1998.8.19(水)のなりゆき師匠のメールから


 最近の私のゴルフを話します。毎年2回のアマチュア選手権にエントリーしています。1回目は、4月のパブリック選手権です。全国のパブリックゴルフ場で開催されています。新潟県の予選通過枠は、なんと5人です。予選通過スコアは、77くらいです。私の実力は、当然無理です。しかし、ここに出るといつもいい勉強をして来れるので、なるべく出ることにしています。

 今年のスコアは、86でした。ラフ、ピンの位置、すごく難しくとても70台は難しいです。86は、42と44でした。いっしょに回った人は36、37の73のトップ通過になりました。技術よりもゴルフがうまいという印象を受けました。私のゴルフをその人は、技術は完璧だけど、精神的なものとホール運びは下手と指摘されました。なかなか難しい指摘です。普段のゴルフは悪いというのです。やっぱり、ふだんから厳しいゴルフをやるべきと言うのです。最後まで決してあきらめない。どんなことがあっても、平常心で望む。集中力を最後まで保つなどです。これは出来そうで、出来ません。というより、私の場合、近くに同じような実力を持った人はいません。だから、いつも勝って当たり前のゴルフなんです。だから、競い合いという場がありません。ところが、選手権になるとすごい人ばかりが出てくるので調子が出ないです。そんな悩みがありました。

 そして、もうひとつの選手権は県アマチュア選手権です。この選手権は予選と決勝があります。県下8ゴルフ場で2000くらいがエントリーします。このうち、決勝に出られるのが、200くらいです。予選通過スコアは、およそ8オーバーくらいです。これならチャンスは私にもあります。私の選んだコースは小千谷カントリーです。ここは、グリーンが速く、山岳コースです。しかし、距離は短いので、飛ばし屋の私にとっては、セカンドが楽です。

 ここからはちょっと診断みたいになります。この小千谷カントリーはグリーンが速いので、直接グリーンに乗せることとピンをオーバーする可能性があります。そのため、知りたい距離はグリーンエッジまでの距離です。たとえば、ピンまで150ヤードでもエッジまで130ヤードで手前から逆目ということがわかっていれば、手前から攻めていった方がいいので、極端に言えば、グリーンエッジでもいいわけです。

 私の場合はピッチングウエッジで打ちます。え!150ヤードをピッチングウエッジという「からくり」がおわかりいただけると思います。マスターズを国吉さんも見たことがあると思いますけれど、乗せる位置が大切なんです。しかも選手権の時は、アドネラリンが出ます。飛びすぎるんです。しかもラフが深いんです。フライヤーも出ます。私の9アイアン最高飛距離は、160ヤード飛びました。通常は、140ヤードなので、20ヤードも飛んだことになります。今回はそんなことはありませんでしたが、フライヤーは恐ろしいのです。

 さて前置きが長くなりましたが、結局は予選落ちでした。スコアは84.通過ラインは81でした。後3つでした。でもOBを2つありました。実は、前日に練習ラウンドをやっています。その時は、78でした。当日は多少緊張してもなんとかなると思っていたんですが、やっぱりだめでした。

 OBはいずれも右へのプッシュアウトでした。国吉さんも右に出ているようですね。当てはまるかどうかわかりませんが、力を入れて、飛ばそうとすると右肩がさがり、フェースが開いてあたります。左手がしっかりしているのでスライスにはなりませんが、右に勢いよく飛び出していきます。右が下がると右へのプッシュアウトと左へのダックフックです。覚えあるでしょう!肩は常に平行に回すことを心がけてください。

 あとひとつ今日の診断は。パターです。私は、最近パターが入るようになりました。2メートルくらいのパターはまず、はずしません。それは、体の正面で打つことが出来るようになったからです。それは、グリップを逆にして、右肩を動かないようにして、肩で打つのです。そうすると、体の正面でボールを打つ感覚がわかります。実際のグリップは、普通のグリップですが。パターは近くなればなるほど右肩を動かしてはいけません。右肩が動けば、パターフェースがきちんと出ません。練習してみてください。家で出来ます。ちなみに、宍戸カントリーは私もやったことあります。たしか、78くらいであがったようです。
それではまた。GOOD LUCK!



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