デッドニング準備


フロントドアのデッドニングで十分な効果を実感できたので、リアドアにもデッドニングを施行することにしました。要領はフロントドアとほとんど変わりません。

今回もヤフオクでデッドニングキットを購入しました。デッドニングに必要な部材が以下の通り一通り揃ってます。
・インナーパネル用制振シート(レジェトレックス)
・アウターパネル用制振シート
・吸音シート
・防音テープ(エプトシーラー)
・デッドニング用前処理剤
・デッドニング用ヘラ
・配線チューブ(50cm)
・取り扱い説明ビデオテープ
・デッドニングガイダンス

キット以外で用意したものは
・シリコンオフ(パーツクリーナーでもいいみたいです)
・さめ止め剤(スプレーグリースでもいいみたいです)
・ガムテープ
といったところです。

工具は一通り用意して作業にあたりましたが、ドアの内張りを剥がす必要があるので、内張り剥がし(カー用品店で売ってます)は用意しておいた方がいいと思います。また、シートをカットする必要がありますので、はさみやカッターは必須です。



ドアの内張りはがし



デッドニング作業にあたっては、とにかくまずはドアの内張りを外す必要があります。

ドアガーニッシュはピンで2箇所が留まっているだけですので、内張りはがしを使って外しました(写真1枚目)。ドアノブの部分は、細いドライバー(私は精密ドライバーを使いました)等を使ってツメを外しながらカバーを取ると、2箇所ネジが出てきますので、両方とも外しました(写真2枚目)。ドア取っ手部分はゴムのカバーが置いてあるだけなのでマイナスドライバー等を使ってカバーを外すと、一箇所ネジが止まってますのでこちらも外しました(写真3枚目)。

あとは、ドア外周部に沿ってピンが止まっているだけですので、内張りはがしを使って慎重に外していきます。

全てのピンをはずしたら、上に持ち上げるように外すと内張りが取れます。ただし、内部にコネクターやカーテシランプのソケット等がはまってますので、内張りを持ったままこれらを全て外す必要があります。なお、カーテシランプの配線が内張りの途中にピンとネジ2本(写真4枚目)で止まってますので、こちらを外すのを忘れよう注意してください。

全てのコネクター類を外したら、内張りを取り外せます。当面作業には必要ないので、外した内張りは適当な場所においておきました。



デッドニング前作業

内張りをはずすとドアノブがあった周辺にステーがネジ止めされてましたので、これを外しました。スピーカーも取り外します。あとは、防水ビニールシートを丁寧に剥がしていきます。剥がした後には、インナーパネルに粘着剤が残ります。これをガムテープ等も使いながら、きれいに取り除きました(これが結構大変でした)。作業が完了すると写真のような状態になります。

全てを外した後、シリコンオフ等を使いながらインナーパネルおよびアウターパネルについている余分な水分や油分、汚れをきれいに落としました。最後にデッドニング前処理剤を使って全体を拭きました。



アウターパネルのデッドニング
ここから先はデッドニングキットを購入された方には、ビデオテープの方が詳しく解説されてますので、そちらの方が参考になると思います。写真も少ないですが、ご参考程度にレポートします。

次にアウターパネルに制振シートを貼りました。サイドインパクトビームを避けて、適当な大きさにカットした制振シートをアウターパネルに貼り付けてました。ヘラを使って空気を抜きながら、十分に圧着しました。次に、スピーカーまわりを中心に、制振シートの上から吸音シートを貼り付けました。全てのシートを貼り付けたら、アウターパネルが錆びないように、ドア下部を中心に錆び止めのスプレーを十分に吹き付けました。



インナーパネルのデッドニング


アウターパネルの作業が終わったら、インナーパネル側の穴の大きさに合わせてカットした制振シート(レジェトレックス)を穴を塞ぐようにして貼り付けました。

なお、ドアノブのワイヤー等可動部には配線チューブ(コルゲートチューブ)を使って処理をしておきました。

スピーカー周りは制振材(レジェトリックス)を穴に強く押し当てておおまかな型を取り、スピーカー穴の部分だけ穴を開けて、貼り付けました。

また、ドアのインナーパネルショルダー部や外周部には防音テープ(エプトシーラー)を貼り付けました。

以上で制振材の貼り付けは完了です(写真1、2枚目)。

次に今回はバッフルボードは使わず(お金がなかったので)、元々使っていたプラスチックの純正アタッチメントを取り付けました(写真3枚目)。



最終仕上げ

スピーカーを装着しました。配線を繋いで、純正アタッチメントにネジ止めして完了です(写真1枚目)。
配線を忘れないように気をつけてください(^^)



内張り
内張り側に吸音材(ニードルフェルト)を貼りました。ヤフオクで1m280円で買ったものを適当な大きさにカットして両面テープで貼り付けました。

最初は下のドアポケット部にもはってみたのですが、10mmのニードルフェルトだとドアパネルにあたってしまい内張りの取り付け時に干渉したので写真の位置だけにしました。



作業完了
後は、ドアの内張りを元に戻して作業完了です!

内張りを元に戻す時には、外したステーや、コネクター等を全て元に戻したことをひとつひとつ確認しながら作業を進めないと後でやり直すことになるので注意が必要です。

デッドニングは、作業に結構時間がかかると思いますので、時間に余裕がある時に作業をした方がいいと思います。また遅くから作業を始めると日暮れが気になりますので、早めにスタートしましょう。実際、私の場合、途中で日が暮れました...。

結果については大満足です。リアドアも施行した結果、雨の日でも車内がより静かになりました。また、ボリュームを上げた時のビビリ音もほとんど感じられなくなり、低音の厚みもさらに増した気がします。手間はかかりますがお勧めです。




RB Odyssey パーツ館−デッドニング



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