あくまで「ゆうびんポスト」であって「郵便ポスト」ではありません。 自宅から診療所まで車で行く裏道で最初にみつけました。「丸形ポスト」ともいうようですが、なつかしい丸いポストです。ポスト本体もですが、土台の石もいい味だしています。 |
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![]() 南側に加茂神社のある小高い丘の北側斜面、最明寺川と墓地の間にある狭い道路の脇にひっそりと立っていました。この丘は加茂遺跡がある場所でもあり、うしろの栄根霊園のたたずまいもあって、なんとなくしっくりとしていました。横のサインポールと親子のよう(笑)。 それにしても川西市内にはけっこう残っています。 (2004.11) |
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川西市花屋敷1丁目34番の、阪急バス「豆坂口」バス停にあるヤツ。 うしろの道はここから「豆坂」という急な勾配を登って、いったん宝塚市に入ったあと、川西市の飛び地にある満願寺というお寺の前にいたります。この道にはかつて日本で最初のトロリーバスが走っていました。箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄)の花屋敷駅(現存せず)から、満願寺門前の「新花屋敷温泉」までを結ぶ路線。 ほぼ同じルートをいま阪急バスが走っているわけですが、ということは、この赤いヤツはトロリーバスも見ていたのでしょうか。いや、トロリーバスのほうがずっと早いのでしょうか。 付近は昔からのお屋敷街。しかし最近は代替わりできずにマンション開発される土地が目立ちます。 (2004.05) |
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川西市霞ヶ丘1丁目2番にあります。じつは上の豆坂口からここまで車ではクネクネと元は山道いま宅地内の道路を走るのですが、直線距離では400メートルくらいしかありません。 豆坂ポストはバス停の横、道路の分岐点の目立つ場所にありますが、こっちのヤツは狭いバス通りのこれまた狭い歩道に身を避けるように遠慮しつつ立っています。道路を走っているとついみおとすくらい地味なヤツ。しかも車道に尻を向けています。 こちらの道はかつて川西市街と北部の宅地を結ぶ唯一の幹線道路で、一日中ひどく渋滞していたのですが、広いバイパスが完成してからは生活道路化して、ひっそりしています(朝は裏道として走る車ですこし渋滞しますが)。 ちょっと日が当たりすぎのような豆坂氏より、霞ヶ丘氏のほうが環境にとけ込んでいるような印象を、私は持ちました。 (2004.05) |
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2004/11/23