町の風景


Patong Beach  左は3泊した「プーケット・グランドトロピカーナホテル」のあるPatong Beachの町の海岸。ここはプーケットに到着してまず立ち寄った浜。その美しさと地理的関係から想像していたのと逆に静かな海なのに驚きました。パラセールや水上バイクの勧誘のにいちゃんが寄ってきました。「高所恐怖症なんよ」と日本語で言っても通じなかった(あたりまえか)。
 右は海岸通りのバス停に停まっているPhuket Town行きの路線バス。後ろのバスはもっと粗末。しかし後日みたPhuket Townの市内バスは冷房付きの近代的なものでした。あとでいろいろ感じるのですが、この国の、今と昔の混在のひとつ。
Phuket Town 行き路線バス

日曜日のChalong Beachのにぎわい  ラチャ・ヤイ島のダイビングポイントまで私たちを運んでくれた、マリン・プロジェクトの船があるChalong Beach。一日目は日曜日で、欧米の観光ツアーと思われる人たちでごったがえしていました。不思議と日本人は、潜りに行くグループ以外ほとんど見えません。ここに集まる人は釣かダイビングかクルージングだと思われますが、日本の普通のツアーではそのようなオプションはほとんどないのでしょうか。
 小さな船は右のようにビーチに並んでいますが、クルーザークラスは沖合にある桟橋に係留されていて、そこまでは専用のバスで往復するようになっていました。
Chalong Beach

ホテルの部屋  3泊した「プーケット・グランドトロピカーナ・ホテル」の客室。なにしろ3泊朝食付往復航空料金込みで\67,000という格安ツアーでしたので、どんなホテルかと心配していましたが、新しい一流どころとはいえないまでも、部屋もサービスもそれなりにきちんとしたリゾートホテルでした。
 なによりも、このホテルは市街地にあるので足場がよく、次回もここでもいいかなという印象でした。ただし、付いている朝食はあまり満足できるものではありませんでした。バイキング形式ですが、ここで供されたタイの料理はとてもまずいと感じまして、別のページに書いたように、現地のいろいろな料理店で食べていなかったら、タイのメシはまずい、という感想を持ってしまっていたかもしれません。

 早朝に空港に着き、ツアコンにやたらぶっ飛ばすワンボックスに乗せられてホテルに送られて一息。かねてからの約束どおり、現地でダイビングインストラクターをしている通称とーしばさんと、1月に仕事を辞めたあと一ヶ月の予定で夫妻で現地に滞在しているA氏に連絡。
 朝飯を食いにいきましょうとバイクで現れた二人のうしろに乗せられて、いきなりPatong Beachの町中の交通量の多い道や路地裏を移動、この「豚メシ屋」さんに到着したのでした。
 絶品という豚メシはもう売り切れていたのが残念でしたが、まあ一種の鳥丼のようなものを賞味。各種のトッピングやインディカ米の焼きめしの味など、タイ初上陸2時間後にもうディープなプーケツトの味の洗礼を受けてしまいました。しかも値段は30バーツ、約70円というところでしょうか。
 で、その味の感想はといいますと、これはもう私にはニジュウマルだったし、この朝食の経験がその後の毎夜の現地料理をスムースに受け入れる下地になったと思えます。ところが、日本でいえば定食屋さんのようなこの店の名前を失念。場所は覚えているので再来は可能(笑)。
豚メシの定食屋

町風景  町をウロついていて見た風景。古い木造3階建ての長屋ふうのものの後ろに高層のホテル。この写真にはありませんが、左のほうには舗装されていない広場に屋台ふうの食堂や土産物屋が密集した一角。
 タイの町がどこもそうなのかは分かりませんが、この町は現代日本と私が物心ついたころの昭和30年台の日本が、その間の約半世紀をすべて含んで混在しています。つまり私には自分のこれまでの人生のすべての時期になんとなく見たことのあるような風景がごちゃまぜに出現してきます。それが、ある意味では不潔っぽいような、猥雑なようなこの町に、あまり違和感がなかった原因かもしれません。

足になったレンタカー  左はA氏が私たちのために借りて運転手をしてくれていたレンタカー。スズキの4駆ですが、かなりくたびれたもの。たしか一日700バーツとか聞きました。一日2000円弱ならオンボロでもしかたないか、と。
 右は夜なのですこし分かりにくいのですが、郊外にある大規模ショッピングセンター「Lotus」。ダイヤモンドシティ・テラスと変わらない近代的なスポットには驚いてしまいました。
 近郊にはこのようなショッピングセンターが何カ所かあるうえ、現在、きわめて大きなDuty Free Shoppersの工事も進んでいました。
深夜のスーパーマーケツト

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