試乗記



いろんなクルマを試乗させてもらった感想です。
あくまでも私の主観ですんで、良くない内容でも気を悪くしないで下さいね。(^^;

デミオ

(2001. 5. 4)

これはディーラーの試乗車ではありません。GWを利用して高野龍神スカイライン〜渡瀬温泉へ遊びに行った時に、友人の女の子が所有するクルマを運転させて貰いました。

買ってから2年,27,000キロを走ってるクルマで、排気量も小さい方の1300cc、タコメータも付いてないグレードのクルマだったのですが、いやはや、ホントに良いクルマでした。

まず、ハンドリングとハンドルの操舵感が素晴らしい。165/70-13なんていう現在では心許ない位に細いタイヤを履いてるせいで決して限界は高くないのですが、ハンドルを切る角度に比例して自然な反力が出るうえに路面の情報がハッキリとハンドルに伝わってきます。ハンドルの舵角に対するクルマの動きも正確で、狙ったラインにちゃんと乗せて走ることができます。また、ロールの仕方も漸進的でゆったりと深いロールを許す設定になってて、いきなりグラッとくるようなことがありません。限界付近でもだらだらとアンダーが出るだけではなくて、アクセルの開閉にちゃんと反応してじんわりと前輪が戻ってくれます。
エンジンのパワーが無いので登りでは遅いですが、下りでは相当に速いペースを保って走ることができ、安心して山道を走破することができました。
シートの造りも素晴らしい。この日は山道ばかり300キロを走ったのですが、最後まで「お尻が痛い」とか「腰が重い」とかいう症状は全く出ませんでした。
この、ハンドルの操舵感,シートの良さについては、某国内最大メーカーの2クラス上のクルマを完全に上回ってると思います。サスガはマツダ、クルマ造りの肝をよく心得てると感心しました。
唯一の欠点は、低速でちょっとゴツゴツする乗り心地だと思いますが、ハンドリングをしっかりした上で良い乗り心地を実現するには、ダンパーに相当なコストを掛けないとダメだと思うので、致し方無いでしょうね。

と、ここまで書いたところで気が付きましたが、細いタイヤと小さい排気量のエンジンで、深いロールを許しながらもしっかりしたハンドリングを実現し、広い室内と良くできたシートを持ってるのって、昔ながらのフランス車の美点そのままなんですよね。
こういうクルマが日本にもあるのを知って、ちょっと嬉しくなった一日でした。(^^)

ルーテシア

(2001. 1. 5)

日産系のルノーディーラーが奈良市内にできたので、ルーテシアRSの情報を入手するついでにルーテシアRXE(AT)に試乗してきました。

スッゲー良いです。マジ、目から鱗でした。
先ずシートがすごく良い。シートをケチってる最近のプジョーと比べると雲泥の差ですね。
走り出すと、そのハンドリングにビックリ。何て事はないタイヤを履いてるにも関わらず、ステアリングは正確に反応して、ヨーの出方もロールの仕方もすばらしく素直。人間の感覚に反するような動きをすることが全く無いので、運転しててすごく安心できます。
で、乗り心地も大したもんです。柔らかい中にもしっかりとした芯があるという感じで、ハンドリングの正確さを考えるとバランスポイントはすごく高いと思いますね。
唯一、エンジンだけは、もうちょっと低速域のトルクが欲しいような気がしましたが、これはちゃんとアクセルを踏んで回転数を上げれば解決する問題なんで、良しとしましょう。(笑)

正直な話、運転するといつも違和感のある206よりも、運転してしっくりときました。
ルノー侮り難しという感じでしょうか。
RSにも試乗したくなってしまいました。

MR-S

(1999.10.24)

今日、YMへ行ったら、すぐ近くのトヨタVISTAでMR−Sの試乗会をやってたんで、「こりゃラッキー」と試乗してきました。

なかなか良いっすよー >MR−S

トヨタのクルマなんで、細かいところを言えば、エンジンのレスポンスがいまいちとか、キャスターアクションが弱くてステアリングの操舵力&保舵力が軽すぎて物足りないとか、スポーツカーとして見ると気になるところはあるんですが、それ以上に「青天井」と「動きの軽さ」の魅力の方が上回ってて、すっごく気持ち良いクルマになってます。
#ホントに鼻先の動きはめちゃめちゃ軽いです。

何よりもビックリしたのは、乗り味がすごくプジョーに似てるということ。
駆動方式もエンジンの位置も全然違うのに、クルマの動き方や路面の凹凸のいなし方がプジョーにそっくりで、全然違和感無く運転できました。
#206S16よりもずっとしっくり来た。

町中をちょこっと運転しただけなんで、山道を走ってどうかというのは全然わかりませんが、少なくとも気持ちよく走れるクルマであるのは間違いないと思いますね。

ワタシ的には「ホンダBEATをちょっと大きくした」という表現がピッタリ来るような感じで、その「ノリ」の軽さがすごく気に入りました。

やっぱ、クルマは1トン以下に限るっすねぃ。;-)

206S16

(1999.9.12)

先日、ディーラーから「206S16の試乗車が来る」という連絡があったので、今日、ディーラーに行って乗ってきました。

連絡があったときに「ショックを受けるかもしれんから、心して来るように」と言われてたので、さぞすごいクルマなんだろうと思って「106S16に試乗したときみたいにハマっちゃったら困るなぁ」とか考えながら、いそいそと出かけたのですが...

結論から言うと、私にとっては「別に欲しくないクルマやな」です。

全てにおいてシャキッとしたところが全然無くて、エンジンのレスポンスも操縦性もモサーっとしてて、運転してる本人の意識と1テンポずれちゃいます。
なんだか、VWのPOLOかGOLFにでも乗ってるような感じ。
少なくとも、「S16」という名前から想像するスポーティさとは全く無縁な感じのするクルマでした。
雑誌とかには「安定志向の味付け」とかよく書いてありますが、実際に乗ってみて「雑誌はハッキリと書けないんだなぁ」と認識した次第です。

あと、今まで1〜6クラスまでいろんなプジョーに試乗させて貰ってきて、プジョーって大きいのから小さいのまで運転したときの感覚が全く同じで乗り換えてもすぐに馴染めるところが大したもんだと思ってたんですが、この点でも206S16は違ってました。
具体的にどこがどう違うとは断言できないんですが、ハンドルを切ったときのロールの仕方とかヨーの出方とかの感覚が他のプジョーとは全然違うんですよね。
この違和感は、プジョーが大好きな私にとっては決定的に我慢できませんでした。

前に、XTの1.4ATに試乗させて貰ったときには、「素」の仏車らしい味にそれなりに感銘を受けたのですが、S16に関しては「???」です。
S16の後でXSの1.6MTにも試乗させて貰ったのですが、私にとってはこっちの方がまだ遙かにスポーティで気持ちよく運転できました。

ちなみに、連絡をくれたときに「ショックを受ける」とディーラーの人が言ったのは、こういう感想を持つだろうという事を見越しての発言だったようです。
#営業の人も、相当にガックリ来てるらしい。(^^;

個人的には、欲しくならなくてホッとしました。(^^;;;


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