く検索掛けると、「リード社」と書いてる例があまりに多く て、気分はもう『ウルトラマンセブン』。

なんてこたさておき、豪ちゃんの『〜独眼の竜〜 伊達政宗』掲載。 風呂シーンなんかは、ちーとばかり『戦群』を髣髴とさせる展開もあ り、いやこちらがむしろイメージソースなのかなど思うことアリ。

かつて『ズバ蛮』や『黒の獅士』、『戦群』に至るまで「歴史なんて 屁でもねーでガス!」てな勢いのマンガが多かった豪ちゃんだけに、 制約の多い史実モノで、豪ちゃんチックなとっかかりをどう見つけて くれるのかと思ってたりしたんだけど。アタマでカマしてケツで「ゆ くぜ!」感漂うところが…いやいや。

それでも政宗元服のくだりは、史実として奥州第一だった人という中 で、「らしさ」が出てたのではないでしょか。歯ぁムキながら笑うさ まは豪キャラですよ、やっぱし。

…どうやら次号予告見る限り、続編アリかな?

▼書き忘れ。本誌「コミック乱」では壮野睦シナリオ、篠原とおる! マンガの『白浪二人羽織 天下頂戴!』も始まってますな。三流怪盗 いなすスタートは、時代劇『キャッツ・アイ』(というと問題あるが、 そういうのが近いだろ)ぽくて良し。篠原先生の絵は、妙に日本人体 型で俺は好きな色っぽさ。

つーか、「乱 TWINS」の『フォトガラ屋彦馬』(作画・三山のぼる) もあって、時ならぬむらまつり関連ラッシュで、嬉しい次第。

▼も一つ書き忘れ。「WEEKLYファミ通」10/24号にて豪ちゃん賢ちゃん 2ショットインタビュー1ページアリ。ま、GBA『豪翔伝』パブ以上のも のではないのですが、近年貴重な両巨頭の2ショットカラー写真をブロ マイド気分でゲット。

『豪翔伝』のでも画面見る限り、けっこう色んな時代の絵柄が混じっ てるみたいなんだけど、ハニー辺りの息の長いのになると、旧絵柄と 新絵柄が並ぶとどうなんでしょ。ま、それもアリの人間しか狩らんか?

▼そういえば、ダイナミックとは全く関係ないのですが、ZERRY藤尾が 「COMICポプリクラブ」にて連載(!)開始。初回はイヤな予感が的中 するさわやかな白さ。とりあえず載ったことに感激してみたりして。

2003.10/19(日) 今月の反抗期。

「チャンピオンRED」(秋田書店)、出ておりました。付録つけると 立ち読みが減り、売り物の本が荒れない一方で売れ行きも落ちやしな いかと心配しないでもないのですが。いやこの雑誌に限らず、ホビー 誌なんかもね(ガンオタ誌除く)。

…『豪翔伝』読プレ。ソフト買うのは抵抗ないが問題はGBA。出すか。

▼今月の『真説 魔獣戦線』。
俺は最初の研究所爆破にて、静江さんは慎ちゃんに取り込まれたもの だ、と思ってたので前回の登場は一瞬ピンと来てなかったんですが、 そういう細かいことには拘ってはいけないのかも知れませぬ。

ともあれ、源三さんは研究所を後にする時、静江細胞も持ち去ってお ったんですなあ。予測どおりの鬼畜実験しててくれて、嬉しい限り。

息子さんも、前号のエンタテインメント展開シカトして、慎吾ちゃん 秒殺。流石に静江さん出現で余裕が消えたのか。「母親面するなあ〜」 の絵は額に入れたいくらいです。

…それにしても、精密機器をぶっ叩いて直したいという欲望、ありま すことよのお。

▼今月の『降魔伝 手天童子』。
一々比較されるのも夏元先生迷惑でしょうが、『凄ノ王』を髣髴とさ せるバイオレンス変身。永井豪・原作っぽくなってきましたよ。

2003.10/18(土) 295656

「ニクコロコロ」と読めるが、だからどうと。>カウンタ

しかし何ですか。タレント・久保恵子氏のページには何だか いきなり『けっこう仮面』が映像化されると見えて、出演歴 に書かれてるし、先週の「週刊文春」(10/16号)の映画ペー ジには、那須博之監督&那須真知子脚本で映画企画進行中と の(>どっひゃー!『BE BOP HIGHSCHOOL』だよおい)報が 載るし。

いずれも思いっきりフライングみたいだけど、マジ?マジ? みたいな。せめて『キューティーハニー』の予告打ち始めた 辺りに出ればいい情報なのにね。

…しかし、那須監督『デビルマン』ですか。マンガでもう十 二分にお腹一杯な俺としては、下手な別メディア展開は勘弁 なんだけどなあ。『ネオデビルマン』の一本テイストなら、 まだいいんだけど。オヤジマニアの戯言。

2003.10/16(木) …どうしてくれよう。

というページを見つけた。過去話がベースなのだが、「後年調べた」 との記憶フォロー文があり、しかもそれが著しく間違っている。ぬお。

つーか、賢ちゃんL77星出身者は描いてないことを祈る。 つーか、そこはまあ、今後目にしなければいい。

▼そのページがらみでいろいろと検索してたら、俺のBBS発言をまんまパク ってある日の日記に起こしてる素敵なサイト発見。リンクページ見てたら、 そこの管理人の所属してる大学サークル(映研系)が、かつて俺が在籍して たトコだったり。うわははははは。ま、俺はソコ早々に追い出されたんだけどね。

で、そこの管理人にメールで脅し問い合わせを入れた。ま、アンタ 自分の映像作品作る時に、他人の作品の一部剽窃するのかよ、という内容 だったんだが、かなーり反省したと思しき文面で返事を寄越したので、そ れ以上の訴追は止めたのだが。

…でも言わなきゃ、そのままだったんだろうな。

※付記(2003.10.19):そこのBBS見てたら、彼の仲間と思しき人間が、 面白いコト書いてやがった。自分の過去ビデオ作にいくつかの特撮作品から カットを引き抜いて無断使用していたんだそうだ。かつて俺がそういう ことやってた時も、「実相寺風に」撮るとか「東宝風な」家爆破するとか やってたけども、今のオタどもは、パクるにしてもそのままダビっちゃうのね。

ちょっと前まで、ビデオ編集機器も学生では手が出ないほど高かったし、 なんだかんだ言って8mmとはいえフィルムの質感を愛してたてのもあって、 ビデオで自主映画ってのはありえなかったんだけど、今は積極的にビデオ なんだろう。

そういう状況鑑みると、まあ、罪の意識は薄いんだろうなあ。

※BBSではあえて挙げなかったのだが、コレ受けて一応。パクられた 発言てのは先月9/20(土) の<さらば隔月刊「石川賢」>。 「スーパーロボット マガジン」休刊を受けての一連。「隔月刊 石川賢」というフレーズからそのままコピペに近い 状態。しかもそいつ薄めの2ちゃんねらーなので、AA付けるという 改悪までやってました…ぬがああああああああああ。

2003.10/14(火) なんでしょうか、

11日に36歳になってしまった。 最近妙にケアレスミス&思い込みが目立ちます。いよいよ脳細胞が 深刻にアレし始めたんでしょうか?などと言い訳しつつ。

▼『永井豪SAGA 作品評論集』(扶桑社)。
タイトルの通り、いろんな単行本に付された各界著名人の、あとが き&解説集。色々と忙しくて、ようやく読了。まとまって読むとま た楽しいアルよ。「もう訊くコトがない」というスタートのインタ ビュー、豪ちゃんの生声っぽい編集というのは正解かも。

そりゃさておき、115ページの原稿は賢先生の作品だろうが!とか、 『マジンガーZ』がシャッフルされたのは「最初の単行本」ではな いぞとか、『ジャック・黄金都市編』初収録は豪華愛蔵版じゃなく て1985年のKCSP版からだぞとか…と、とりあえず突っ込んでおく。 ちなみに『吸血鬼狩り』の代筆担当者は西郷虹星先生だそうだぞ。

京極堂先生の『手天童子』評「裏切り者の名をうけて」はやっぱり 白眉ですなあ。

2003.10/7(火) 「WEEKLYパーゴルフ11/10増刊・コミックビッグゴルフ」。

いやあ、2号目も出て何より何より。

どうも「ビッグ」と付くだけで小学館を連想してしまいますが、 学研さんの中綴じ雑誌。今回もさわやかな笑顔が表紙を飾って ます。

ますが、永井豪・石川賢というお二人に加えて、まーた渋い設 定引っさげて、柴田昌弘先生のご登場。なにやら狙われてる気 が益々しないでもないですが、俺は打ちっ放しに二度ばかり行 ったきり、クラブは振ったコトがありません。そういやA先生 はまだ出られないですね。ムキーッ!

▼今回の『ハレンチゴルファー十べえ』。
今回は『あばしり一家』と『ハレンチ学園』の一騎討ち。ちゃ んと中学生と小学生の戦いと言い切る豪ちゃん、ステキです。

豪ちゃんヒロインの「目」にはタヌキタイプ(十べえ)とキツ ネタイプ(菊の助)が主にあるのだが、その辺りもしっかり描 き分けられていて、豪ちゃんの中でブランクもものともせず復 活してるのが伝わって来るです来るです。

何よりやっぱり単なる脱ぎ対決になるアタマ悪さが最高だぜ!

196ページの「ポロッ」とブラ取る十べえ。俺の愛する豪ちゃん マンガの汗+八の字眉+タッチ=羞恥心を達成している上、う つむき加減で非常に宜しい。今号のベストカットと言えよう。

直と吉三の影薄いのは残念だけどね。吉三の爆弾テロネタはち ょっと期待したんだけども。つーか南友もいるよ。こうなると 次はイヤハヤ十人衆との戦いも期待なんだがなあ。

▼今回の「超護流符伝ハルカ」。
言っちゃったよ言っちゃったよ「超人ハルカ」。ダジャレなん だろうなあ、とは思ってたけども。世界征服を目論むシャルロ のアンちゃん、髪切って再登場?「飴」と「罠」の違いはある が。ヘリを一発のゴルフボールで叩き落すパワー健在ナリ。

日本のゴルフ場平和のために戦う、心に鬼を飼う男ってのも大 概だが、その主人公・ハルカの卑怯な勝ちっぷりに、歓喜の声 を上げてしまうぜよ。頑張って美女を手にして欲しいものです。

…ところで、トビラのナイスな人々は今後のライバル(予定) だろうか?あくまで(予定)だろうけど。


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