プーケット国際空港


 地下のコンビニ以外の店はすべて閉まった深夜の関西国際空港で数時間待たされ、タイ国際航空のエアバスA300の狭いエコノミークラスの座席で寝不足のまま到着した早朝のプーケット国際空港。入国ゲートを写した一枚ですが、係員はなんと一人だけ。他の到着便はないとはいえ、関空からの便には数百人が乗っていたはず。
 一人の入国手続きに30秒としても1時間半くらいはかかりそうです。幸い前のほうに並んだので、30分ほどの待ちで入国できたのでありました。荷物の受け取りではとっくにベルトコンベアは止まっていました。
 とっても重い私の荷物は、誰もベルトから下ろすことなく、他の荷物は床に置かれていたのに、ポツンとベルト上に残っていました。
 この国の時間の流れをしっかりと印象づけられた第一歩であります。

 入国して空港で両替するつもりが、早朝のこととて当然まだ窓口は開いていません。同じツアー(といっても飛行機が同じというだけのシンプルなもの)の他のメンバーの入国を待つ間に撮った空港ターミナルビル。こぢんまりとしたものです。


 写真でみえるようにきれいな日本車が並んでいますが、これらは上等のタクシー。現地の車は多くがかなりくたびれたもの。タクシーも町では「トゥクトゥク」と呼ぶ軽四トラック改造のものが目立ちます。私どももかなりガタのきたワンボックスに乗せられてパトンビーチの町へと向かいました。

 こちらは最終日に撮った2階の出国フロア。こちらのほうが華やかな雰囲気がありました。午後8時ごろの出国は、世界各地向けへのラッシュらしく、ゲート待合いもごった返していました。バンコク国際空港でのトランジットが多いようで、私たちの乗ったB747は多国籍人で満席状態。
 ところで、トーシバさんに誘っていただいてビールを飲みましたが、このフロアの端にはちゃんとした英国風パブがあります。値段はすこし張りますが、なかなかいい雰囲気。ここがタイだとはちょっと感じないくらいなものですが、なぜここに正統パブがあるのか疑問だ。

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