秋晴れの日曜日、午前中に掃除をしたりメダカの世話をしたあと、昼ちょっとすぎから「篠山へ行って黒枝豆を買って夕食のビールのアテにする」ことだけを目的に、それ以外にはなにもめざすものなくブラブラと車で北へ走りました。 三田から篠山へぬける県道を走っていますと、たまたま35年ほど前の高校のときに自転車できたことのある「花山院」の下に出ましたので、急坂の参道を登ってお参りしてきました。 ハイティーンのころはお寺の風情や景色にとくに感じたものもなかったように思いますが、五十路ともなりますとやはり見るところも違うようで…。 右の地図の421.4mの三角点の脇にある卍印が花山院菩提寺です。 |
![]() |
|
![]() |
県道からいいかげん「だいじょうぶかいな」と思うくらいの距離を登ってようやく山門前の駐車場に着。かつてこの坂を自転車を押して登るだけの元気さがあったとは、自分ながら信じられないのでした。 振り返ればこの写真では見えにくいのですが、三田市方面の絶景。 |
|
![]() |
西国三十三カ所第二十四番札所ということもあって、ハイキングがてらの巡礼のかたがたで三々五々の人影がある境内。 しかし、人里から高く離れて静寂がベースにあります。 |
|
![]() |
花山法皇がここにおわしたという場所は、南側の谷に面したすこし小高いところにありました。 いまの時代でもとても静かな場所でありました。 |
![]() |
![]() |
もうすこしたつとおそらくとても美しい紅葉が見られると思われる境内の道。 先の寺務所でみなさんは朱印を授かっておられました。 |
|
![]() |
花山院から永沢寺へ向かう途中の峠道の途中で、かなり年季の入った萱葺き屋根の民家で喫茶を営んでいる店がありました。 秋の風が静かに吹き抜ける前庭で濃茶とわらび餅で一休み。 |
「写真とともに閑話休題」の目次へ戻る
湾処屋のホームページへ
20011014