駄位納密苦日記2003年1月

2003.1/31(金) 今週の『ハニ天』。

いやいやいや色々あって、遅くなっちまいました。まあ今週は つなぎ話なんで、あんまし見所なかったつーのもあるんだけど。

てーか青子さん、久ちゃんシカトしてまで黒キューに頼む「後」 とは一体何なんだろうか。主役の座か?

2003.1/24(金) 『永井豪 ショッキング・エッチ・コレクション』(講談社)。

原著作・永井豪
作・セクシーファンタジー・ライティングスタッフ。

ぐはあ。こういう切り口が商業出版でされてしまうってのは、 商魂逞しいというか、なんというか。冒頭基本的にエロに絞っ たインタビューは楽しいです。

しかし、マンガの部分だけを切り出して懇切丁寧に分類される と、それはそうだけど…と、例えばエロビデオ見てたら、「抜 きどころ」なんつーランプが点いたかのような、妙な気になり ますな。解説が独り善がりなんすよ。(まあズリネタだか ら致し方ないか…)

「豪ちゃんありがとう・俺のヰタ・セクスアリス」 シーンの内、弁天ゆりの「猫じゃ猫じゃ」と、高橋真弓の「タコ責め」 が収録されてるのは当然。

だけども、「タコ責め」の解説で、まず映画の『北斎漫画』か ら入るのは違うでしょ。それより当の浮世絵から入るべきなん じゃねーの?触手モノってジャンルは古いわけだし。タコの足 をペニスにだけ特化して解釈するのもちと貧弱な発想だよね。 (なぜ、あえて吸盤のついているタコを選んでるのか!)

で、あの回は「もっと遅くてもよかったのに」(大意)という オチこそ効いてるのに、そこまで言及しないで俺妄想だけ語ら れてもねえ。

…しかし何より、俺のもう一つの「ヰタ・セクスアリス」シー ン、『あばしり一家』「吉三の美人地獄編」(秋田CC・3巻) での、りょう子ちゃん陵辱シーンがねーじゃねーか!最後は 木から吊るされて「ご自由に見学して下さい」の貼り紙だぜ! 賢ちゃんがペン入れしてるてのもあるけどもさ。

▼というわけで、かつて問題になったフットワーク出版の 『永井豪悪魔&バイオレンス解析書』みてえなマネを本家なら やっていいわけ?と内容の浅さに溜息をつきながら、豪ちゃん インタビューに600円、カバーの装丁に399円、後のページに1円。

2003.1/23(木) 正しい宣伝の方法。

「akihara」という名義で、
>永井豪マンガの中国版を通販しているサイトを見つけました。
との書き込みがある。行ってみれば「草沁苑」という名前は聞いたコト がある中国語マンガ輸入業者さん。

で、その日アチコチのダイナミックサイトで、「akihara」ないし 「秋原」名義で同一のコピペ見っけ。で、ご丁寧にもメールアドレス 貼っつけてくれてるんだけど、何のこたあない、その「草沁苑」の 管理人メールアドレスと同一。何で堂々と業者と名乗らずに、こういう 中途半端に手の混んだことをしようとするのですかね。

いやー、俺んち別に営業書き込みするなとはゆーてないんだけどね。

いや、海外版て中々現地行っても、土地鑑&その種のアンテナがない と見つけられないもんだから、輸入代行業者の方はありがたいんで すよ。草沁苑さんは信用あると聞いていたので、どうせなら変に偽装 しないで、堂々と書き込んで頂きたかったなあ。残念。情報としては 有益だってのにさ。

この文面、ウチに「台湾狩り」まであるってーのに、少しも触れてない のはコンテンツ見てないのかシカトしてるのか、のどっちかだやね。 バカにしている。逆にコレが業者でなく普通の人なら、むしろ当然 ウチにそういうコンテンツがあるからこそ書いてくれたのか、なんて ちっといい気にもなれるってもんなのにな。

いっそはっきり「永井豪マンガの中国版を通販するサイトを運営しています」 として頂けてれば、何ら問題なかったのに。ちょっと怒りモード。

2003.1/22(水) 今週の『ハニ天』。

事務所4台目のテレビ登場。プラズマかな、やっぱり未来だし。

ちなみに最初に事務所のテレビが登場したのが、連載1年経った 53話「クロキュウ登場!」の巻(02.9/24<39>号)の久ちゃん 部屋のテレビだったり。つまり事務所が大きくなってから。 それまでは持ってなかったんかい。

その後、60話「お注射ですよー」の巻(02.11/12<46>号)で、 新事務所の応接間に結構なホームシアターセットを購入してい たらしいのが分かる。その後、70話「富士火山帯地震」の巻 (03.1/28<04>号)で、和室でコタツに入りながら、天井テレ ビをご覧になっている青子様。

ニャンコマークが立体化、ライトアップされてるだけじゃ なくて、コマゴマと金遣ってますぜ。

2003.1/19(日) 今月の「隔月刊 石川賢」。

ミミズだーって オケラだーって アメンボだーってー♪ みんなみんな期待してます。アンドロメダ流国の「流」と、 流 拓馬の「流」って関係あるのかな。

前回・今回とで帝王ゴールの血を引き、尚のこと人体実験によって 生まれたフリークスであるという、カムイに関する秘密が明かされ、 ようやくこの話のお膳立てが整った風情。そうじゃないかそうじゃないか、 とまあ期待通りなのだが、その設定のご開陳がやっぱりきっちり演出され てると楽しいものです。

その演出、「旬」の北朝鮮ネタが巧いことアレンジされて入って来ましたねー。 ココで入れんでどうする!てカンジですか。ああ、隔月刊なのが たまらなく残念です。でなければ、もう少し今日的な話に展開し ていた気もするが…まああんまし社会派になっても困るしいーか。

ただ賢アニィ、生しぼり薦めるのはいいけど、CMネタは風化しますぜ(笑)

▼今月の『マジンカイザー』。
ざーんーこーくーな てんしーの(以下略)

2003.1/18(土) 今月の「チャンピオンRED」『魔獣』アニメ情報。

…ああ、静江さん、なんていうお姿に。ほろほろほろ。

▼つーわけで『真説 魔獣戦線』6回目。一度言ってみてえなあ。
「こんなものは… ほっといてもすぐ治る!!」

今回の慎一さんは、「袋詰め+簡易ガス室」というどビックリな 格闘見せてくださいました。哀れコウモリさん。その上、ようや く話が本題に入ってきたよーです。

それにしても、富三郎は?富三郎は?…つづく。

▼今月の『降魔伝 手天童子』。
豪ちゃんの原作も、大概ケレン味で引っ張って、謎そのものの 全貌は中々見えないマンガだったけど、それでも主人公が何か をクリアしていくことで、個々は納得するエピソードの連続だ ったが、こちらは、主人公に感情移入できないまま、謎の引っ 張りで次回送り次回送り。

ちょっとそろそろ、引っ張りに飽きて来ましたねー。

▼そして。
今月は賢ちゃん、連載以外にもう1ページ。これがあるから、 雑誌チェックはゆめゆめ疎かに出来ないのであった。

2003.1/16(木) チト更新。

テレビアニメ『デビルマン』コーナー、14話。この回は、様々な 裏事情が非常にスリリングなので、どうしても作品そのものよりも そっちへ話が行きがち…なので、何とか話の流れに沿うよう気をつけましたさ。

2003.1/15(水) ロボット開発実証実験特区。

小泉首相が、「構造改革の一環」と強気で言ってる割には、 一向にこの国をどこへ向けるのか分からん「特区」のお話。 二回目の募集にさすがに「名物村おこし系」は鳴りを潜めたのか、 あんましニュースには出てなかったっすな。

ちょっとしたニュースでは、福岡氏と北九州市で「ロボット開発 実証実験特区」を提唱。何しろロボットアニメのツッコミどころだった、 「免許なくていいのかよ」とか「道路交通法は適用外なのかよ」なんて のを、至極真面目にクリアにして、実験を街中でできるように、つーこ とらしい。

というワケで、世界征服を企むロボット工学のキチガイ科学者の皆さん! 引っ越すなら福岡っすよ。今ならやり放題。早くダブラスM2見せてくれ。 (この記事によると、今のところ、機械獣が道に飛び出すことはおろか、 バードスの杖を持っていても違法らしいし)

▼さてそんな中、今のところ表立っては話せない強烈なニュースを 某氏より頂く。余りのショックに言葉が出ないという体験は 久しぶりだ(笑)

2003.1/14(火) 今週の『ハニ天』。

新章突入。水槽の中(あるいは海の外?)のマーメドゥーサ様 がちょっとステキ。一時期人間の表情に近づきかけたけど、ま た最近は、お魚らしい死んだ目になっててOK。髪なでたらむに ゅむにゅしてるんだろうな。嫌だ嫌だ。

今週一番のトピックはあの新看板の後ろはどうなってるか、と いうコトだったり。鳩の巣にならないコトを祈る。(やっぱり 久ちゃんが掃除させられてるんだろうか)

…次号、石川賢先生の別荘は、無事なのか?

2003.1/12(日) アニデビ更新。

13話だけになってしまったが。ようやく1/3まで来ました。かつて 2002年中に終了…てな公約を書いてしまったような気もしますが、 まあ良かろう。

あと、以前掲示板(一部メール)にて頂いたデビ語りをまとめてア ップ。デビトップの一番下から行けます。

▼深作欣二監督逝去。

言うまでもない名匠、逝く。合掌。ダイナミック的にも、賢ちゃん作 品に多大なる影響を与えていた。

特に『極道兵器』の将造アニィは、名前が『仁義なき戦い』シリーズ の菅原文太アニィの役名、広能昌三から取られ、お姿は『仁義なき戦 い・広島死闘篇』(第2作)のサニ千葉演じる大友勝利から引用されて いる。

深作監督のお陰で、俺の中では天草四郎は絶対ジュリーだし、 柳生十兵衛は千葉ちゃんだし、「宇宙」といえば「メッセージ」 だしな。

色々言われたが、俺『バトル・ロワイアル』も結構好きだったのよ。 パート2がどうなるか…と言う時だったので、非常に残念。(息子さん が撮るけどさ)ともあれ、再度合掌。

▼しかし、ウチとか他所でも見るのだけど、雑談コミュニケーショ ン用の掲示板と目的特化型(Q&Aとかね)の掲示板の両方が並んでる サイトで、なぜあえて特化型掲示板でコミュニケーションをしよう という輩が出るのか。

そういう人物に解答したところで、まともに受け取ってくれている のか、非常に危惧するところだったり。サイト管理者の意図を少な くとも感じてないことになるよなあ。

2003.1/7(火) 2003年最初の『ハニ天』。

刺身もいいけど、沖漬けとか酒盗とか。いやあ、冬はやっぱり 美味いもんが多くて嬉しいよねー。とか言ってる俺は海のない 県育ちだったりするが。

今回ってある意味、70年代を正統に引き継いだ、最もスタンダ ードなエピソードだったんじゃないでしょうか。ハニーをおび き寄せ、色んな仕掛けでアレして。海藻パンサーが程よく気色 悪い「カサカサ感」しててイイですなあ。何より貞子ちゃんが 殊勲賞だけども。海外ホラーの定番やっててOK。

しかも珍しく(こらこら)キチンとオチまでついてるよ。 轟わたるさん、なんかほのぼのしてますなあ。90年代の一時期 が波乱に満ちただけなのか。

2003.1/6(月) 年始思うことつらつらと。

年末年始、ダイナミックとウルトラの商戦にうまうまと乗って しまった。イヤ別に反省はしないよ、楽しいからね。

…これで携帯の機種変更と愛車のオイル交換他諸々がなかったら、 もっと行ってしまっていたやも知れぬ。くわばらくわばら。

▼それにしても年始早々堅皇ちゃんと電話で話してもいたのだが。

「信者」呼ばわりされるじゃないっすか、往々にして永井豪マ ニアって。で、そういうのがなーんとなく聞こえてはいるもの の、そう言われるのは分かってるから聞こえないツラして日頃 やってはいるんだけどさ。

「石を投げればダイナミック探求者」なんつってへらへら笑っ てるヤツ古本屋で横目に見ながらさあ。あと、『デビルマン』 くらいにしかシンパシー見出せなかった半可通マンガ読みが、 「それだけ」作家みたいないい方するのとかさ。

そういうこと見聞するとやっぱし思うのは、「つまんないコト も楽しみの内なんだってば」なんだけど、「だからそれが信者 の証拠でしょーが」って言われるんでしょうなあ。

ただそこで俺はナニが違うのかというと、ある短編が妙にハマ ってなくて、明らかに以後には繋がるかも知らんが、ハズした 作品だった場合(くどい言い方だが具体的に書きたくねーんだ よ)「おめーらがつまらんだろうコトは百も承知だし、俺もつ まらん。だからといって『終わった』の『ナニが面白い?』の と言われる筋合いはない」つーかさ。

それでも「愛せるところが見つけられるから」おたくやってる んじゃねーかよ。

究極は「マンガ史的評価」とか「今日的か否か」とかっていう のが二の次なんだな。ソレを軸に評論家ぶるのもおたくとして は手だけども、そんなのは俺の望むところじゃないっていうこ となんだよな。

そういうことは十二分に客観的に見た上での、ファナティック な偏った行動に身を任せる快感が「おたく」なんじゃねーの? とまあそう考えながら、今年も『ビバ!ダイナミック』はやっ て行くワケなのだ。

なんてなことくどくどしく言ってるけど、どーせ通じるヒトに は通じるし、言っても分からんヤツには通じないんだとは思い つつ。まあ年始なんで、チトくどいコト書いてみましたさ。

2003.1/5(日) いやー『ドリーマン』30周年だね!

しかも夏には『バイオレンスジャック』30周年だね! 『ドロロンえん魔くん』『キューティーハニー』もでしょ、 賢ちゃん的には『ウルトラマンタロウ』もだな。

改めまして本年もよろしくお願い致します。


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